吉城カイト

中学生生活一日目、期待に胸を膨らませた「男の子」は、誰よりも早く教室についた。しかし、待てど暮らせどクラスメイトはやってこない。 　午前八時、ようやく誰かが教室の中に入ってくるが…

　朝の通学路。振り返るとそこにはゾンビがいた。朝起きると父がゾンビになっていた……。でも、私は驚かない。だってそれが日常だから。

本文一行目を読めばオチの見当はつくと思います。 後はそこに辿り着くまでの過程を、じわりじわりと楽しんでいただければと思います。 朝読で読みたい、５分で本の世界のとりこになれる…

クラスメートの月子に告白した藤原君。しかし、その返事は「じゃあ、藤原君、今から私の目の前で一人エッチしてもらえるかな？」。どうする藤原君！（なろうに昔置いてたやつの転載）

登校時よりも、下校する時の方が感傷的なことを考えてしまうものだ。 明日から夏休みを迎える7月の最終日、佐川涼助は、いつものように友人の直輝と昴とともに学校からの帰途につく。 歩…

刺されるのと焼かれるの、どっちがいい？ これはそこまで堕ちきった男の物語である。

　魔女は楽しげに物語を紡ぐ。 　１人の魔女の気まぐれがもたらすいくつかの物語。 　魔女は時に優しく、時に残酷で、実は――

踏切の前に立ち尽くし、顔を蒼く染め上げる。 些細なミスで会社からクビを切られた俺は、電車の流れる線路へと足を踏み入れた。

「あの日もこんな天気だったね」 「あの日？」 「やっぱり夏の終わりで、よく晴れてて、蒸し暑くって……憶えてない？あの日、最後に話をしたのはお前だったろ？ここで」

　某県某所、山奥を進んだ先のとある村には、あらゆる病いや怪我を立ち所に癒す「神通力」が存在する。最寄り駅から車で一時間以上かかる僻地ながら、そこには世界中から持病を抱える人々が救…

目が覚めたら、そこはいつもの見慣れた自分の部屋ではなかった。 自称神様の理不尽な怒りに触れて未来に飛ばされる主人公の柊義人。300年後の地球は人間が引きこもり、異種族が幅を利かせ…

隣に越してきた男の顔を見て、去年の夏に起こったある出来事を思い出す真山。 飲み友の家にいつの間にか上がり込んでいた、見知らぬ少女。 彼女の足は、どんなに目を凝らしても見ることは叶…

2000字くらいの短編小説です。 恋愛ものですが、そこまで恋愛していません。 読む人にとっては、少し後味が悪いかも知れません。ご了承ください。

※この作品はコメディです。心躍るバトルが読みたい！って方はご遠慮下さい。 四コマ漫画のようなノリで読んでいただけると幸いです。 小さい頃に父親が失踪し、それによって苦労し…