その枠組みを「自覚」しているか

ファンタジー。
それは、空想を自由に羽ばたかせて、想像力を存分に発揮するジャンル。
そう思っていました。いまでもそう思っています。

ただ、心のどこかで違和感はありました。
もちろん細かな設定は違うのですが、読者にイメージさせる世界観は余りにも似ている。
まるでクトゥルフ神話のように、同じ舞台設定を使うことが暗黙の了解になっているような。
そんなモヤモヤしたものの正体がハッキリしました。

その枠組みを自ら選んで、有効活用をしているのか。
その枠組みしか知らず、その中にとらわれているのか。


いつかはファンタジー小説を書いてみたいと思いながら、貴重な意見として読ませていただきました。

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