あとがき

最後まで読んで頂いた方、誠にありがとうございます。

あとがきから読み始めた方……、まあ、作者がどんなヤツかを知るには、そういう手もアリでしょう。でもそれは実用書の場合には有効ですが、小説の場合は、ラストが目に入っちゃう危険が伴います。


さて、本稿は元々、SFのなんとか新人賞とかいうヤツに応募しようとして書き始めものですが、その新人賞自身が2010年には無くなってしまって、宙ぶらりんのままだった原稿です。

で、ニコニコ動画(http://www.nicovideo.jp/watch/sm14458477)で、〝量子消しゴム〟の話題を提供し、その時に『書きかけの小説があるんだけど、読みたい人います?』と聞いたところ、5名の方が『読みたい』と手を挙げてくれたので、じゃあ続きを書いてみようかと……。

まあ、きっかけはそんなモンです。要はモチベーションの問題ですね。例え5名でも、どこの馬の骨かも分からないヤツの小説を読みたいなんて、その場の適当な表明だったとしても、嬉しいものです。


ただ、実際に書いてみると、これが中々難しい。そもそも、こんな長編小説、今まで一度も書いた事がありません。……とは言いながら、実は、相対論の本は共著で出した事はあるのですが、あちらは『を如何に分かりやすく解説するか?』ということなのに対し、小説……それもSFの場合『を如何に最もらしくしたためるか?』ということなので、使う頭の部位が明らかに異なるわけです。適当に〝大風呂敷〟を広げるのは簡単ですが、後で〝最もらしく〟回収するのが大変になります。

それから、書いてて思ったのですが、登場人物が、こちらの意図通りに動いてくれません。自分で書いているのにです。困ったものです。どうしたらいいんでしょうか?


そして今、一番困っているのは、最後まで読んで頂いた方にはお分かりだと思いますが、明らかにこの物語には〝続きがある〟と考えられる事です。書いた本人もビックリです。途中、所々にそれの伏線らしきものが埋まっているのですが、意図的に埋めたつもりはありません。勝手に入ってきたという感じです。

小ネタは沢山入れました。〝そのスジの人〟が読めばニヤッとできる筈です。逆に、そうじゃないと何が何だか分からないかも知れませんね。途中にイラストでも入れられればいいんですが、私の絵はかなり残念なので……。


続きを書くかどうかは分かりませんし、それに今は、〈ハッピーエンド〉と〈バッドエンド〉がエンタングルしているんですよ。私の頭の中では。で、どうなるかは、書いてみないと分からないんですね。


……まあ、次は50人くらいの方が『読みたい』と言ってくれるなら考えます。ではでは。

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時空間エンタングル 悪紫苑 @AXION_CAVOK

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