いちはつゆずこです。河出書房新社『5分後に美味しいラスト』に『おはよう、白雪姫』収録。「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテストにて『…
負け惜しみではなく、この展開は分かっていた。それでも読み進めて、それから浮上するように、物語を巻き戻すように上へとスクロールしたのは、その展開が読めた違和感がどこから来るのか分からなかったから。…続きを読む
広告代理店に勤める男と女の物語です。巧妙な駆け引き、まさにリアリティがありましたね!仕事内容から、夜のデート、全てが都会でありそうで引き込まれながら読んでいきました。オチもグッド!最…続きを読む
最初は人魚がモチーフの恋愛やホラーだと思って読んだのですが、とても重厚な現代ドラマです! 文章もうまくて、主人公が現実と幻想の境にいる時の世界観など、よくまとまった良作です。もっと早く読んでおけば…続きを読む
海に殺された情念がぽとりぽとりと水滴を落とし、主人公を巻き込み交差していく。人魚という比喩を超えた表現力が素晴らしく、短編ならではの引き手が強い。それなのに、つかみどころのない美しい作風はこの作…続きを読む
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