蟻の枝を読みました。夢を語ること、そしてその代償。子どもの頃のことを、わたしも思い出しました。「願い事は慎重に。かなってしまうかもしれないから」
令和6年です。 2021/11/01、Pokemon GOからピクミン・ブルームへと移行しました。が、おカネがかかるのでやめました。 令和4年10月に、広島…
純粋ゆえに残酷、熱い日差しの中での寒気。オムニバス形式でありながら、一読者として感じたのはそんな全体像でした。すべてが不思議と無限の時間にあった、幼少期の思い出。そんなものを感じさせてくれる、不…続きを読む
緻密な構造を持つ四つの短編からなる作品です。それぞれの短編は単独でも面白いですが、通して読み終わって全体像を眺めると、さらに深い奥行きがあることがわかります。端的な言葉で綴られる情景はどこか歪で、…続きを読む
この四篇の物語、特に表題にして最後を飾る「ミミのしっぽ」は、一見して何の繋がりも無いように思われますが、そこで描き出そうとしているものはある種共通した、人間の本質なのだろうと思います。個人的には…続きを読む
対象を突き放して傍観しているのにも関わらず色彩豊かな文章、多分それは書き手の言葉選びと形容の巧さによるものだろう。例えば、作中の「風が耳元で渦を巻いて音を立て、山裾まで広がる黄金の稲を揺らしていく…続きを読む
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