小宮雪末

彼女と直文の双方の視点で描かれた、記憶を巡る物語。 視点の切り替えや感情表現が分かりやすく、いつの間にか最後まで一気読みしてしまいました。 彼女の記憶が戻っていく過程も、二人の約束…続きを読む

見たくないのに関わりを断つことが出来ない。 そんな恐怖が、じっとりとした湿気と共に絡みついてくるようなお話です。 他のお話とも繋がっており「ここで円環が出てくるのか」と腰を浮かせる…続きを読む

高校生じゃなくなった主人公から語られる、とある日の恐怖体験の話。 語り口も静かで読みやすく、普段どのような日常を過ごしていたのか、そこからどのように一変したのかが分かりやすかったで…続きを読む

悪魔を使役して戦うのかと思ったらメインで戦うのは契約者本人だったり、技名がかっこよかったり、もういろいろと楽しくてしょうがないお話です。 1話ごとの長さも長すぎなくて無理なく読み…続きを読む

物語が進む毎に飲み物の味が鮮明になっていきました。 まるで自分が主人公の女の子の気持ちになったように細かに描写された心境は、最後の切なさややるせなさを引き立たせて、また読みたくさせ…続きを読む

どストライクでした。
本当に「涼しさを売る」感じがたまらない。

すごく好きな系統のお話で、初っ端から惹き込まれていました。
なんだったのかわからない。そんな不気味さがいいですよね。

雰囲気も何もかも好きです。
最初の伏線が徐々に形になって、ぞっとさせられたり切なくさせられたりして何度も読みたくなります。

さらっとした内容に感じるのに、人間やそうでないものそれぞれの感情が細かく伝わってきます。 そして怖い。 ぞっとした後には次の話、次の話と気づけば読み続けてしまいました。 面白いの…続きを読む

タイトルよりもサブタイのラインナップに惹かれて読み始めました。
一言紹介通り、なんだか和む内容です。
憎めない怪談なのでおすすめ。

なんだその顔けしからんかわいい、と思って読み始めていたのにいつの間にか内容に共感したり「そういうことか」と納得したりしていました。 自分の力として完全に身につくまで時間はかかる…続きを読む

すごく好き……語彙力の低下が著しくなるくらいすき……

お祭りのお店が並ぶ光景が目に浮かぶようで、現実にも起こるんじゃないかとわくわくしました。