雲隠凶之進

「西洋剣術は叩き斬るもの」だとよく言われます――本当でしょうか？ "Kunst des Messerfechtens" （直訳：メッサー剣闘の術）という15世紀に書かれた剣術書の…

※性的表現あり。苦手な方は注意してください。 　こちらはフィンディルさんの自主企画「あなたの小説の方角はどちら？」参加作品です。 https://kakuyomu.jp/use…

海中に作られた研究所で、人間と話せるサメが生み出されていた。研究員のハルはサメの教育係としてサメに言葉を教え続ける。サメと深く交流をするハルとスティーブと名付けられたサメは次第に…

「もし一つだけ願いが叶うなら何を頼むか」について二人の男が考察していきます。

以前から何となく思っていることを書きました。間違ったことは言ってないつもり。過激なことを言う人間は大体そう主張するんですが。

中学一年の柚葉は、幼なじみで、親友だと思っていたリサと同じクラスになれたのに、ある日突然無視されるようになり、孤独を感じていた。 藤の花の花言葉や、藤の雨という言葉をテレビで知…

少子化の今、若者が増え続ける街がある 現在子どもの教育、子育て支援の充実した街として名を馳せる小さな街。約20年前、その礎を作った女性政治家が存在した。

フィンディルさんの自主企画「あなたの小説の方角はどちら？」への参加作品です。

　この事件記録は当然フィクションです。 　書き方も信用してはいけません。こんなん多分ありません。文体模写のようなもので、読むと間違いなく眠くなれます。 　バリカタ文章の参考として…

えーと。特に読むほどのものじゃござんせん。ええと、自虐とかじゃなくてマ・ジ・で☆

【三題噺 #57】「予定」「ケーキ」「沈黙」参加短編です。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093074879872510 社会人の「私…

　こちらはフィンディルさんの自主企画『あなたの小説の方角はどちら？』参加作品です。もちろん、書き下ろし。 https://kakuyomu.jp/user_events/1681…

「パパの作ったケーキ、スッゲェー！」 オレが作ったバースデーケーキに息子が大喜びしている。 妻もオレの手をそっと握り、微笑みを向けてくれた。 このケーキは、オレの思い出のバース…

魔法使いの姉は、妹を箒に乗せて空を飛んでみせた。 妹にとってそれは、何よりの幸福。 たとえ自分が老いても、求めることをやめなかった。

※本作は、柴田恭太朗様の自主企画三題噺参加作品です！ お題：「背中」「公認」「スキル」 背中合わせで戦えば、弱点である背中は守れるし死角も消せる。 だが、その場で動かず耐える戦…

オレは雅人。山ではちょっと名の知れた走り屋だ。 相棒である180SX（ワンエイティ）で夜の峠を疾走する。 でも、それも終わりだ。さよなら、ワンエイティ―― ☆三題噺のお題： 背…

気が付くと、両手足を無くしただるまさんになっていて。 坂道を転がり落ちていた。 そんな男の話。 ※短編集に載せていた話を加筆修正しました。

謎の超常現象によって人類が滅亡しはじめた今、私は実家へ帰らなきゃいけない。もう一度、そこからどこかへ歩みだすために。

温暖化による海面上昇に次ぐ氷河期と、脊椎生物の異常変異によって、世界は滅亡まで秒読みになった。 俺が乗る氷海探掘船モカ・ディック号は人類の先遣隊だ。 真っ白な氷海から、淡水が流…

世界から人が忽然と消えてしまい、取り残された主人公。 彼は孤独と絶望に押しつぶされそうになりながら、それでもたった１人生きる。 だけど時の流れは容赦なく押し寄せ、ついにたった１人…

バレンタインデーに失恋した僕は、将来に絶望して公園のベンチに座っていた。 ＊柴田　恭太朗さんの自主企画 【三題噺 #53】 お題：「リボン」「銀行」「ブレーキ」」 用に書…

愛する彼のために犯罪に手を染めてしまった女性の話。

わたくしは最低限の機能が搭載された人造人間で、毎日ご主人様のお世話をしている。 熱暴走を起こすと、冷眠しなければならない。 ご主人様はわたくしに記憶を共有してほしいと言って、ケ…

バレンタインのSSです。 2分程度で読めます。

シン・ゴジラ　シン・ウルトラマン　シン・仮面ライダーでおなじみシン・シリーズの最新版！

楽しい楽しい二人だけの酒の席、橘が語り始めたのは、楽しくはない話であった。 三題噺　「告白」「正直」「無名」

神が存在し、天使が降臨する世界。人と神が共存していたはずのそこへ、突如世界の終末が予告される。これは邪神の使いが神を憎み人を滅ぼすお話。 ダクさんの「人類滅亡小説フェスタ」用に書…

一人の女性を愛しすぎた男の話。

人類滅亡小説フェスタ参加作品。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818023213267028054

私は、中学で出会った優秀なサクラの事を慕っていた。サクラが、ギャルのようなマイクロミニスカートを持っていることを厳しい父親に咎められたある時から、私はサクラの理解者になることを決…

企画参加作品 https://kakuyomu.jp/user_events/16818023212787289417 友人の凛香に彼氏ができた。これは裏切り行為なので、私は凛…

タティン王国は、蓮の精霊を祖に持つ、と言われる王家が治める国。 平和に暮らしていたが、ある時、大陸の皇国が攻め寄せてくる。 柴田恭太朗様の自主企画【三題噺 #50】「喧嘩」「紋…

『カクヨム』が下らないだと⁈ 僕は母さんと喧嘩した。 ＊柴田　恭太朗さんの自主企画 【三題噺 #50】 お題：「喧嘩」「紋章」「つぼみ」 用に書きました。

御伽話のような世界観で、ゆっくりと堕ちていく考察系ダークファンタジー、ここに開演。 死神の世界に迷い込んでしまった人間の少年、ロミ。現世に戻れるまでの間、彼は死神ウィルの植物園…

元は【三題噺 #50】「喧嘩」「紋章」「つぼみ」から

文芸サークルの生意気な後輩は言う「くだらない予定調和なんて書きたくない」と。彼はただの一本の掌編すら書き切った事はないのだけれど。

柴田恭太朗さんの三題噺企画に寄せて。 お題「報告書」「ダンボール」「友情」 短編賞創作フェス（お題「スタート」）にも参加してます。

幼いころ、祖父の家の奥の奥でみつけた鏡。 その鏡にうつった二人のすがたとは。 柴田恭太朗様主催の『カクヨムに三題噺を復活させよう！プロジェクト　#46』参加作品。 お題は「鏡」「…

自主企画【三題噺♯46】「鏡」「龍」「日」に参加させていただくために書いてみました。

自主企画【三題噺 #45】「リズム」「芳香」「ノック」で書きました。

※三題噺特盛コース（投稿は♯44向け） 主催者：柴田　恭太朗様　【三題噺 #44】「足音」「コピー」「ソース」 https://kakuyomu.jp/user_events/1…

あるところにお菓子が大好きな少年がいました。 彼はお菓子を極めて、世界一の菓子職人になり沢山の人を笑顔にするのが夢でした。 ところがある日、魔王が現れて世界を滅ぼそうしました。 …

●「ろんだり屋の場合」＝元は【三題噺 #46】「鏡」「龍」「日」から ●「かんばせ屋の場合」＝元は【三題噺 #45】「足音」「コピー」「ソース」から ●「かたっぽ屋の場合」＝…

その日、僕たち家族は父方の祖父母の家に向かっていた。楽しい時間になるはずだった。 ※この小説には残酷描写・暴力描写が含まれます。（第1話はレイティング表現なし） ※ツキノワグマ…