早起き三文

　リアカーにバケツ一杯の牛ふんを積んで峠を駆け降りる、男尻神輿が盛んな世界。 　主人公、藤原チクビは、普段は牛ふんスタンドでバイトをし、リアカーを引いてきた走り屋達のバケツに牛ふ…

あの日、世界はぜんぶを壊されて––––白紙に返された。 あるものは炎が降ったと言い、あるものは氷が侵蝕したと言う。 地を揺るがす振動がすべてを砕いたのだとも、天を衝くほど高い波…

作り話だったり、実際本当にあった話だったり。どれが本当にあった話かそうじゃないかは貴方のお好きな様に。短編集となっているので、ほとんどがそれぞれ一話完結となっております。繋がりが…

エルフとドワーフは仲が非常に悪い。 指輪物語以降の伝統ではあるがその伝統を知らないゲーム世代（というかドラクエ世代）が なぜ両者は仲が悪いのかを科学的な根拠で考えて論文風にまと…

怠惰な青年アルドと生真面目な神官オーギュストが、世間を騒がす害獣問題の原因究明のために噂の迷宮神殿を目指す。しかしその陰には多くの人々の思惑が潜んでいた。 「世界の終わり」が本…

戦列歩兵をロボットにやらせたらどうなるのかという滑稽な発想から書き始めた作品です。続くかは未定。

　気が付いたら森に居た。何を言っているのか自分でも分からないが、陸軍軍曹ニコラ＝古河は見知らぬ場所で巨大なトカゲに襲われているエルフの子供を助けていた。子供の村に厄介になりつつフ…

『機械巨神のおとぎ噺』とはあまり関係のない、諸々の事象を記録していく場所です。 データが散逸しないようにする、といった面もある故、何でもありなのはご了承を。

シャア専用機を開発する人達の話 今はアミダ専用機

来年の3月頃までを目途に現在考えているオリジナルロボット小説の設定類などを事前に乗せておこうかと思います。別の場所で色々ロボットアニメ関係について論じてますが、それが終わった後に…

　夏真っ盛り。天気の暑いこんな日はプールで泳ぐのが気持ちいい。 　小学生の少女一夏は友達の美波や唯と一緒に学校のプールで泳いでいた。 　そんな時だった。タコタコ星人と名乗る宇宙人…

ガンダムに登場するキャラについて思うことを書いてみたい。 ただそれだけ…。 本業の新聞記事も、こんなふうに迷いなくスラスラ書けたらと思う日々。 ストレス発散でキャラを冒涜すること…

　かつて魔竜を倒すために異世界の地に多くの英雄が召喚された。ただ真に英雄たる素質を持っていた者は少なく、俺の英雄としての力は下位。ただそれでも英雄として扱われ、魔竜が討伐されるま…

　千年前、世界を滅ぼしかねない大きな戦争、"大戦"があった。 　エレシスタ王国と魔族の国家ゼイオン帝国の戦いは人型の兵器、魔動機により熾烈を極め、どちらが勝ったのかも分からぬ結末…

　西暦二〇三二年より勃発した南極戦争は、人類史上初の対外的武力闘争となった。 　黒い無人兵器群は「黒い軍隊」と呼ばれ、オーストラリア大陸、ニュージーランド、東南アジア諸島、アフリ…

つらつらと巨大ロボにまつわる話を書きました。 ２０１８年１月１日開始、２０１９年１２月３１日完結。 ※「小説家になろう」「アルファポリス」にも重複投稿しています。

巨星は堕ちた。 宵闇の中、人々は光を求める。 光は、聖剣か それとも、人の英知か。 御伽話の聖剣がまことしやかに蠢き始めた。

　モルガナイト・ヘリオドール。 　フェリンランシャオ帝国の辺境にある小さな集落で、代々銃の工房を営むヘリオドール家の次男坊。 　有人人型兵器ヴァイオレント・ドール……通称VDの設…

【KRF -カクヨムロボットフェスティバル-　参加作品】 君主の名誉のため、領地争いのため、生活のため、叙任権闘争のため。 そして、辺境を脅かす魔獣や悪魔に対抗するため―― …

数多の国、人種が存在する大陸に二つの国があった。 古くより人と竜が共に生き、争いを好まない西の小国──ドラヴァニア王国 大陸中央に位置し、魔導機工学と呼ばれる独自技術で発展を…

　人類が太古の遺跡から《ドール》と呼ばれる巨大人型兵器を発見してから幾星霜。人類たちはそれらの遺跡から得られるドールや古代文明の超技術を軍事から生活に至るまで幅広く利用し、文明を…

　帝国軍を抜けて２年――ジャックとマリアの姿は、熱砂の中にあった。 　流れの医師として細々と生きていた彼らに、砂漠の住民たちも態度を軟化させ始める。 　ただ一人を除いては――。 …

時には御法に触れるモノも運ぶ、零細運送屋『ターキーズ』。 いつもの様に荷を運び終えた彼らは、いつもの様に仕事後の呑み歩きに繰り出していた。 何軒目かの梯子の道中、『ターキーズ』代…

かつてはお馴染のファンタジー世界だったのに、何度も異世界人が来たために科学技術も進歩してしまった世界。 ゴーレムとロボットが剣と銃火を交え、魔法と科学を駆使する学者が世界の禁忌破…

　長きに渡る発展と争いを繰り返してきた人類は今、滅びを迎えようとしていた。争いの最中に生まれた、未知なる存在が世界を支配していき、多くの悲劇を生み出す混沌の時代を迎えた。 　あれ…

幾度にも渡る核戦争は、地球を人間が住めない環境へと変異させた。全滅を回避するために人類は遺伝子を調整、ＧＭＨへと進化を果たしたが、今度は爆発的に増加した人口が太陽系の資源を使い尽…

世界大戦終結後。 人類の黄昏期へと入ってもなお、人は争うことをやめられないでいた。 生存の為。権力の為。家族のために。 遠い過去の産物である巨大な機械兵を操り兵士たちは戦場に赴く。

クーガ・ラグナグは荒野を彷徨っていた。 食糧も尽き、行き倒れになって倒れた彼を一人の少女が介抱し自分の住む村に連れて行く。 一命を取り留めたクーガは少女と信仰を深める中で村に隠さ…

これはおとぎ話。 ひとりの少女の通過儀礼、過去からの旅立ちの物語。 　とある国のとある名門魔法師一族の家で生まれた少女は、１０歳の誕生日を迎えて捨てられた。 　彼女に魔法の才能…

この小説はながやん様が主催された「#匿名短編バトル きみのロボット編」に投稿させて頂いた短編作品です。 投票期間終了時点にて♥️32件、応援コメント1件、PV300を頂いてお…

30年前、世界に“ソレ”は現れた。 どこで生まれたのか。どこから来たのか。 目的は何か。何故人を攻撃するのか。 一切が不明の存在。 少年シルマは商人の護衛中、“ソレ”と遭遇する…

第二次世界大戦で超常的な存在が大規模な破壊を防ぎ日本が致命的な敗北をしなかった世界。 21世紀に入り世界が再び戦争の足音が忍び寄る中、新たな動力として精霊機関<<スピリットエンジ…