海来 宙

何の取り柄もない女性事務員の”私”は、リストラ候補として無理矢理に営業職へ異動させられる。そこに新しく来た上司の広志。広志は魅力的な人材で、”私”は彼の営業ノウハウで成績を上げて…

同じ社宅に住む近所の女の子、姫香ちゃん。 二歳年上の彼女はもうすぐ中学生になる。 そんな彼女が「キスの練習」をもちかけてきて？ ＊念のため一応「性描写あり」にチェックいれて…

進学のため上京してきた女子大生。不動産屋で、安い物件を探すが、案内されるのは、奇妙な物件ばかり・・・

僕はずっと、たくさんの恋を失い続けていた。 長い人生の中で、幸せの形はさまざまに存在する。 想い人に想いを伝えることはできなかったけれど、僕は想い人のずっと側を歩くことができた…

　運命、なんて陳腐だとは思うけれど、それ以上の表現が見つからない。そんな恋をした。 　この初恋をつつがなく進展させるために、彼とふたりで計画的に、着実に生きてきた。 　なのに彼が…

久保七海は市役所職員だ。 毎日真面目に働いているのに、理不尽なことで叱られてしまうことも。 そんな七海がある日偶然会った眼鏡男子は、以前会ったことのある人で―― 男女間ラブが苦…

お題「試験」 参加しました。 よろしくお願いします。

音雪香林の自己紹介。

セミの一生は短い。そんな言葉を聞いた事はありませんか？　１、２、３、５、７、１１、１３、１７……素数に関連する『素数ゼミ』の、ちょっと不思議な生態についてのお話です。今年は二百年…

一匹の獣は木陰で寝ていた。 そこに現れた少年と少女。 少年は彼女に気を持っているようだ。獣は二人を引き合わせるために模索を始める。 少年と少女の恋の行方は、そして獣の正体とは？

お題でカクコン挑戦企画② お題「聖なる夜のサンタの恋」 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093090195435413

命の価値は同じじゃないから。

【カクコン10参加中！】 とある真夏の夜の出来事。 中学生の女の子――夜風 浪（よかぜ なみ）は、ペルセウス座流星群の見えるという夏の夜に、近くの公園でミステリアスな雰囲気をまと…

能力判定試験で人間が仕分けされる時代。平凡に生きた男の平凡な一生の話。 ※カクヨムコン10【短編】創作フェス1回目お題「試験」で書いた作品です。 Copyright(C)2024…

1915年、スイスの山麓に現れたエマという少女について。 この物語はフィクションです。 もかあわU-22部門

－短編（読了時間 約５分）－　 ある大富豪が自己満足で、全身ダイヤでできた１メートルもの人形を作らせました。 心を持った精妙なその人形は、『ダイヤモンドマン』と名づけられ、 大…

子ども園では、パパとママのいない子どもたちがくらしています。 みんなおりこうですが、ひとりだけ、もんだい児がいました。 カクヨムコンテスト10【短編】応募作 引用文献 松村明…

「今から３日後、投票でグループ内から１人処刑される人を決めてもらいまーす」 天成学園３－A生徒３７名は女神の暇つぶしで異空間へと転移させられた。 そしてゲームに勝利したものだけ…

　『宇宙船乗り大募集・高収入・ホワイト案件』の仕事を受けたシュン達は、身分証明書を提示し、荷物を運ぶことに。 　届け先の星についた途端、運んできた荷物が違法だと拘束されてしまう。

「雪、私は好きだけどなぁ。またいつか好きになれたらいいね」 　大学に入ってすぐにできた友人がいる。私が通っていたのは和歌山市内にある大学で、雪国から敢えて温暖な印象のある地域を選…

　堀内たち月面調査隊は、月面着陸後、自分たちが【見えない箱】に閉じ込められていることに気付く。 　外界と隔絶された月面で生き残ることはできるのか。堀内たちの戦いが始まる。

人工知能の技術が発達していく中で、卓越した能力は人間を脅かす存在になるのかを哲学的に問う短い物語。 仕事を奪われるのも、AIを開発するのも人間。狭間に立たされるヒューマノイドは、…

都市伝説に興味を持つ男子高校。 興味本位で近づくのには、危険すぎた未知の領域に・・・。

定年後にフルタイムパートで再就職した情けないおっさんが、職場の年下で若い上司にダブルワークの秘密を打ち明けるお話です。 年のいった男の哀愁と卑屈さと太々しさを感じていただければ幸…

奥州某所の山中にて、刺客に取り囲まれた侍がいた。藩主が妾腹の兄を亡き者にせんとする、骨肉の争いのはずだったのだが── 南雲皐さん主催・匿名短文カツラバレ企画参加作です。（レギュ…

これぞ「お月見」詐欺！　男どものすることは意味が分からない！ 登場人物 　藤尾渚　神保大三年 　深町恭平　神保大三年 　 　諸橋菜穂子　帝都大二年 　梅田侑　明鏡大四年 　中野…

　カクヨムコンテスト10【短編】が400字以上で応募できると知って「じゃあ、400字ちょうどで書けるかな？」と考えて、試しに書いてみました。 　400字で語られる日常に潜む恐怖を…

フィンランドに本部を置き全世界で展開される『非営利団体サンタクロース協会』 その日本支部に所属する新人サンタクロースは、このイヴから25日朝までの間にテリトリーの子供達にク…

　「ロボットのホスピス」そう呼ばれるセンターでは今日もロボットが死んでいく。 　発達した技術で「死」の概念を得た彼らは幸せなのだろうか。 　現代よりも少し進んだ未来のロボット、A…

－短編（読了時間 約１分）－　 　宇宙飛行士たちはスペースシャトルに、この世で最も優秀な医師を、ともに連れてゆくことにした。 　どんな病気も治せるという…… https://…

猫に優しい街で暮らす私・及川瑠璃子は、銭湯で猫を洗うというバイトをしている。 ある日、お客さんのゴンゾウさん（メス猫）が買い物に出かけた私の前に急に飛び出してきて―― http…

ぼくはボー太、ネコ型まくらだよ。 ボー太はニックネーム。本名は山田川ボーダー太郎。 健太くんが付けてくれた。 今回は、健太くんとの物語を話すよ。

　仕事・恋愛・家事・育児etc。 　現代の猫々社会に疲れた猫々は、今日も癒しを求めて集う。 　ここは疲れた皆様の心を癒す場所。 　 　目指せ！　カクヨムネクスト賞！ 　編集者さ…

賃貸管理会社で働く久住が部屋の写真を撮りに入った事故物件。幽霊が出たが怖くない。自分は消えたい人間だから。人付き合いが苦手な久住だが、幽霊とは話が進み……。

https://kakuyomu.jp/user_events/16818093090297963410 質問エッセイ企画「2024年をまとめて来年を語ろう(*´︶`*)ﾉ"」　…

　前田俊は高校受験を控えている。 　毎日の通学で通う場所には所謂開かずの踏切があり、渡ろうとする時には必ず遮断器が降りていた。 　数分以上は待たされる踏切だが、俊は苛立つこなく静…

主要登場人物 ・菅原雪乃介

主にディストピアをテーマにした短編集です。 一話あたり五分程で読めます。 どちらかと言うと、世にも奇妙な物語に影響を受けただけの短編集です。 番外編の空想物語も収録。

今でもときどき思い出す、夕日に照らされ笑っていた子は誰なのか。気になった僕はかつて同じ班だった女子たちに話を聞いた。はたしてその子は誰なのか。 他サイトの自主企画「同じ書き出し…

お菓子を焼くために祖母宅を訪れた彼女。炬燵で猫とまったりします。 他サイトに公開していたものをこちらで公開します。季節外れ作品ですがまったりをお楽しみください。

毎年この時期に行われるノーベル賞授与。各分野1名もしくは1グループが選ばれるが、選ばれても不思議でないひとはその100倍以上いるとも言われる。 今年のノベル賞もといノーベル賞の文…

ある女性は涙する。最愛の者が、自分に注ぐ残酷な優しさに。 ある男性は涙する。最愛の者が、自分に残して行く残酷な優しさに。 二人が選び決めた「優しい」道に、この世界は涙する。

僕は野草料理を食べるために魔法を覚えただけなんだけどなぁ。大魔導師にスカウトされるし、騎士さんはヒモニートと化すし。まあ、野草食べてってよ。

　ただの愚痴です。書き殴りなので読み手に一切配慮しないで書きました。 　この一年の総括がてら書きました。発達障害と診断された時は辛かったなぁ。

私の想いを乗せた透明な糸は、物体の輪郭と輪郭を軽やかになぞっていく。世界を駆け回るその糸の行き着く先は、いつもビビヌッコアユナの元だった。

塾帰りの中学生の「僕」は、東京のビル街の上空に、巨大なドラゴンが飛んでいるのを目撃した。自分以外には、誰にも認識できていないようだが……そんな中、同じ塾の女の子もドラゴンに気づい…

一軒家に、夫婦と赤子。 そこに、〈ユメ〉という、仔犬がやってきた。 〈ユメ〉は捨て犬だった。 〈ユメ〉は、赤子と共に、まるでキョウダイのように、すくすく育った。 しかしある時……