『俺に敵う奴はいない』いやいや、そんなヤツそうそういませんよね。でもどんな男なのか、興味があるじゃないですか？(読む)うわー、絶対無理、確かに敵いませんって、こんな男！！まさに、むてき。まさに、天下無双！誰もが彼にひれ伏し、女はメロメロになり、男は恭しく膝をつく。因みに私も経験があります！以前メロメロになりましたとも！……あ、男ではなかったのだけれども！とにかく読んでみて下さい。やられた〜っ！！となること請け合いですよ、オススメです！
かつて私も、戦ったことがある。いや、仕えていたと言った方がいいのか。ヤツの言うことは絶対だった。ヤツに逆らうことなど、許されなかった。いつだって顔色を窺い、傅いて生きていた日々……。屈辱だとは思わない。今にしてみれば、何物にも代えがたい毎日だった。しかし……同時に悔しさも込み上げてくるのは何故なんだ？こいつには散々尽くしてきたはずなのに……いや、見返りを求めることなど許されやしないのだろう。こいつに勝てるやつなど、きっとどこにもいないのだから――。
面白い！もう、この言葉だけでレビューを終えていいです。余計な言葉は必要ありません。ゆえに、事実だけ書きます。最初……無敵の男かぁ、お題ド直球だなぁ、まぁ、それもいいか。序盤……ふむふむ。中盤……ほぉ～。終盤……なにぃいいいいいいいい！読後……最高！こういう短編、大好きです。これぞKAC決定版、優勝です。私は拝読し終えた時に、思わず笑顔になっていました。無敵の男、このタイトルに偽りなし！！！力強くお勧め致します。最高です。皆様、宜しくお願い致します( ;∀;)
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