紙山さんの4月9日。

作者 ハイネ ケンスス

さて。“平凡”の定義を論じようじゃないか。

  • ★★ Very Good!!

まず冒頭だ。不条理な出来事が起こっているのに、あたかもそれが日常のように淡々とした生活が描かれる辺りに、面白さを感じれるか否かでこの作品を楽しめるかどうかは決まる。

楽しめる人は安心して、続きを読めばいい。終始そんな感じだし、なんなら冒頭をはるかに越えるような不条理が次々とぶっ込まれてくるから。

一つ確かに言えるのは平凡な1日、と題してこの作品が出てきたら、私は間違いなくキレる。だって詐欺だもの。
でも、騙されても、結果面白ければそれでいいやと思えてしまう。ある意味、力技である。

もしも我こそは、というツッコミ気質の方がいれば絶対に読むべきだ。
ツッコミの渋滞にハマらずに、この高速を抜けられるとは、到底思えないけれど。

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