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自主企画◆戦争のアナザーストーリー◇に寄せて

ハロウ、ハロハロつるです。
柄にもなく二日連続で近況ノートです。

本当に秒で思い立った企画なんですが、ひさびさに自主企画を立てました。

◆戦争のアナザーストーリー◇
https://kakuyomu.jp/user_events/16817330647562131269

……これね、ちょっと参加作品の主旨が難しいんですけど、コピペすると

■ストーリーに戦争がなんらかの影響を与えている作品。
ただ、ミリタリー・戦記物のような戦争中の戦闘行為や経過をメインにした作品ではなく、戦時下の市井の話であったり、戦前や戦後の世界を舞台にした作品を求めます。

つまり、戦争が題材になっているけど、ドンパチが読みたいわけじゃないよ、ってわけ。

さて、なぜこれを立てたかというと、企画ページにも書いたんですが「自分は戦争が嫌いだが、戦争というものに翻弄される人の生き様に興味がある。ゆえに戦争を題材にした作品を書いてしまう」ということに先日気付きまして。

それに気付いたのは、つるの大学時代三大トラウマ映画である「アンダーグラウンド」と「太陽に灼かれて」を先日ン十年振りに見ましてね。歳がバレますが。(ちなみに残りひとつのトラウマ映画は「金日成のパレード」。なんちゅうラインナップだ)

映画の内容は是非検索するなりして調べてほしい……いや、叶うことなら名作なので見てほしいんですけど……まさに、戦争のアナザーストーリー。(とくに「アンダーグラウンド」)
それをみて、自分の思考や創作のルーツは「このへんだな」と強く確信しました。
たぶん、これらを見ていなければ生まれてない作品がいろいろあるなあと。

なら、それと同じ趣向の作品は他にあるかなー? と思って企画を立ててみた次第です。

あんまり集まらないと思うので、期間は一ヶ月と長めに取りました。
ちなみにわたしは『ディ・ア・レ・スト』と『帰還』を参加させています。

どうでしょう?
「これは!」と思った作品をお持ちの方は、ぜひご参加下さい。
また、興味あったら是非、覗いてみて下さいね。

ではでは、今日はこれくらいで。アデュー。

(※画像は上記に出てくる映画「アンダーグラウンド」を見に行ったときの会場のポスター。いやあもう、最高だったわ……天才だよ、エミール・クストリッツア!! ああ、自分もこういう人を串刺しにする作品を創ってみたい、一生に一作でいいので!)

4件のコメント

  • 良い企画ですね。
    僕は参加できませんが、映画サウンド・オブ・ミュージック のように歌と音楽を主題にしつつも、戦火から逃れるために一家が逃避行していく・・・・というようなモノでしょうか。

    集まる作品に大変興味があるので、楽しみにしております。
  • こんにちは、お久しぶりです。
    まさかカクヨム内で「アンダーグラウンド」推しな文章を目にするとは!

    企画のほうを見て、どうしようかなーっと悩んだ挙げ句、参加は見送りました。参加しようかと一瞬思った作品は、ある女性がセルビア出身の男性と話していて、「独立戦争」という言葉を使ったことでクロアチア出身であることを知られ、自分は自身の恋心に気付く、というシーンがあったり、他にもユーゴの歴史に触れていたり、今も一部瓦礫が残されたままのベオグラードがでてきたりするのですが……ま、それだけで、とても “戦争のアナザーストーリー” とまでは云えませんので(^^;

    で、拙作についてはただの前フリで、どうでもいいのですが(笑)
    ひょっとしたら既にご覧になっているか、でなくてもご存知かもしれませんが……『灼熱』という映画がとても良かったので、お薦めしたくて書き込ませていただきました。クロアチアとセルビアの、戦時、十年後、現代と十年ごとに違う時代の男女の3つの物語を、それぞれ同じ俳優さんが演じている映画です。
    サブスクなどでも視られるようですので、もしまだご覧でなかったら、ぜひ。
  • 防衛太郎さま

    コメントありがとうございます……!!
    良い企画と仰って頂けて嬉しいです。単に「わたしの性癖ダダ漏れ」企画でもあるので。

    戦争っているんなものを、思った以上に一変させてしまうものだと思うので、その渦中にいる兵士や戦士でない人間たちがどう変わるのか、或いは変わらないのか、そんな視点で、わたしも集まった作品を読んでみたいと思います。
    「サウンド・オブ・ミュージック」なんかもその一例ですよね。
    防衛太郎さまもご興味のある作品を是非読んでみて下さいね。
    何卒よろしくお願い申し上げます。
  • 烏丸千弦さま

    お久しぶりです!コメントありがとうございます……!!
    しかも驚きのコメントを!
    まさか「アンダーグラウンド」に反応があると思いませんでした。随分前の映画ですから、誰も知らないかなーとしか。
    烏丸さまは東欧がお好きだろうな、と作品から感じてはいたのですが(わたしは大学の専攻が東欧史でした)それだけに嬉しいです。ありがとうございます。

    烏丸さまが参加をお迷いになった作品、是非読んでみたいです。あの地域を舞台にした作品ってだけで、貴重ですしストーリーにもそそられます。

    そしておすすめ映画も!「灼熱」知りませんでした。チェックしてみます。旧ユーゴの方々はとても過酷な歴史を背負ってると思うのですが「アンダーグラウンド」もそうですが、それを一旦突き放して客観的に映画に出来る、ってのは凄いなあと思うばかりです。

    どうぞ企画のほうもご注視いただければ幸いです。
    今後ともよろしくお願いいたします。
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