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リメイクの進捗、休載復活のめど、及び近日中の新規投稿作について。

 もっともらしいタイトルがついておりますが、直前のノートについたコメントが三十に迫りつつあるので、単にページを新調したというのが大方の事情であります。

 まあせっかくなんで、題名のメニユーに載せただけの内容は書いておきましょうか。近況報告を兼ねて。

1 リメイク進捗
 実を言うと湾多は年がら年中リメイク作業に手を染めてまして、ある程度規模が大きくならないと、いちいちどこの作品のどの文字を修正した、などとは書きません。ので、以下は比較的まとまった量を一括して改訂しましたという作業の報告です。
 年初あたりからぼちぼち手を付け、あるいは再チェックをかけて、たぶんこれで最終型、と一応の結論が出たものの一覧です。

・「課税の真実」 この微妙なオチはなんとかならんのか、との声を多数いただいた残念なショートショートですけれども、やはりどうにもなりませんでした 笑。いくつか辻褄の合わないところを微修正し、オチは元のままで完成稿とします。

・「銃のようなもの」 話が飛躍しすぎてるかなと思われる箇所を修正。主に危険思想団体(?)のVRルームでの会話の場。前文は掲示すべき時期が終わったとみなして削除。その他あちこち微修正。話の流れそのものは変更なし。

・「彼女と借金取りと史上最悪な先物トレード」 先物取引のルール的に説明不足っぽいところがあったのを、一応つじつま合わせになるよう修正。

・「長い長い恋の終わらせ方」 改定案作成中。

・「大いなる自然の中で」 改定案作成中。

・「幸せの無言歌」 キャッチが挑戦的過ぎて、却って失望を招いたかなと思うんで w、そのへんの宣材的なところを変更しようかと。

・「美緒とチューバ」「注釈……」 まあぼちぼちやっていこうかと。「注釈」の方は、書きそびれているエピソードが一つあるので、これもいずれ。

 他何かあったっけ? 何にしても、完成稿扱いのものも含めて、今後は定期巡回チェックみたいなことをやっていけたらと思ってます。



2 休載復活のめど
 昨年秋から止まってます「すぷりんぐ・うぉー」ですが、もうしばらくお待ちください。もう十話分ほどは小さな修正で出せないこともないんですが、その先がまっ   たく霧の中なもんで、今少し慎重に伏線のありなしなどを見極めたいと思っているところです。……などと殊勝な書き方をしつつも、目先の新投稿分とか新ネタとかに、かなりのエネルギーを持っていかれてるというのが実情なんですが。


3 近日中の新規投稿作
 ついさっき一つ書こうとしたものの、なんかいろいろ分裂気味になったんでやめました w。数日中にきちんと出せるかも知れないし、ボツにするかも。内容は秘密。
 まともに予定している分としては、六月半ば以降から、また旧作のリメイクなんですが吹奏楽ネタの中編の連載を始めるつもりでいます。リメイクが間に合えば、ですけれどもね。

16件のコメント

  • おお、こうやって見ると壮観ですねえ。
    ほほ全部読んで感想書いてる側としてはw

    未読は美緒とチューバだけだと思いますが、これは神風のバトル書き終えた後、休暇がてら読むつもりです。読後に感想書くべきか、逐一書いていくべきか。

    すぷりんぐ・うぉーは、まあ焦らずじっくりとw
    再開したら読み直すのもいいかもですし。もうちょい読まれていい作品だと思いますよあれ。現行エピソードの目鼻がついたらレビュー書こうかなってくらい。

    湾多さんは毎日更新とかではないですが、凝った作品を精力的に上げられてるので毎回刺激を受けますね。カメの私も書かねば!となりますw
    これからも期待しています。
  • コメントありがとうございます!

    新規にまともに書いたものはそれほど多くないんですが、過去作のストックがそれなりにあったのと、エイルさんとこの企画がらみで外からのほどよいプレッシャーを受け続けたおかげで 笑、一年目にしては数が多めになったなと言う印象ですね。でも、そろそろ過去のストックもなくなりますしね……。

    「美緒とチューバ」は、読み返すたびに「やはりこのままじゃいかん」と思うようになってきてるんですが、どこにメスをふるうべきかがなんとも。結局梶野さん頼みになるのかなと思いつつ、ネタそのものが(多分)専門家も首をひねるような横道に入った題材になってるんで、読んでいただくのが申し訳ないような w。思うに、「仙骨エンジン」みたいな発想に近いと思うんですよ。
    ただ、読み方にリクエストができるものなら、出てくる音楽はさらっとでも聞いてほしいなあと ^^。音楽とか映画とか、素材ネタを満載にしたつもりなんですけれど、そっちの方に反応してくれてる書き込みがなかなかないんで、一件一件絡んでくれたらすごく嬉しいです。ああ、まあ、書く気分になっていただけたらで。

    「裏六甲」は、読み返すたびに頭を抱えるこの頃ですね……。こういう着地にしたい、との観測はあるんですが、現時点からどうたどってそこに行くべきか。なんでもありな舞台設定でいて、そこそこリアルっぽい世界観なんで、そこはキープしたいですし。そのうちになんとなくポロッと道が出てきそうな気はしてるんですが。

    >凝った作品を精力的に上げられてるので毎回刺激を受けますね。

    過分なことこの上ないお言葉でございます 笑。
    今回のノートに書いたリメイクとか休載復活とか、本来なら三月ぐらいに全部クリアして、今頃新天地を開拓しているはずでした。現状、撤退戦に入ってる気がする。何しろ今も……と、これはまた別の機会に w。
    こちらこそ大いに刺激を受けっぱなしで感謝に堪えません。毎回精進の糧をいただいております。ありがとうございます。

  • 新作『風追歌の~』ですけれども、現代ドラマか、ミステリーのカテゴリーじゃないですか?

    読ませていただいていませんが、現代ファンタジー要素はない気がするのですが?
  • コメントありがとうございます。
    うむ、どなたかからこの種のご指摘が出るかと思ってたんですが w。

    これ、ちょっと迷ったんです。
    ただ、少なくともリアル路線の「現代ドラマ」とするのは、なんか違うな、と。
    じゃあ「ミステリー」か、というと、まあゆるゆるのミステリーとしてしまってもいいのでしょうが、作者的には「それよりは現代ファンタジーなんでは?」と自然に判断してしまいました。

    一つ申し上げるなら、「それを説明するとネタばれになる」ということ。
    つまりはその程度に微妙な問題で、説明書きを読んだ、または序盤に目を通した読み手から疑問が寄せられるのも、しごくごもっとも。
    むしろ、「ファンタジー」を期待している方からは早々にブーイングが寄せられそうではあります 笑。

    あまり苦情が多いようだと、どこかで見直すかもしれませんが、今のところは「それが作者の意図です」ということでご理解いただければと。
    ただ、まぎらわしいのは事実でしょうから、説明書きに一筆加えることにします。

    さっそくのご意見、ありがとうございました。
  •  風追歌の夏 2

     コメントに追記はしましたがたぶん気が付かないと思うのでここにもコメントを残しておきます(*^_^*)

     場面が変わるところでの説明不足は、沢山の作品で見かけますよね(^^ゞ

     ここからはエイルなりの考えではあります。

     作者はイメージ(映像?静的?)ないしストーリーが脳内にありそれを文字で表現する。脳内では場面などなど分かってるので出来事、会話を書いていく。

     対して読者は文字という情報のみからイメージを構築している。

     この時、作者は風景や時間軸、登場人物が分かってる前提である。でもその情報も読者は文字からしか得られない。

     この情報差で作者には不要で冗長的と思える文が、読者には必要不可欠な情報なのに無い。

     こんな事が起こってる気がします。今回だと「後日、休日の部活でソロ練習中に先生がやってきて会話する」

     この情報が後にあると、前のシーンの続きでイメージしてる読者は下校中だったような??と大混乱意味不明になりますよね?でも作者には、なんの問題もなく気が付かないということではないでしょうか?

     これはエイルが読むときは映像をイメージしながら読むからこんな理解なんですけど、少しは検討する価値ありますかね?

  • コメントありがとうございます。こういうやり取り、久しぶりですね。

    >場面が変わるところでの説明不足は、沢山の作品で見かけますよね(^^ゞ

    念の為伺いますが、これは一般論として? それとも湾多の作品群では、という話で? ええまあ、この際どちらでも同じではありますが。

    とりあえず、私自身のまずい例を自己分析するなら、「なんの問題もなく気が付かない」ということではないんです。たぶんそういう齟齬が起きるパターンには二つあって、

    1 段落や章が変わってるのは明らかだから、そこで別の話が始まってるって解るでしょ? みたいな甘えが出てるパターン。

    2 コメント欄で書いた通り、あえて「あれ?」と思わせて切り替えを印象付けようと、効果を狙ってるつもりのパターン。

    及び、その混合、というところでしょうか。

    1のパターンは、実際に問題ない場合もあるし、読み手の習慣が絡む場合もあるし、複数からクレームが来ないと自覚できない場合が多いですね。まあ、少し先を見たら一目瞭然な場合は、読み手の方も、まあいいか、で済ませることが多いでしょうし。結局、程度問題なんですが。

    2のパターンもおおむね同様ですけれど、時々こういうノリがクセみたいになることがあって、この作品を書いた時期の湾多ははっきりそんな状態でした ^^。周りも、慣れてしまって「またこういうのか」とスルーしてたんでしょうね。同じ面子にいつまでも読み続けてもらうというのも、そういう意味では考えものです。

    あと、今気づいたんですけれど、比較的短文で連載する習慣の人だと、無意識に前回の文の続きを期待する心持ちになってるのかな、とも思いました。私はまあ、一回分で一旦話を切るのを前提に書いて読んでますんで、むしろ前回のシーンから続けた文を書く時の方が、特別な意識をしてるかも――と言っても、別に何も変わったことはやってないんですが。
    そういう話になると、半分ぐらいは読み手の意識の問題、という解釈もできるんではと考えたり。
  • >場面が変わるところでの説明不足は、沢山の作品で見かけますよね(^^ゞ

    念の為伺いますが、これは一般論として? それとも湾多の作品群では、という話で? ええまあ、この際どちらでも同じではありますが。

     素人の特に初投稿作品なんかは特に酷いですかね(^^ゞ基本的に作家歴が浅い一般人の症状でしょう。

     2のパターンだと、ん?と思っても必要な描写はあるのでイメージ修整できる範囲なのでむしろ技術だと思います。

     1の場合はエイルは章タイトルや各話のタイトルなんかで場面変更の予想はするのである程度は白紙イメージで読めたりはします(*^_^*)

     今回はエピソードタイトルが続き番号かつ章変更も無くて、ん?ん??ん???どゆこと??ってなりました。

    ›あと、今気づいたんですけれど、比較的短文で連載する習慣の人だと、無意識に前回の文の続きを期待する心持ちになってるのかな、とも思いました。

     エイルの感覚ではありますが、ネット小説の各話はページめくりくらい(栞も各話にしか挟めないのが基本)なので次のページで急に場面が変わってる!?と反応してしまいました。紙媒体ならもっと文字数があって章タイトルくらいしか無いのでそんな感覚なんです。

     細かいエピソードタイトルはネット小説の特徴なので短編が大きなストーリーで繋がってる的な一回分で一旦切るというのと、そもそも全体として一つの長編小説として読むかは読者次第だとは思います。

     何かしら場面が変わってるよって合図があれば、大多数の読者は分かるので問題ない範囲だと思いますよ。

     本当に酷い作品のは登校中の会話なのに、いつの間にか昼休みになってる!?とかいきなり会話してるキャラがその場にいないはずの別人2人だったじゃん!?とか謎ワープが頻発しますからね(TOT)

    ›同じ面子にいつまでも読み続けてもらうというのも、そういう意味では考えものです。 

     慣れや技法だよねって理解もありな範囲で致命的なほどではない問題かと思います。クセまで予測されて指摘を貰えないと成長はしにくいかと思いますが(^^ゞ

     対してエイルは自分の作品の最初のファンはエイルという書き方です。

     忘れた頃でもあれぇ?ってならないように読むエイルのイメージは切れないようにと書いてるのでターゲットが、 エイルと同じ感覚で読む似た趣味の人だけなんでしょう。

     でもそういう作家なのです!!って読みたくない文句あるなら他へどうぞって開き直っておりまして、万人受け(ノ`Д´)ノ彡┻━┻というもっと狭い奴がエイルだったりします(笑)
  • 重ねてのコメント、ありがとうございます。

    >素人の特に初投稿作品なんかは

    まー、あの段階だと仕方ないのかなあと。
    そこらへんを優しくリードできてる声があんまりないようなのは、確かに気になりますけどね。中には超初心者の自覚がはっきりと欠落してる人もいるし、下手にアドバイス送るのも怖くて、いろいろと難しい問題ではあるんですが。


    > 細かいエピソードタイトルはネット小説の特徴なので……そもそも全体として一つの長編小説として読むかは読者次第だとは思います。

    最近、いかにもネット連載っぽい長編を立て続けに読んで、ああそういもんなのかな、という感覚が解ってきたところです。うん、章番号とか中分類とか、もっと活用したほうがいいんでしょうかね。
    それにしても、今回の各タイトルの「1」「2」って、区切り目として意識してもらってないっつーことですね。いちいちサブタイトル考えるような雰囲気じゃないから番号だけにしたんですが、意外なところでチェックが入りましたか……ちょっと考えてみましょう。ご意見感謝です。

    エイルさんの作品は、まあ場面の切り替えで戸惑うことはほぼないですよね。というか、だいたい毎回のタイトル見たら、切り替えがありかなしか解るし 笑。
    饒舌なタイトルって、こういう面でだと有用ですよね。そういう雰囲気の小説だったら、それはそれでいいんですが。
  •  エピソードタイトルいつの間にか追加されてましたΣ(゚Д゚)

     これはエイルの一番の使い方と、シーン切り替え、視点切り替えの時の方法です。

     エイルも読者として新規でネット小説を探すときは、ジャンルも絞りますけど、次にタイトルとキャッチコピーで選別します\(^o^)/

     次にあらすじとエピソードタイトルで好みの内容ポイか判断して1話目を読むということになります。

     何しろレーベルも無ければ無名の作家ばかり、レビューは贈り合い的なのと面白くないとは書かないから、そこまで当てにならないし(^^ゞ

     なのでストーリーが分かるような気になるような、それでいて読んでる人がエピソードタイトルみてもその話のストーリーが予測されきらないようにでも納得感あるような、と気をつけてます(^^ゞ

     だから決めてても書きながら変更、書き上げても変更を繰り返す事もしばしばありますよ(*^_^*)あんなテキトーにしか見えないエピソードなんですけども(・・;)

     シーン切り替えは時間であれば下校したとか翌朝とか、行動なら誰に話しかけたとかを先ずは入れてから会話なりストーリーなり進めます。

     特にキャラ名は読者覚えてないだろと、関係性を入れるのも工夫ですね(*^_^*)

     例えば父親の○○とか、これだけでかなり読者はストレスフリーなはずですし、関係性を入れるのは数話出番がなかったり、サブキャラだったりだけでそれも登場する時の一回なので、覚えてる人が引っかかることもないかなと。

     俺の妹が〜でなら真治くんやきーちゃんは説明ないけど、担任の先生は関係性やキャラの特徴をさり気なく地の文に入れてないかな?

     もしくは前話の終わりに下校したとか就寝したとかで終ってるはずです。これで次のシーンは時間軸とシート切り替えが伝わりますから(*^_^*)

     エイルは読みやすさ分かりやすさを損なうならインパクト捨てますからね(・・;)その分ストーリーでめちゃくちゃしますが\(^o^)/オワタ
  •  一つ勝手ながらご報告を(^^ゞ幸せの無言歌とエイルの即興な別サイトに投稿したテスト作品?の読み比べを提案したので、カレーハンバーグさんがおうかがいすると思いますが、よろしくお願いしますm(_ _)m
  • エイル様

    コメントありがとうございます。

    「風追歌」のサブタイトルは、やっぱ半角数字だけだとインパクト弱いなあと思ったこともありまして、個々の話の区切りの意図も込めて、という感じですね。もしかしたらまたガバッと変更するかも知れませんが。

    しかしエピソードタイトルで読む・読まれないが決まることもあるんですね。そういうところは湾多は徹底的に無頓着なんで、今後はもっと意識するようにしようかと。とはいえ、

    >なのでストーリーが分かるような気になるような、それでいて読んでる人がエピソードタイトルみてもその話のストーリーが予測されきらないようにでも納得感あるような、と

    というところまで考え込むと、これだけで何日かかかりそうですね 笑。なかなかに奥が深そうです。


    >幸せの無言歌とエイルの即興な別サイトに投稿したテスト作品?の読み比べを提案したので、カレーハンバーグさんがおうかがいすると思いますが、よろしくお願いします

    こちらの件は了解です。つい先ほども「マイ・フェア・ピギー」を読んでいただいたところです。その節はお世話になりましたが、あの時のやりとりが他のユーザーさんにいささかでも役立っているかと思うと、感慨深いものがありますね。しかし「幸せの無言歌」は……うん、まあ、何らかの参考にはなることでしょう 笑。
    改めて、こういう、共通のプロットなり設定なりで書き比べるのって、いろいろ盛り上がりますね。お話振っていただき、恐縮です。
  •  エイルの挑戦状11始めました(*^_^*)

     今回は突破するネタを、エイルが2つしか出なくて一つは潰したのでかなり難易度高めですので突破出来ない前提でご参加下さいませ(*^_^*)
     https://kakuyomu.jp/user_events/16817330659711218403
  • ご連絡、あがとうございます。

    んんん、これはしかし?

    いくつか確認したいことがあるので、質問固めてからそちらのノートに伺いますね。
    これは経済モノか頓知モノか、はたまた不条理モノか。なかなかチャレンジのしがいのあるお題になりそうです ^^。
  •  最近ちょっと引っかかるというか、こう何か気になるというか、悩むほどじゃないけど上手く分からなねぇって、アドバイスした手前思ってたのが『翔子と消しゴム』なのです。

     湾多珠巳 様のコメントで『毎度の極振りしたキャラが大暴走』でふと思ったのですが、翔子も同類じゃね?と。

     それでエイルの短編と読み比べを色々としてみました。

     エイルの作品の客観的な傾向は、キャラが非常識でインパクトは絶大でコメントもそこに集中してる。

     骨格のストーリー展開は大きく2種類で、解説(起)キャラ文芸(中心)オチ(結)のパターン。特に文字数制限系はこのプロットが多いかな?

     これはオチはある程度は決めてはありますがそこへとりあえず繋がればオッケーって適当に書いたやつです。オチが変わっても面白ければ気にしないテケトーな作品です。

     次に伏線タイプ。結末へ繋がるように後からストーリーを逆向きに完成させて書く割りと長編よりなエイルの書き方です。ストーリーは完全に完成してるので伏線を仕込みやすいです。
     
     幽霊で転生とかドS皇帝のユウの初登場とかモロにこのタイプですね。あんな予言の成就とか適当には無理ですし(^^ゞ全体的にエイルの挑戦状はこのタイプが多めです。雪山遭難はテケトータイプですが(笑)

     それで『翔子と消しゴム』はどうなのか?って考えて、たぶん最初の改行までとそこから先の変化が違和感の正体では?と思いました。

     学生時代のシーンは解説からのキャラ文芸なのに、その後の時間軸は伏線タイプへ移行している気がします。でも伏線が翔子の潔癖な完璧主義と一言の金持ちお嬢様だけ、なので少し繋がりが弱めなのかと。

     作品のへエイルによるコメントはキャラ芸によればもっと無茶苦茶出来るというパターンですね。その無茶苦茶な度合いで笑いをって安直なアドバイスでしたね(´;ω;`)

     でも良く考えれば、大半は伏線タイプだしそもそも翔子の出番が少ないのですよね。

     そう考えるとやっぱり、一番の問題は最初の学生時代は作者の体験による所で普通なシーン、そこからの発展によるホラ話しなシーンとの、書き方や急な翔子の進化などよる繋がりの断絶なのでは?

     学生時代にヤバさの認識度を読者に上げてもらい後半との落差を減らすとか、もうワンシーン大学時代とか繋ぎを差し込む事でストーリーと翔子の性格進化を上手く繋ぐとか、やりようはいくらでもありそうですヽ(=´▽`=)ノ

     エイルは基本的にエンタメとして捉えるので、何だか珍しく真面目な文学をした気がします。まぁエイルは独学の範囲を超えてないので合ってる保証はしかねますけどね(・・;)

  • なかなかありそうでない作品対作品の比較分析、興味深く拝見しました!
    作品の書き方にまでさかのぼって、不連続な部分を指摘する、というのは、ちょっと聞いたことがないアプローチですね(湾多が知らんだけか?)。なるほど、そういう視点で見ると、学生時代のエピソードだけ断絶してる感じが一目瞭然ということですか。

    >学生時代にヤバさの認識度を読者に上げてもらい後半との落差を減らすとか、もうワンシーン大学時代とか繋ぎを差し込む事でストーリーと翔子の性格進化を上手く繋ぐとか、

    正直、舞台設定という初期設定的な部分のよしあしだけで考えてたので、途中のグラデーションをなめらかにしたらいいよ、とのサジェスチョンは、結構目からウロコでした。そうですよね、途方もないオチへと持っていく文章を書くのなら、出発点がどうこうというより、途中のつなぎに意を尽くさなければ。まあ本作の場合、序盤の描写にももうひと工夫必要かなとは思いますけれど。

    本作に関しては、思いがけず技術論な意見を複数いただけて、嬉しい悲鳴を上げています ^^。若書き(?)のイマイチな作品だし、いくらか面白がってくれれば御の字、ぐらいに思っていたのですが、なんだかんだ言っても改善策はあるものですね。これだけ具体的にご教示いただけたら、放置し続けるわけにもいきますまい。ご意見を参考に、いずれ手を入れたいと思います。……順番待ちの何番目になるのかはわかりませんが。

    >作品のへエイルによるコメントはキャラ芸によればもっと無茶苦茶出来るというパターンですね。その無茶苦茶な度合いで笑いをって安直なアドバイスでしたね

    いえ、この観点からはこう言える、でもこの見方ならこうなる、ということだと思いますので。
    たぶんどちらも正解だと思います。まあ、最短の手直しで改善するとなると、ある程度手法が絞られてくるとは思いますけれども。

    >まぁエイルは独学の範囲を超えてないので合ってる保証はしかねますけどね

    比較的ちゃんとした場所に通い続けた人でも、融通が利かない理論にこだわりすぎて全然おもしろくない文しか書けない人もいるわけですから(あ、これは一般論ということで w)、叩き上げみたいな感じで現場で勘どころをつかんでいってるエイルさんたいな執筆スタイルも素晴らしいと思いますよ。特に小説の書き方なんて、体系があってないようなもんですから、おもしろい文を書く手がかりになるのなら、それこそが真髄ということでいいんじゃないでしょうか。今後とも小説作りの真髄を語るお相手になっていただければ、ありがたいです。
  • 〉作品の書き方にまでさかのぼって、不連続な部分を指摘する、というのは、ちょっと聞いたことがないアプローチですね

     落差や作風の変化はエイルもあえてつけたりはするのになんで違和感あるのだろう??って考えてて、気がついたポイントだったので、エイルの思考過程をそのまま残しました(*^_^*)

     思いついたけども正直、上手く技術的に伝える自信が全くなかったのでそのまま長々と書き残してしまうしかないと(;´Д`)このあたりが独学の限界なのでしょう。


    〉正直、舞台設定という初期設定的な部分のよしあしだけで考えてたので、

     エイルは舞台とか設定なんて、無理やりでも説得力があれば……というか力技でも、押し通せばどうにでもなるかと(^^ゞ結果として面白ければ不整合でも良いと思いますしね。逆に非日常やギャップって面白さになりますしね(*^_^*)


    〉叩き上げみたいな感じで現場で勘どころをつかんでいってるエイルさんたいな執筆スタイルも素晴らしい

     エイルは自身の面白い物を書くって考え方なので、時々読者よりもエイルの面白さを優先しますね(・・;)かなり公言してますけど(^^)/これがエイルの芯というかエイルの思う小説の真髄?ではありますが(^^ゞ万人受けを捨て去ってるから間違ってる気もします。

     なので基本的に読者様や作家様方からの意見、アドバイスでストーリーと設定などの、変更や修整は滅多にしないのですよね。もちろん倫理的社会的に問題とか、より面白くなると思えば、いくらでも弄くり回すはずですが(^^)

     でも代表作の主人公達に街ごと市民を攻撃させて、しかもウクライナ侵攻の始まっだ頃に公開ですから、本当にエイルはアドバイスを受け入れ難いのでしょうね(;´Д`)

     なので素直にアドバイスを求められるって凄いし受け入れるのも人間出来てないと無理だし、何より実績とか知識量があるほどプライドが邪魔して柔軟に受け入れるって難しくなりますから湾多珠巳様は凄いなぁと尊敬しておますよ(≧∇≦)b

     本当にエイル自身に高い技術や文学系の知識はないと自覚はありますから(^^ゞこんな小説の真髄何それ?美味しいの?って奴で良ければ、これからも遊んで下さいませ(∩´∀`)∩ワーイ
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