ひらがなで書いてみたけど特に効果はないようだ
かつて2度ダイエットした
おおむね成功した
バイブルは2冊
『一条ゆかりの食生活』集英社(今はコミック文庫になっているもよう)
『いつまでもデブと思うなよ』新潮新書 岡田斗司夫
岡田斗司夫氏のは、ダイエット後にかつてのズボンを履いてウェストの部分を引っ張ってみせるという、本の帯の写真で記憶している人もいるのではないだろうか?
「レコーディングダイエット」の名で一時期流行ったやつ
少女漫画家の一条ゆかり氏のコミックエッセイは特にダイエット本ではないのだが、体型を維持するために酒を呑むときは炭水化物は摂らない、という後の低インシュリンダイエットに通じる考え方が書いてあった
一度目のダイエットは、弟の結婚式に出るためだった
ぶっちゃけ、礼服のズボンがはけなくなっていた
祖父の葬式の時に買ったものだから、大学3年の頃のサイズだ
当時のボスは優しかったので、休日に仕事で呼び出されることもなく、安心してブランチにパスタ茹でて白ワイン(税込1,000円:消費税5%当時)飲んだりしてたものだから、ちょっと生活習慣を変えてアルコールは週2回、晩ごはんは炭水化物抜き、揚げ物は「なるべく」控える、を3ヶ月くらい続けてなんとか礼服は買い換えなくて済んだ
二度目はちょうど岡田氏の本が出た頃
出張で本社に行ったら、1年ぶりに会う人みなに「太ったな」と言われた
地方に転勤して、通勤距離は短くなり、残業時間は増え、当然夕食の時間も遅くなる
ついでに言えば、よい地酒があって縁あって今では(当時でもわりと)入手困難なそれが、顔なじみになった酒屋で顔パスで買えるものだから(店頭の冷蔵ケースには並んでないのに!)またアルコール摂取の頻度が増えたのだ
この時はレコーディングダイエットを行った
手元不如意という理由もあり、ビール原理主義者だったが節を曲げて低カロリーの発泡酒を飲むようになった
アルコールは週2回休肝日を設けた
週の半分くらいは夕食はコメ抜きアルコール抜きで、晩酌するみたいにおかずをつまみに麦茶を飲んだ
特に甘味を中心に、カロリー計算を心がけた
まあ、面倒だから昼の日替わりランチはだいたい700Kcalとかざっくりした計算だったけど
しかし、食べるたびに「これはだいたい何カロリー」って意識してると、無駄なカロリーは摂取したくない、という気分になってくるもの
どうせ同じ量のカロリーを摂取するなら、スーパーのジャンクなシュークリームより地元では名の知れたケーキ屋のシュークリームがいい
そんな感じで間食が減った
摂取カロリー、運動量の記録は、今はサービスを終了してしまったようだけれど、totonoeというサイトを利用していた
そんなこんなで最大時88kgあったのを78kgまで落としてそれをキープしていた
礼服のズボン、ギリギリはけたし
そしてここ2年くらい、アルコールは基本的に飲んでいない
何かいいことがあったときと、いやなことがあったときだけ
あと、以前から知り合いのお取引先の人(つまり出版社の営業氏)が出張で来てこっちに泊まりのときとか
結果このところ73kgくらいをキープしている
ちょっと頑張れば68まですぐいけると思う
しぼれば63、これはスポーツしていた学生の頃の体重だからここまでもいけるだろう
当時は筋肉ももっとあったから、さらにしぼれば58までもそれほど苦労しないだろう
が、「このちょっと頑張れば」の壁が意外と高いのだ
具体的にはお昼とか遅番の日の夕食に弁当作って揚げ物とか控える
これが面倒
だったら73で充分
礼服のズボン、普通にはけるし
ところでこの間パンツを買った
いや、ズボンをオシャレに言っているわけではなくて、下着の方
ワゴンにある安売り品はすべてMサイズだった
今の腹囲なら問題ない
が、少し油断したらワゴンセール品とはいえ、無駄な出費になってしまう
礼服とは桁が違うどころではない
しばし迷った末、自分への戒めとして買うことにした
5枚で1000円(税込:消費税8%)のパンツを