夢月七海

  • 現代ファンタジー
  • 現代ドラマ
bookrabu
24作品

同題異話

　私自身が主催した同題異話の参加作品です。2021年度版と2018年度版です。
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作者のおすすめ順
#1

沈黙に積雪／
夢月七海

　アメリカのスラム街に生まれ、母親の愛を知らずに育ち、チンピラの一団に加わって何とか生きてきた、赤毛の少年。 　彼はチンピラのリーダーから、この街を牛耳るマフィア専属の殺し屋・シ…
  • 残酷描写有り
  • 暴力描写有り
赤毛の少年が殺し屋を目指すまで
夢月七海
#2

はじめましての距離／
夢月七海

　人気俳優・新橋颯斗。その大ファンである少女・河東秋穂は、彼と同じ演劇部に入った。 　しかし、予想と反して颯斗は、映画の撮影中のため、中々演劇部に来なくて……。 　私自身が主催…
推しがいるから、演劇部に入ったのに……
夢月七海
ふたつの距離のゆくえ。
薮坂
#3

頭上で回るは観覧車／
夢月七海

納屋の中で暮らすジエルとテリィの兄弟は、村の上に移動遊園地がやってきたことに気付く。しかし、面倒を見てもらっている伯父さん家族の畑を世話しないといけないので、彼らは遊園地にはい…
空飛ぶ移動遊園地が村へやってきた
夢月七海
#4

見知らぬ指輪／
夢月七海

　女探偵・アレクサンドロスの元を訪ねた、若い女性・ウェリアの依頼は、「母の遺品から見つかった、指輪の贈り主を探してほしい」というものだった。 　指輪の内側に刻まれた「Iより」とい…
「母の秘密を知る覚悟はありますか？」
夢月七海
待ちに待たされた最後の一捻り
雪村穂高
#5

鯨よりも深く／
夢月七海

　一人で乗っていた潜水艦が故障してしまい、命の危機に瀕した「僕」は、黄色い鯨の絵が描かれた潜水艦によって助けられる。 　彼が連れてこられた海底コロニーは、鯨の潜水艦に載っていた女…
  • ★14
  • SF
  • 完結済 3話
  • 16,305文字
  • 更新
創作禁止法が制定されて、もうすぐ百年になる
夢月七海
創作は、そんなに楽しいのですか？
新吉
#6

夏が燻る／
夢月七海

　田舎の村で暮らす「俺」の平凡な日々は、一人の少年と死と、突然現れた葬儀屋の男によって、揺らぎ始める。 　私自身が主催している自主企画「同題異話・八月号　　夏が燻る」の参加作品…
  • 暴力描写有り
葬列を見たあの日から
夢月七海
夢と現が交錯する不思議な世界観に惹き込まれる
遥　彼方
#7

砂漠渡りと長月／
夢月七海

　砂漠の中にある街で、駱駝を買った一人の少女・ミルファ。 　「長月」と呼ばれる季節に、「砂漠渡り」一族のミルファが辿る旅路とは……。 　私自身が主催している自主企画「同題異話・…
幻のオアシスを求めて
夢月七海
彼（か）の地へ――
四谷軒
#8

茜色した思い出へ／
夢月七海

　かつては魔王に操られていたが、現在は勇者の家を守っているガーゴイル。 　家の前を通りかかった駆け出し冒険者の少年と少女に、自身が知る勇者の人生を語り始める。 　私自身が主催者…
  • 残酷描写有り
私はこの勇者の家をを守るガーゴイルでございます
夢月七海
#9

きょうを読むひと／
夢月七海

　『決して満たされることはなく貪欲に求め続ける』－－魔術師によってそんな呪いをかけられてしまったある国の王女。 　今日も、飢えを凌ぐために、町民の日記を読む。 　私自身が主催し…
十一月中毎日更新　日記で描く異世界ファンタジー
夢月七海
世界観がとても素敵
オレンジ11
#10

12時発、1時着。／
夢月七海

　故郷の村へ帰るため、大陸横断列車に乗った男性・ケイネス。 　ある席に座った直後、目の前に天使の女性が現れ、彼にあることを告げる。 　私自身が主催者の自主企画「同題異話・12月…
この席では、亡くなった人と再会することが出来ます
夢月七海
#11

年明けこそ鬼笑う／
夢月七海

　新年でも機嫌が悪い鬼の青年・鬼平太は、夜の町中でよく他人に絡まれてしまう女子大学生の弥生と出会う。 　彼女はどうやら、近所の神社の神に呪われてしまっているようだった。 　私自…
俺が全てを掛ける理由は、これだけで十分だ
夢月七海
黒い笑顔から幸せな笑顔まで
野森ちえこ
#12

春はまだ青いか／
夢月七海

　高校を卒業したての湯本と水瀬は、ファミレスで集合して、話し合いをしていた。 　彼らは芸人になるため、オーディション用のネタを考えていたのだった。 　私自身が立ち上げた自主企画…
夢のスタートラインに向けて全力疾走する
夢月七海
2人ならやれる！
新吉
#13

薔薇香る憂鬱／
夢月七海

　五月のある日、庭で薔薇の世話をする老女は、ふと、外から青年に話し掛けられる。 　彼は薔薇を貰いたいと言ったが、それは誰かのプレゼントのためではなかった。 　私自身が主催者の自…
夫が遺したそれを、私は愛することが出来るだろうか
夢月七海
黙して味わえ。
有原ハリアー
#14

飴と傘／
夢月七海

　僕には、雨が降ると思い出す出来事がある。 　五歳の僕は、人影のない見知らぬ街に迷い込んだ。途方に暮れていたところに、蝙蝠傘を差して、飴を持った背の高い男性が現れ、彼に駅まで案内…
誰もいない雨の町
夢月七海
口いっぱいに飴を頬張っているおじさん
新吉
#15

コップの中の漣／
夢月七海

　とある寄宿制のキリスト系の女学校、二年Ｄ組に、転校生が来た。 　ドイツから来た転校生に、クラスメイト中が色めき立つ中、「あの子」の扱いだけはいつもと変わらない。 　しかし、転校…
  • 残酷描写有り
あの子は、神様から試練を与えられている
夢月七海
理不尽さの正当化
ひよく
#16

火花を刹那散らせ／
夢月七海

　映画で初主演を務める竹見李卯は、女剣士役として全力を尽くしていた。 　一方、彼女と戦う小坂木吉は、これから踏み台にされるかのようで、不満を持っていた。 　二人が本番、初めて本気…
意地とプライドの鍔迫り合い
夢月七海
火花が見える
新吉
#17

さいわいなことり／
夢月七海

　イギリスの森の中で暮らす画家の老人は、飼っていたセキセイインコを外へ逃がしてしまい、深く悲しんでいた。 　そんな中、インコが十歳の少年の姿になって、彼の前に現れる……。 　私…
一週間前に逃げたインコが、人間の姿になって戻ってきた
夢月七海
偏屈な老人と小鳥が織り成す やさしさの中に少しの棘を含んだ繊細な物語
青い向日葵
#18

モンスターへ乾杯！／
夢月七海

　イギリスに住む青年のトマーズに、日本で留学中の親友のシャンからハロウィンパーティーへ誘うメールが届いた。 　渋々日本へ行った彼は、待ち合わせ場所の居酒屋で、驚愕の体験をする。 …
「ハロウィンパーティーしよう！」「別にいいけど、お前今日本だろ」
夢月七海
#19

図書館暮らし。／
夢月七海

　「私」は図書館の中で暮らしています。 　たくさんの本を管理して、新しく来た本を分類して、来館者と話している間に、今日も一日が過ぎていきます…… 　私自身が主催者の自主企画「同…
『楽園』の中にその図書館は生えています。
夢月七海
不思議な余韻に包まれました
蜜柑桜
#20

星流夜／
夢月七海

　安來うららと三春の父子家庭は、一緒にクリスマスイブを過ごす。 　父親の三春には、初めてサンタクロースになるという密かな使命があった。 　私自身が主催者の自主企画、「同題異話・…
一緒に過ごす父娘のクリスマス
夢月七海
#21

貧乏くじ男、東奔西走／
夢月七海

　三軒茶屋のデパートに雇われた探偵・北条は、赤い傘を持った男性が落とした、一枚の紙を拾う。 　そこの暗号を解くと、「東京のどこかに爆弾を仕掛けた」という文章が現れた。 　爆弾を見…
リミットは一月一日。東京のどこかに仕掛けられた爆弾を探せ。
夢月七海
一枚の紙から始まる探偵の戦い。爆弾を見つけ出せるのか！？
以星 大悟（旧・咖喱家）
#22

それでもこの冷えた手が／
夢月七海

　大学生の幸子は、同級生の友達の紗世と一緒にカフェへ向かう。 　リュックの中には、バレンタインのプレゼントとして、編んできたマフラーを入れていた。 　私自身が主催者の自主企画、…
  • ★47
  • 恋愛
  • 完結済 1話
  • 4,104文字
  • 更新
気付かれたくない恋心
夢月七海
かわいく切ない恋心
野森ちえこ
#23

「また会いに来たよ」／
夢月七海

　とある動物園に、象の女の子が生まれた。「私」はとても嬉しくて、動物園通いをしていたが、出張によって故郷を離れることになってしまう。 　出張から帰ってきた「私」は、恋人の「彼」と…
  • ★93
  • 恋愛
  • 完結済 1話
  • 4,999文字
  • 更新
いつか必ず別れが来るから
夢月七海
象と私と彼と未来
野森ちえこ
#24

彼方なるハッピーエンド／
夢月七海

　ユウエウタ王国の上空に突然現れた化物は、無敵の力を振るい、人々を襲う。少年騎士・アルベルトは、唯一生き残った王の一人娘・ジェンスエトを連れて、化物への抵抗手段を探る。 　ジェン…
  • 残酷描写有り
  • 暴力描写有り
その結末を望め
夢月七海