粗筋も構成もまったくなしで、思いつきで書いているとは、いつもここに書いていることだけど。でもたぶん、おおまかなストーリーの流れは、頭の中にあるのだと思う。
しかし、1つ1つの出来事に対して登場人物たちがどのように関わり、どのように思い行動するかという具体的な詰めが頭の中にはない。それで新しい出来事で始まる新章の書き出しにはいつも苦労する。登場人物たちが勝手に動き出し喋りだしてくれるとほっとする。
『銀狼山脈に抱かれて、少女と少年はアサシンとして出逢った』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650010982993 さて、カクヨムでのヨムほうは、現在、ある方の完結済16万字長編小説をゆっくりと読んでいる。
私は、長編小説をその世界の住人になった気分でじっくり読むのが好き。その世界にどっぷりと入り込むので、未完で終わってしまうと、宙ぶらりんとなった心をもとに戻すのにものすごく時間がかかる。そのために完結されたものに限る。そして、年齢のせいでいくつもの作品を同時進行で読むことは、もうできない。
そう宣言してしまうと、最近、ヨムほうではすごく気が楽になっている。
……で、寝っ転がって読むほうの紙媒体は、劉慈欣のSF小説『三体』を読み終わって、今度は阿部智里さんの『八咫烏シリーズ』。
第1巻の『烏に単は似合わない』は以前に読んでいて、その結末に「えっ~~~!」と絶句してしまい投げ出すように、高校1年生の孫にあげていたのだけど。その孫が「おもしろい! おもしろい!」と現在8巻目を読んでいる。なんか悔しいので、私もまた読むことにした。(笑)
その経緯については、新しく書き始めたエッセイ『古希過ぎて、何が悲しくてライトノベルか……』に、そのうちに書こうと思っている。
『古希過ぎて、何が悲しくてライトノベルか……』
https://kakuyomu.jp/works/16817330658905880203 画像は、先日の東京旅行の時のもの。長蛇の列に並んで、銀座千疋屋でお高いパフェを食べた。いかにもおのぼりさん。でも、私はいろいろな果物が美味しい田舎に住んでいるので、味は普通だと思ってしまった。(笑)