らんた

・あらすじ 語り手が、厳選した物語を紹介します。 語られる物語は様々なドラゴンのお話、ドラゴンにまつわるアイテムや出来事です。 これはドラゴンの辞典であり、図鑑であり、備忘録です…

武蔵野中央公園を彷徨う霊たちに捧げるレクイエム。 腹痛さん外伝 本編は下記リンクから https://kakuyomu.jp/works/168171395554997531…

角川つばさ文庫小説賞、最終選考落選作品。 幽霊が見える若葉は、転入した学校でたくさんの幽霊を見て、追われていた。 今までもそのせいでクラスに馴染むこともできなかった若葉だが、新…

幼少期、離婚した両親と青年は家族バラバラだった。 酔っ払い最終電車で乗り過ごした青年は多摩川沿いを歩き家路に向かうのだが、満月の光にほだされさまざまな思い出に浸る。 「月はふたつ…

武蔵野の雑木林に迷い込んだ私は不思議な老婆と出会った。老婆はここから出たければ大馬鹿モンの法師を倒せと言った。私は法師と戦うが・・無事に元の世界に戻ることができるのだろうか？

こちらは第二回武蔵野小説賞のために書き下ろしたものです。しかし上手くまとまりきらず、残念ながらボツにして公開してませんでした。 この度、第三回目が募集されるにあたって、ラストシー…

武蔵国入間郡で不審火が発生した。原因は出雲伊波比神の怒りだというが、その裏にはある男の欲望があった。

突然ベランダに、羽を怪我した可愛い天使が落ちて来た。 彼女は第二航空警備隊らしい？。 俺は彼女を匿った。やがて彼女は元気になり願い事を叶えてくれる。 そして俺の人生は大きく羽ばた…

　東京武蔵野市吉祥寺の「武蔵野八幡宮」の蕨手刀と坂上田村麻呂の謎について考察していきます。 　蕨手刀（ワラビテトウ）とは蝦夷（エミシ）が馬上で使用した湾曲した山刀である。 　蝦夷…

※体調不良に伴い、現在更新が遅れております。ご不便をおかけし、大変申し訳ございません。 戦場帰りの騎士団を落石が巻き込み、唯一生き残った女騎士アデランテ。 身体を引きずっても帰…

大きなエンジン音が聞こえる、思わず耳をふさぎたくなるような轟音 「オヤジ！　頑張って！」 「オー頑張ってくるぜ！」 　隻腕の男がこちらに手を振る、彼らは船乗りだ、海が…

数十年ぶりに東京にやって来たおじいちゃんと丸ノ内線に乗った。 第3回角川武蔵野文学賞「武蔵野×ライトノベル部門」参加作品 https://kakuyomu.jp/contest…

第3回角川武蔵野文学賞応募作品。 吉祥寺にある『ハモニカ横丁』で、羊毛フェルト屋を五日間だけ営業したお話。

鬼の祖が棲むという鬼祖山。悪鬼の総大将である玖弦は平和な世の中に飽き飽きしている。 かつて都には稀代の陰陽師がいたが、何十、何百と戦ったあいつは別れも告げずに世を去った。 なぜひ…

東京都は国分寺市に存在する、お鷹の道。 散歩の途中に出会ったひとときのふれあいを記します。

昔々のその昔、吉備国の南端には雄大な内海が広がっていた。 流れ着いた赤子はやがて青年となり大切なもののために戦う。 出会う相手は鬼か、それとも人か。 　　　　　 クロノヒョウさん…

4歳の誕生祝いの席、太宰治を水死体の人として知った「私」。 親が故人となり、実家がなくなる時、それを思い出しながら郷里に流れる玉川上水を訪れる。 変わり続ける街に故郷の縁を探すが…

アルコール依存症ではないか。そんな不安を抱える還暦前の男が、埼玉県朝霞市でドタバタを演じる私小説のようなもの。 埼玉新聞主宰の埼玉文学賞落選作品を改変しました。

武蔵野には「宮様」と呼ばれる名前さえ失った神様がいた。 彼女が見た武蔵野の歩みを、そしてこれからの武蔵野を共に見よう。

吉祥寺生まれ、吉祥寺育ち、今でも吉祥寺に住む男との不思議な恋愛物語。

社長に誘われ、くず掃きイベントに参加する私。 命じられるがまま、参加者たちの姿をカメラに収めていく。 森の片隅に追いやられ、落ち葉プールが作られた後は、子どもたちに踏みにじられ、…

とある夏。不動産会社に勤める安藤が訪れた物件調査をきっかけに、不思議な出来事に巻き込まれる。

私がどうしても自動車免許を取らなければならなかった理由。

女性史料館構想を持つ社会活動家に会いに行った。

カクヨムにて、感想(応援コメント)を送った際の返信率と、それに関する考え。

自主企画用書き下ろし。 一作目　自主企画「冬の匂い」参加作品。 二作目　クロノヒョウさんの自主企画「頼まれた夕日」参加作品。

鉄道マニアのテツオは、ある日突然、東横線の車両に転生した。 最新車両のテツオは首都圏で活躍するが、年を重ねるに連れて地方路線に売られ、最終的にアジアの発展途上国に流れ着いた。

　気が付くと、真っ白で大きな狼のような獣になっていた私。どうやら自分が、人間に災いをもたらす邪神という存在だということを知る。それから、乙女ゲームの世界だということが判明した。私…

彼女と出会ったのはアメリカとメキシコの国境の街――エルパソだった。 日本を遠く離れて、ひとりで海外にくると、なぜか日本の風景を思い出す。 荒野の砂漠と故郷の空。 似ても似つかない…

人間を憎む夜の女神マヨイド、それに仕える精霊リドリナと人魚のアドアナ。切り立つ崖と静かな湖畔で繰り広げられる血濡れた哀しい物語です。 モデルとなってくださり、かつアイディアを出し…

　 　初めて武蔵野の月を見たときは驚いた―――それはあまりに空っぽだったのだ。 　空っぽ、というのはつまり、この土地だから、というものが何もないということだ。ただそこに月が浮かん…

柳瀬川の河童伝説のひとつに、和尚に助けられた河童がいます。 　河童は、川で人間や馬に悪さをしていたので、人間に殺されそうになります。そこで救ってくれたのが和尚です。 「絶対に…

親が離婚した……そんな暗い過去を持つ主人公に愛の奇跡が起きる？

タイトルは辞書に載っている熟語で読みは「せいか」。 休暇を願い出ること、また、そうして得た休みのこと。 ずっと昔、祖母に聞いた話を思い出し、うーんと（かな～り）加工して書いてみま…

女子高生の藤原静は歴史学者の朝霧翼と出会う。 「君は恋ヶ窪伝説を知っているか？」 君にはボクと同じ能力があると、翼が告げる。 恋ヶ窪伝説と静と翼。 国分寺の姿見の池でまみえた二人…

　古代黄河文明のひとつ、殷王朝。 　三千年以上も前に滅亡したこの国の最後の王・子受（紂王）は残虐非道、その妃である妲己は夫を誑かしたとされ、両者は後世に暴君と悪女の代名詞となりま…

【あらすじ】 明治四十三年、代々木に住む日本画家・菱田春草は思い悩んでいた。病により眼がよく見えなくなり、展覧会へ出す画が描けない――と。 よく見えなくとも、描かなくてはと懊悩す…

読書量の少ない書き手たる作者ですが、カクヨムとなろうを始めて色々な作品に出会いました。 新たな読書体験に世界が変わった感さえありましたが、しかし中には「あれ？」と思う作品もあり……

『ムーンフォックス』のライブが開催されると噂された武蔵野のライブハウス。 責任者の萩原は、朝から対応に追われていた。 「申し訳ございません。本日は貸切でございます」 ライブハ…

聖女として誰よりも優秀だったノクタリア。 そんな彼女は、ある時、貴族からの求婚を断ってしまう。 この国において、『上級国民』の命令は絶対。 その暗黙の了解を破ってしまったノク…

この頃、侯爵令嬢レティーシャ・プレスコットには大きな悩みがある。それは、毎日のように嫌がらせをしてくる男爵令嬢のことだった。　 毎日必ずレティーシャを転ばせて微笑む男爵令嬢エミリ…

心に悲しい雨が降る日もある。でも……。 短いお話です。気軽に覗いてくださいね。

魔法産業革命が生んだ楽園都市ラストリゾートを舞台に、超常現象対策機関DSRのエージェント桜井結都が不可思議な超自然的現象に立ち向かうSFファンタジー小説の第2作目。 【あらすじ…

タイトルどおりの展開です。 悩みや納得のいかなことなどあると思いますが、肩の力を抜いて、ひとときでも楽しんでいただけたらと思います。

　小菊は、いま知っていることばで言えば、「空気の読めない」子だった。それも、極端に！ 　その小菊が言い出した「将来の夢」をはぐらかすために、おれは大瀧詠一の曲の話をした。すると、…

彼女は生きてゆく。あの夏の想い出を胸に抱えて。 第三回角川武蔵野文学賞応募作品（最終選考）。 ＊続編を書きました 「近くて遠い、その一歩」 https://kakuyomu.j…

都会のマンションにジャージー牛、アスファルトに魚たち。少年は過去の武蔵野に生きていた生物を見る目を持っていた。ある日、きれいなお姉さんに頼まれて、かつて流れていた川の源流を探すこ…

「第3回角川武蔵野文学賞」に向けて書きました。 高校生二人組が、武蔵野の水辺や史跡をぶらぶら歩き回るお話です。 ＝＝＝（2023/07/28追記） 本作は、皆様に応援して頂いた…