規定概念を覆すエネルギーがありますぜ!

小説はこうあらねばならない、そんな概念を吹き飛ばす物語です。

独特の語り口で、少年とアルゴの成長記録をつまびらかに表して、読み手を引き込みます。

頭の中にあふれ出る物語を全部すくいきれない歯痒さを、所々カバーする書き手の真摯な態度にも好感が持てます。

この物語は、ハギワラさまにしか絶対に描けない。

クセになってしまいそうです。

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