幸野曇

人生なんて盗作だ。あんたもこの世界も、全部。

ショートショートです。

わたしの部屋にあるクマちゃんのぬいぐるみは四年に一度だけお話をする。 だけど二十歳の誕生日、私がクマちゃんのいる部屋に戻ることはなくて……。 幸野曇さんの『こういう物語が読みた…

　主人公は新幹線に乗りながら、タイムラインに浮かぶ現代の様々な闇を見つめていた。 　スマホの画面に夢中になったまま、慌てて降車駅に着くと、そのホームはいつも見ている駅とは違ってい…

短編です。 思い付いた物をここに書き込んで行こうかと思います。

　『文を持つ死神』、彼女はそう呼ばれていた。寿命一年を対価に、死者に手紙を届ける死神だった。 　少年と死神は、戦場で出会う。無垢な目をして銃を握る名も無き兵士を、死神は引き取った…

私、房成　あやめの日記（と言っていいのか・・・）！

同題異話SRの主催者としての、お題の解説や余談など。 どちらかと言えば、企画のページへのリンクまとめ的な意味合いが強いですけども。 参加してくださった方、読んでくださった方に感…

小学生に日記を書かせたところ、想像を絶する内容の日記が提出されて来ました。

同題異話3月号参加作品です。 天使のお話。 単独でも読めます。 姉妹作品は 「さいわいなことり」https://kakuyomu.jp/works/117735405488…

さいわいなことり、幸せのお知らせを伝えにいく さいわいなことり、人間の世界を何も知らずに さいわいなことり、不安にいっぱいになりながら さいわいになる、可能性を一身に秘めたこと…

「月」をテーマにした日常の謎（？）ショートショート。

月虹（moonbow）：夜、月光によって生じる虹。月をモチーフにしたショートショートです。【圧縮版】は、こちらの第３話に収録。 https://kakuyomu.jp/my/wo…

月にまつわる小さなメルヒェン三題。増えたら更新します。

死んでしまおうか。 べつに何があったわけでもないけど、そんなことを考えながら私は自転車をこいでいた。 と、目に入ったのは、いつもの通学路にいつの間にかできていた、見慣れぬお店で……

【書籍化】【カドカワ読書タイム　恐怖はＳＮＳからはじまったアンソロジー書籍収録作品】２０２０年８月２８日発売。電子書籍も同時発売。 最高の死ぬまでの時間を俺は求める！！ 自殺…

特別な夜に空を見上げる男女のお話。

人々の三分間を書きました。

同窓会で久々に会った友達と語らい、ふと幼い頃に巻き込まれた、事件を思い出す。 ある場所に辿り着くと、そこには残酷すぎる現実が待っていた–––。 この牢獄からは、抜け出すことなどで…

小説書いているとこういうことがあるのは、私だけかな？ってのを、まとめた日記みたいなものです！ ※作者自身の気分転換の為の日記みたいなものですので、よかったらご覧くださいね(*´…

みなさんは七夕の願いをなににしますか？ 夢を叶えるため現実と闘う、そんなお話です。 9月作品「想いのシャボン玉」へ少し繋がります

某発展途上国での話。 危険な労働環境で働く日本人。 しかし彼らは既に死んでいた。

　砂浜で夏を過ごす、うたかたの物語。 　自主企画「夏の過ごし方」への書き下ろしです。 　ちょっと大人の夏をどうぞ。 　主人公≠作者です。念のため。

コンテナに閉じ込められ、餓死した男性が発見された。彼の胃の中には９２個ものサイコロが詰まっていた。一体これは何を意味しているのか──？

誰もいなくなった世界で、聞こえてきた声を頼りに走り出す。 夢から現実へ向かうための物語。

いつも恋愛相談に乗っていた幼馴染のあゆみが恋を諦めたと言う。片思いしていた先輩に好きな人がいたらしい。その話を先輩にすると、お前は悪いやつだと言われた。

色が区別できない障害『一色覚』を患っている時雨時雨。 あるとき病院で虹色の髪をした女の子に出会う。 「時雨君も絵を書いてみませんか？」 これは、りんごとトマトの区別なんて丸いこと…

「ねぇ、思い出さないで。お願いだよ。」

西暦2163年、政府は日本の総人口の減少に歯止めを掛ける為、人造人間(アンドロイド)の開発を支援する事に着手した。 ※この作品は他の小説サイトにも投稿してます。

五十年近く前に、突然生まれた若者言葉『ダサい』。しかし、その起源や語源を知る人はほとんどいない。 謎に包まれた言葉の起源や語源を、私が明確に解説いたします。 信じるかどうかは…

この世界は何か足りないらしい。その何かをうめるために、僕は生まれ落ちた。 ――かけがえのない命に思いをはせる時、一人の少年が新たな世界を歩き出す。 （※重複投稿しています）

800字以内で「星空」をテーマとした小説を書く、という企画用に作成した掌編です。よろしければご覧ください。