概要
重力波発見記念にアップしときます
とある研究都市にある、重力研究所。そこの地下施設で働く酒井の元に、素粒子研究所から、ひとりの女性が尋ねてくる。全く面識のない彼女から告げられたのは、謎の天体〈ゴースト〉を巡る、奇妙な共同研究の申し込みだった。
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- ★★★ Excellent!!!観測屋の俺が量子テレポーテーションの共同研究? 記憶にないんだが。
重力波観測装置がとらえた謎の巨大天体〈ゴースト〉。
その奇怪なデータは、時代遅れの小さな観測装置でしか
検出できなかった。あいつの正体はいったい何なんだ?
〈ゴースト〉の論文を辛くも書き上げたばかりの酒井は、
素粒子研究所の女性、ヒカルからコンタクトを受ける。
というのも、2人は共同研究をしているらしいのだが。
記憶の抜け落ちた4時間と、記憶にない共同研究テーマ。
何ともいえない違和感をいだきつつも、酒井はひとまず、
量子コンピュータと格闘してデータ解析を進めていく。
第2章と第3章の理論や実験手法の説明がとても難しいが、
酒井が「要は~~だな」とフォローを入れたりするので、
ここをど…続きを読む