異世界モノが多すぎる

作者 草野原々

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87人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

何から突っ込めばいいのか......何処まで突っ込めばいいのか......。数えだしたらキリが無いほどまで詰め込まれた、異世界モノのテンプレへの毒を含んだネタの数々。

何より勢いが凄すぎる。コレ、普通にコントの脚本として成立しますよね。

......そんな、電車で読むには『危険が危ない』本作。周りの目が気にならないところで是非読んでみては如何でしょうか?

★★★ Excellent!!!

WEB小説界隈に満ち溢れる異世界転生もの。
これだけ数があると「もはや異世界転生に新たな可能性は残っていないのでは……」なんてことを思ってしまいそうになりますが、そんなことはないのです。

それを象徴するような作品がこちらです。
本作はショートショート集になっており、各話ごとに様々な異世界転生が登場するのですが、どれもシチュエーションが極端かつ強烈すぎます。

1000文字で物語を完結させる必要があるので、某ソードマスターも驚きの展開で進行する物語や、主人公が最強すぎるせいで作中の強さの基準が異様な速度でインフレする物語、
普通の転生ものの展開を進めたいのに地の文がいちいち主人公の行動にケチをつけて煽ってくる物語、自意識すら存在しない牡蠣を異世界に転生させる物語……

メタフィクションから異世界もののお約束を逆手に取ったような作品まで実にバリエーション豊か。

また、どの話も短くまとまっているので、空いた時間でサラリと読めるというのも本作の大きな特徴。
短い話の中にたっぷりと注入された作者の奇想を存分にお楽しみください。

(異世界あらかると 4選/文=柿崎 憲)

★★★ Excellent!!!

これは、なんとも言えない(笑)
作者は何を思って書いたのでしょうか?
兎に角、これほどのアイデアが浮かぶことに驚きです。

どの話の主人公、地の文、女神、脇役、そして極め付けの牡蠣も、個性的すぎです。
牡蠣……。なぜ牡蠣なんでしょうかね。
また、皮肉が牡蠣のノロウィルスのように話に混ざり合っていて、面白いです。

もっと読みたいです。

★★★ Excellent!!!

今の異世界モノを風刺しまくって、笑いを取るだけでなく自分達の作風に一石を投じる作品でためにもなります。
これから異世界モノをつくろうとする人に、オススメです。ハーレムやチートに突っ走る前に、自分の作品を今一度見直すいい機会になります。

個人的には、牡蠣と最強すぎるがオススメです。

★★★ Excellent!!!

Web小説の人気ジャンルのひとつである異世界転移/転生もの。
数多ある作品の中で如何に他作品と差別化が図られるかというのは書き手にとって手腕が問われるところですが、その問いをネタ的にとことん突き詰めたのが本作品です。
読み手としてはとにかくバラエティの豊かさが面白く、また書き手としては条件付けされた中での発想の妙に唸らされます。
適度に皮肉がきいており、それでいてそれぞれに独特の読後感があります。
おススメです。

★★★ Excellent!!!

 最初の話を読んだ瞬間に腹筋崩壊するかと思いました。
 なんというか……皮肉もこもってますけど、よく話が出来ていると思いましたね。千文字でカタヲツケナケレバならない場合になるとまぁ……ざっくり物語の全貌をああしないといけないですね。ある意味的を射ている作品だと思いました。

★★★ Excellent!!!

すごい作品を見つけてしまいました。

途方もないアイロニーと
それを支える膨大な知識。
さらには、適切に選択され配置された
コトバたちの群れ……。

「異世界モノ」が好きな人も苦手な人も
抱腹絶倒、必ず笑えるお話です。
これこそ、隠れた傑作だと思います。

ホントにすごい。楽しい。喝采です。

★★ Very Good!!

お、これ面白いな、でもまぁありがちな発想かな……おっと通販か、これはツボったな。地、地の文とコントとかありか!?いつか息切れするだろうと思ってたら何これ尻上がりに面白いんだけど!!??最弱にいたっては読み進めるたびに爆笑しちゃったんだけど!?!?

文章だけでこんな笑ったのは初めてです。作者氏を尊敬するレベル。

★★ Very Good!!

ファンタジーには無限の可能性があったはずなのに、いつからテンプレートに囚われだしたんだろうか、と考えさせられました。

人の数だけ世界はあるのに、見飽きた展開なんて間違っても有り得ない筈なんです。

ファンタジー=理想とするから似たり寄ったりになるんですよね。

異世界は決して現実逃避の道具じゃないということに早く気付いて欲しいものです。

★★ Very Good!!

横浜駅や妹なんざ、どうでもいい。それより異世界転生が増殖しすぎである。投稿小説の半分近くが異世界転生だと言っても過言ではない。さらにあとの二割もファンタジー。
 こうなったら、みんなで《異世界転生党》とか作って、次の衆議院選挙に打って出てみるのはどうでしょう? みんなで冒険者の格好をして、街頭で演説するのです。文句を言うヤツはその場で切り捨てましょう。目指すは王政です。
 ところで「あるいは牡蠣でいっぱいの異世界」は筒井康隆さんの「あるいは酒でいっぱいの海」のパロディでしょうか? なかなかの読書家、通とみました。