概要
この一冊で、納税の基本が丸わかり。
高校生、田中聡は影が薄く人づきあいが苦手なこともあっていつも教室の端で机に突っ伏している孤独な男の子。気になる女の子はいるけど声はかけられないどころか、姿を目に入れることさえ叶わない。そんな彼の前にある日、「悪魔」がやってくる。
「お前の望みを言え。どんな望みも叶えてやる。お前が払う代償は……」
「魂とか言うんだろ」
「いや、地獄も最近税率が変わってだな……」
悪魔と少年が描く切ない恋愛ファンタジー。
※ 当サイトに載せられている文章の著作権は全て飯田太朗に属します。
「お前の望みを言え。どんな望みも叶えてやる。お前が払う代償は……」
「魂とか言うんだろ」
「いや、地獄も最近税率が変わってだな……」
悪魔と少年が描く切ない恋愛ファンタジー。
※ 当サイトに載せられている文章の著作権は全て飯田太朗に属します。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!不思議なぐらいに痛くて心地いい
読み終えたとき、「ふぅ」とため息が出た。
これは、「すこしふしぎ」な作品である。
ということは「SF」だといえる。
この世にあらざる姿の悪魔が出てくるのだから、
フツーに考えたら「ファンタジー」である。
読み進むうちに謎が深まっていくしずっと気になるから、
その意味では「ミステリー」である。
高校生男子を主人公にした物語だから学園モノだし、
女の子を好きになるから恋愛モノでもある。
なんだか、昨日の夜に確かに見たんだけど、
ダイナミックでスリリングで荒唐無稽な展開するんだけど、
全部をくっきり覚えてるだけど一部しか覚えてないみたいな夢。
起きたらパジャマが脂汗でべっちょり系。
そんな夢が…続きを読む