みこと。

魔王軍による世界征服目前のさなか、魔王にはある「悩み」があった―――。 あっというまに読める、4000字短編！

エルナはド田舎に暮らす、『お姫様』に憧れる少女だ。 『お姫様』に憧れるあまり、ちょっと変な努力を重ねながら成長し、十五歳になって神の祝福を受けた。 エルナは神から神器を授けられ、…

人間が妖精を使役する、ハイランド王国。母を亡くしたばかりの少女アンは、母のあとを継ぎ、銀砂糖師になることを決意。用心棒として口の悪い戦士妖精のシャルを雇い、銀砂糖師の称号を得るた…

「14年後、勇者レイノルドに殺される」。 そんな予知夢の実現を避けるため、少年時代にレイノルドを攫い、7年にわたり末弟子として育てていた魔女・アデル。 彼を無能にしようとする努力…

彼は桃《シェフターリ》のことが好きだった。 たとえ彼が皇帝の血を引く皇子のひとりでも、宮殿にいる女奴隷の数がいかに多くとも、彼女ほどに「何でも」してくれる者はいないから。 皇子…

貴族学園を卒業して五才歳上の公爵令息ルークと結婚した伯爵令嬢のアン。 三人の子宝に恵まれ、騎士団長になったルークは変わらず優しい。 不満などないはずなのに、子どもが大きくなってか…

愉快なこと、恐ろしいこと、美しいこと、哀しいこと。 移ろいやすい人世の営みを短い夏の夜に例えて綴ります。 ※ジャンルは現代ドラマに設定してありますが、様々なお話を詰め込みますの…

今日という日がどんな一日であっても、明日はきっといい日だと思う。 終電に乗った彼女は、吸い込まれるように都心の温泉施設を訪れる。 日常に疲れた女性がただただ癒される、そんなゆった…

恋というものを知らない私に、あなたを愛する資格はあるのだろうか。 静は子どもの頃好きだった女子に想いを拒まれて以来、ひとを好きになることに臆病になっている。そんな彼女の元に或る女…

非常に遅れてしまいましたが、夕日ゆうや様主催の質問企画に参加させていただきました！ 企画ページはこちらです↓ https://kakuyomu.jp/user_events/16…

「そなたとの婚約、今この場をもって破棄してくれる！」 王族専用の壇上から、立太子間近と言われる第一王子が、声高にそう叫んだ。それを、第一王子の婚約者アレクシアは黙って聞いていた…

２歳児のちぃちゃんは、お蕎麦が大好き。しかもお箸で上手に蕎麦をつまみ、啜って食べることが出来るのです。 「なろう」にも掲載あり。

マリナ・ルベライトは希少な光の魔力を持つ男爵令嬢。彼女は魔法学園入学前に前世の記憶を思い出す。何とここは前世夢中になった乙女ゲーム『光の乙女、愛の魔法』の世界でマリナがヒロインな…

書籍化しました！ レラが転生者として記憶を取り戻したのは三歳の時、ついでに魔力が異常に膨れ上がり、髪と目の色が生来のものから変わってしまった。 それを気味悪がった両親により、遠縁…

高槻胡桃（たかつきくるみ）は、双子の兄・敦（あつし）と、親友である令嬢・絹（きぬ）の忍ぶ恋を応援するため、二人が密会するときは兄と着物を交換して兄になりかわっている。 しかしあ…

あなたはライチを食べたことはあるだろうか。 傾国の美女楊貴妃が愛したことでも知られているライチ。 特に生ライチはびっくりする程おいしいので、是非是非。 そんなライチエッセイです。

小さな魔女きららのお仕事は星空のお掃除。 「なろう」にも掲載があります。

最近、蝉も暑さのピーク時には鳴かなくなりましたね。

強い魔力が貴族の証とされる王国で「魔力なし」として生まれた侯爵令嬢のミリエル。身を守るための攻撃魔法が使えない彼女は、「御しやすい女」として貴族令息たちに陰で侮られる存在だった。…

傲慢で思慮の浅いアーロン王太子の婚約者として選ばれてしまった伯爵令嬢のリアナは、王太子の失態を隠すため、体のいい小間使いとして扱き使われていた。今回もまた、学園で平民娘のロマンス…

浄水場に勤める青年、『俺』。 ある日彼は人と意思疎通のできる不思議で賢いキツネに出会い、お近づきの印として焼きそばパンをちぎって投げ与える。 すると突然キツネは怒り、彼に向かって…

一年で一番賑わう月祭りの夜。シエスタ国の王女アイリスは、手榴弾片手に男たちに啖呵を切っていた。 「それ以上わたくしとマリーに近づくと痛い目を見るわよっ！脅しじゃないわ。どうなっ…

ファンタジー定番の用語辞典的な数行解説。カクヨム版。 #小説家になろうにも掲載しています。

国を治める帝が怪死した。その日から国は飢饉に見舞われる。 上天に通じると伝わる洞を守る隠れ里には言伝えが残されていた。『男巫が洞の泉に身を捧げ泰平の世に導いた』 八重は巫女とし…

【書籍②巻10/1発売／コミカライズ企画進行中】 ◇契約偽装結婚から3年後にようやく絡まり始める、ワーカホリック二人の事情◇ 30年前の現国王の純愛？により始まった、この国の…

角川ビーンズ文庫様から10月1日書籍2巻が発売。 今回もwebでは書かれなかったストーリーが沢山増えていますので、お楽しみに！ 角川ビーンズ文庫23周年記念に参加させていただいて…

僕は、製紙メーカーに勤めるサラリーマン。 友達は紙。 そして新しい上司はとても怖い人だ。 ※他サイトにも掲載しています

或る日行きつけのバーを訪れた男は、後輩の彼女を初めてこの店に連れてきたことを思い返す。お酒の弱い彼女は嬉しそうにクリームソーダを飲んでいて……さくっと読める恋愛短編です。

伯爵家には男の跡継ぎがおらず、子は姉妹二人だけ。姉は家を継ぐ為に、妹は他人に愛され良いところへ嫁げるように、それぞれ区別して育てられた。 ところが二人が成長したあと、姉の婚約者を…

【コミカライズ連載中！】 「ごめんね、エレノアちゃん。悪気があるわけじゃないのよ」 幼馴染みの聖女アマルダは、そう言って私に『無能神』と呼ばれる醜い神様との結婚を押し付けた。 …

　伯爵家の次男に生まれたものの、両親が兄(長男)にばかり構い、育児放棄に等しいレベルで放置される主人公ヨハンネス。 　それでも、親身になって世話してくれるメイドによって、12歳に…

去年、公共プールで見聞きした光景の実話です。 ※小説家になろうにも投稿します

去年、『納経料が値上がりする前に巡っておきたい！』と言う夫に連れられて、四国八十八ヶ所巡りをした時のことを『5・7・5』や『5・7・5・7・7』の調べに乗せて愚痴ってみました。 …

「モテたい」 「はぁ」 「自慢じゃないが僕は顔はすっっごくいいはずなのに、頭のいい奴ばかりがモテる。おかしいだろう」 「それはただの嫉妬では？」 私のご主人様、ジークハルト殿下…

調べはしましたが、時代で変わるので自己責任で 便利だとは思う

国王の婚約者である妹が失踪し、急遽身代わりとして王宮へ上がった伯爵令嬢アイリ。銀狼の血を引き、暴君と噂される国王に正体がバレたらお家没落!?　何とかやり過ごそうとするも、流れで一…

私は去年までイタリアに暮らしていた。 アドリア海に浮かぶ世界遺産の島ヴェネツィアで、働きながら音楽院に通って声楽を学んでいたのだ。 水の都と呼ばれるヴェネツィアは、無数の運河と…

奴隷であるギャナイは人魚姫の世話を任された。 何も分からぬまま彼女の世話をするうち、ギャナイと人魚姫の距離は縮まり、彼女はギャナイの子を宿した。 そうしてギャナイは立ち上がる。 …

　社内システムをワンオペしていた佐藤愛は、社長交代を機に解雇予告を受ける。 「正気ですか？」 「コスプレ女が一人で管理できるシステムなど誰にでも管理できるだろう」 　退職後、…

借金返済のため、若くして余命わずかな高齢貴族のもとへ嫁がされた男爵令嬢クロネリア。 社交界では『看取り夫人』と呼ばれ、もう幸せな結婚は諦めていた。 だが３人目の夫を看取るために訪…

そのうち商業デビューできたらいいなあ、と思っている筆者（※）が、公募やコンテストに応募したりフィードバックをもらったりしながら、日々考えたことを備忘録的に書きつけている雑記です。…

★2019年3月15日発売新刊「250年後に目覚めたら、求婚されました」との夢のコラボ小説を公開中!!★ 旦那様、お買い上げありがとうございます! 没落貧乏貴族の娘で１４歳・…

王太子の専属護衛騎士のアンソニーは長髪の美男子である。 地位もあり、貴婦人たちは彼を熱いまなざしで見ていた。 それなのに、アンソニーは愛猫スティラに夢中で結婚する気などさらさらな…

2024年6月、KADOKAWA・ニコニコ動画へサイバー攻撃が行われ、ニコニコ動画などのサービスが停止する事件が発生しました。 現在も完全な復旧はされておらず、復旧の見通しもたっ…

ドラゴン討伐の英雄である碧落の騎士団。その団長であるセドリックへの報奨に王が提示したのは、雑草王女と言われている第七王女との結婚だった。 英雄になった彼なら、どんな美女でもより取…

14歳の藤井奈央は誰にも触らない。 とある事件がきっかけで、夏でも長袖のシャツを着て、手を黒い革の手袋で覆い隠している。 「第一回　さいかわ水無月賞　テーマは『雨』」参加作品 …

手ならしと鍛錬。 要するに筋トレみたいなものです。 感想・ご意見を頂けると励みになります。 参加企画は章タイトルをご覧ください。 100話超えたので完結にしました。また2冊目…

私の好きなもの。シャンパンゴールドカラーのフレンチネイル。ふわりとカモミールの香るオーデコロン。奮発して買ったルブタンのパンプス。 好きなものに囲まれて日々を過ごす私は、何不自由…

自宅の庭でお茶を楽しんでいる最中、婚約者のロナルド様は「婚約を解消してほしい」と言い出した。 お相手のルビィ様とは前世から結ばれた真実の愛なんですって。なるほどなるほど。でもそれ…

　スーリヤ国では、貴人が死ぬとその妻も埋葬されるという風習がある。 　王妃アイシャも、若くして病死した夫の亡骸と共に墓室に入る。愛する夫にお供できるのは妻として名誉であり幸せのは…