概要
人狼が棲むと言われる村で行われる、会議の内容とは?
ただ一人の「よそ者」の運命は?
謎の会議が、今、始まる。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!何!? 誰!? 何故!?
人狼村における会議。
それは、村人の中に紛れている人狼を、会議の中で探し、相手の言い分に違和感、矛盾、そして時にはブラフを織り交ぜて見つけ出す……というものなのですが、
この話はそういう話じゃないんですね。
なんというか……全員人狼です。
だって自分でそう言っちゃってるんだから、そうなんです。考えてみたら仁朗(人狼)村。人狼が住んでて然るべき村なわけでして。ええ。
だから犯人(人狼)探しもしなくていいし、普通に村の収支とかガードレールの交換とか、そういう平和な会議をすればいいんじゃない?
……というわけにもいかず……
会議の参加者に明らかにツッコミどころのあるやつが紛れてい…続きを読む - ★★★ Excellent!!!初手から予想を裏切ってきた!
「人狼」で「村」ときたら、推理ゲームでお馴染みの「汝は人狼なりや?」が思い浮かびます。
きっと本作もそのオマージュで、様々な証言から推理をし、紛れ込んだ部外者を追い詰めるというミステリ要素の強い作品なのかな、と思って読んでみると。
はい、そうなんです。
本作、「現代ファンタジー」であって、「ミステリー」ではないんですね。
なので、初手で思いっ切りその洗礼を受けました。
お、お前ーッ!
いきなり何ちゅうもんを!!!!!!!
そしてお話は、意外と切実な人狼たちの村が抱える問題について広がっていきます。
これに関しては、我々リアルの人間側にもいろいろと考えさせられるものがあるなぁと。
かと思…続きを読む - ★★★ Excellent!!!悪いのは、いったい誰?
人狼が住むことで有名な「仁朗村」。
村名が示すとおりに仁に篤く、朗らか――――日が沈むまでは。
夜に危なくなるのは仕方ありませんね。生態ですから。
ですが、昼間の滞在は無問題。ここにしかないホスピタリティで魅力たっぷり。
――――おっと、いけませんね。
夜に開かれた内輪の会議。
紛れ込んだのは、あきらかに村外の存在。
無邪気なフリをしてシレッと混ざっていますが……バレバレです。
このフワーッとした雰囲気は作者様の伝家の宝刀。
クスクス笑って読み進めてもらって――――おや?
明かされる事情は、人狼側と乱入者側と、それから……
悪いのって、いったい誰なんでしょう…続きを読む - ★★★ Excellent!!!特殊なものが一体いるなら、他にも三十体くらいはいるのを疑うべきか……
この圧倒的なほのぼの感……なようなパニック感がとにかく楽しい作品でした。
人狼。それは「人狼ゲーム」にも代表されるように、こっそりと人に化けて次々と誰かを手にかけていく邪悪な存在、と描かれることが多い存在ですね。
でも、この仁朗村に住む人々(?)は人狼は人狼でもよい人狼さんたちです。
村長の上尾の他、古宇たちは人間に迷惑をかけずに生きていましたが、そんな人狼さんたちの村になぜか「馬の面をかぶった存在」が紛れ込みます。
怪しすぎる! 明らかに。
そいつはどう考えても人狼とは別種の「余所者」と思われるのだけれど、なぜか人間の臭いがしない。では、一体相手は何者なのか。
実は…続きを読む