ハロウ、ハロウ。つるです。
えー、昨日のことですが、先日運営さんが「カクヨムコンに過去出した作品を講評しちゃうよ!」という企画をされていたので『ディ・ア・レ・スト』を応募したところ、講評される9作品のなかに選ばれまして、下のページに拙作の講評が載りました。あわわわわ。
カクヨムコン歴代応募作品講評会2022 第3回
https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon8_review_vol3
注:多少ネタバレありなので、『ディ・ア・レ・スト』未読、また途中の方はちょっと覗くの待ってもらった方がいいかもという内容です。
正直、この作品、思い入れだけは強いけど「プロの目からしたらどうなんでしょう?」ってずーっと思っていたので(持ち込みしても講評はもらえないので)ありがたいなあ、と思って拝読しました。
まず五段階評価の低さに「うぐっ」となりましたね。
世界観が2のなのは作り込みの甘さから分かるんだけど、他も3止まりか。
まあ、普通、特別なところがない作品ってことなんでしょうね。むむ。
オリジナリティやキャラクターはもうちょっと上を狙っていたので悔しい。
でも良い点(画像参照)は、ほぼ狙い通りだったのでよかった。
序盤の引き込みや、メインストーリーにイヴァンの記憶の謎を絡めて、最後まで読者の興味がダレないようにしたのは、成功していたということですね。よっし。
対して、改善点に関しては、まったくなかった視点で目から鱗でした。
特に宇宙船内での事件が偶発的に連続して起こる、ってのは、わざとらしいし、必然性がないし、展開として飽きが来るのかもなあ。
ただどうしてこうなったかという弁明をすると、この作品、最初、プロットを「2クールくらいのロードムービードラマ」という感覚で組んでいったのでので、わざと一回一回の事件は一期一会的な展開で終わらせているんですよね。そうするとストーリーの変化に加えて初期のプロットも動かしていく必要があったわけですか……。なるほど。
あと設定面の甘さも、いわずもがな。義眼が落ちちゃうのは確かに自分が書いていても引っかかりあったんですよ。ただそうしないとストーリーが始まらない……! と振り切っちゃったんですが。
いやあ、勉強になりました。
最後までお読みになってちゃんと書いて下さった講評だな、と感じることも出来、ひたすらに「ありがてぇ……」となっています。
そもそもツッコミどころもない作品だったら、講評さえもしてもらえないだろうし。
あと「視点移動は無駄」とか「重苦しいテーマを突っ込むな」とか作品の基盤になっているところを突っ込まれなかったのが何よりの幸い。いや、もっと詳細に書かれていたら指摘されていたかもですが。でもとりあえず、そこは一番の問題ではなかったんだな、ということにホッとしています。
カクヨム運営様、このたびは本当にありがとうございました。
精進します。と、なんか珍しく殊勝?に、アデュー。
『ディ・ア・レ・スト』のURLはこちらhttps://kakuyomu.jp/works/1177354054935099985