ゴオルド

お題が「試験」と聞いて、懐かしくなって書きました。大して面白くもない高校時代の思い出です。 （随分記憶が薄れてきていることが何よりショックでした） ＊頂いたコメントから「やべっ…

ちょっとしたひととき

午後10時。こんな時間に僕は公園を彷徨っている。コンビニで買ったチュウハイを少し飲んだだけで足元がおぼつかなくなって、そしていつの間にか、知らない公園にたどり着いていた…… 「…

　十年前に音楽サロンを母から受け継いだ紗那美（さなみ）は、いまもその経営に慣れていない。 　そんな紗那美のところに、雨の夜、謎の来訪者が現れる。 　来訪者の正体は、十年前に就職し…

急な異動で少し戸惑っている主人公のちょっとした心の動き。

その男は動かない。動かざること山本崇！

大学生の頃のゴールデンウィーク、甘い誘いに乗った私が向かったのは、想像もしない場所だった。

　ありま氷炎さま主催「第十回春節企画　2025年1月29日のみ開催」 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093092027026175 に…

地下鉄の駅前に設置されたストリートピアノ。さまざまな事情を抱えた演奏者たちは、音楽に背中を押してもらって一歩進んでいく。連作短編。

お題で執筆!! 短編創作フェス　お題【羽・１０・命令】 美沙はもうすぐ1歳になる娘の初めての育児に髪も振り乱して悪戦苦闘中。 旦那の真人ともケンカ中！ そんな時、15歳の時に書…

ひぐらし見参。日本経済、物申す！

人狼のエリシャ・ラースと白熊のミモザは、なんやかんやで一緒に暮らしている。 時に喧嘩し、時にチョコを食べながら、彼と彼の日常は続いていく。

登場人物紹介。 仮面ライダー。 骸骨怪人。

子どもの頃突然現れたカフェオレ色の子猫に心を奪われた女の子の話 「お題で執筆!! 短編創作フェス」参加作品 前後編で約６，０００語の作品。２０分程で読めます。

1975年冬・小学六年生の五十崎和恵は、ショパンピアノコンクールの地区予選に参加していた。和恵は大会の優勝候補と言われ、将来を嘱望されていた。出番の時を迎え、ステージに上がろうと…

冬の短歌第三弾です。 出だしは【天国の羽】からスピンオフ。 なので、あんまり冬ではありません。 のんびりと いつも通りちまちまと ふんにゃかと

　作家木庭晴恵（こば・はるえ）の家で開かれた新年会の帰り、大手出版社誠正（せいせい）出版社の編集者内村修（うちむら・おさむ）は、新人作家の蟹江登一（かにえ・とういち）を駅のカフェ…

骨折なんて百害あって一利なしや、怪我しないに越したことあらへん。骨折しがちなシチュエーションについて少しだけ書いてみたさかい、よかったら覗いたってや。それでも万が一怪我して心配に…

　カクヨムで出合った作品の紹介文を書きつつ、感想文を添えております。 　色々あって、評価していない作品の紹介文も書くことがあります(＊批評ではありませんので、作品の特徴と、どうい…

これまで5社受けて全て不採用だった葵。 今度こそは絶対採用されるぞ！といきこんで面接に！ 果たしてその結果は。

　小河内銑次（おがうち・せんじ）は、海辺の街泉ヶ原で小さい店を開いている。 　妻の美貴は、昔、東京の浅草で活躍していたピアニスト。二人のあいだには、順という娘も生まれた。 　元日…

バーチャルアイドルだって育成されたい！　さえない男と育成ゲーム内のAIアイドルの二人は、課金を頼りに頂点を目指すのだが…　再スタートしたいあなたを応援する、ハッピーエンドコメディ！

マイロ・アッシュベリーがお気に入りのカフェに行くと、明らかに酔っている人狼と遭遇する。 初めて見た人狼に興奮したマイロは、自宅に連れ帰ることにし──。 見切り発車ゴーゴー！

ひぐらし、らしい、卑怯な『完結短編』と見せかけた『連載小説』ロボ村長が、完結します。 ありがとう、人類。

二十二年後に初恋の相手と待ち合わせた真冬のある日 二人はもう行きたい場所も好きなものも違っていて…… 「お題で執筆!! 短編創作フェス」参加作品 前後編で約７，０００語の作品…

パリの蚤の市（ブロカント）にはさまざまなアンティークや古道具が並んでいます。 売れない画家のイーゼル。 恋をしたコーヒーミル。 作家の書斎机。 フランス人形の記憶。 閉店する店…

百年のときを経て魔界に帰ってきた魔王ゼフィーナ。 しかし彼女が離れていた間に魔界は大きく変化しており、PCやインターネットを駆使する高度情報化社会に変貌していた。 なにが『ICT…

高三の冬。受験と卒業を控えた宮前彩葉（みやまえあやは）は、美術部の後輩である朝日萌叶（あさひもえか）とともにいつもの帰り道を歩いていた。 特別なことなんて何もなかった高校生活。青…

人間の言葉を話す猫「ハイデルベルク」と、その飼い主「かのこ」の心温まる物語。

AIを仕事で使ってみて、その可能性を知った。 創作においても同様に使うべきか。確実に効率は上がるだろうが、不思議と指が止まっている。 なぜかというと、おそらくスマホのようなもので…

ファッションモデルとして活躍していた麻里は薔薇色の人生を送っていた……。 しかし、予期せぬ事故で奈落の底へ……。 その後、麻里に薔薇色の人生は訪れるのでしょうか？

俳句・季節の二十句

　夢月七海さま主催の「同題異話・一月号　　ほろ酔い幻想記」 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093091352724750 に参加してい…

【作品概要】 　六月のある日。 　中学校の理科の教師をしている深山(みやま)に、社会科担当の教師である山口が次のことを質問した。 「あの、深山先生。卵って、何もしないで立つこと…

わたくし、黒本聖南がただただ、好きなこと、面白かったこと、日常の些細なことを、好きにぶちまけるだけの、そんなやつです。 アニメ→★ 　実写→☆ 　　本→◆ 　自作→◇

この従姉のことが、私は昔から嫌いだった。

創作という行為の是非について自分なりに考えたこと。 考察を踏まえて、魅力を伝えたいということ。 その様子は、まるで鬼が人間を誘っているようであった。

俳句・季節の二十句

塾の帰りの夜道が怖かった女の子の話 「お題で執筆!! 短編創作フェス」参加作品 約２,７００語の短いお話です

休日だったのに……ほんとうは、おやすみ、だったのに……。 『ぶっ壊れ回』発表の、いいわけ（その壱）

　外崎は、高校入学して早々停学処分を受けることになった。 　停学を明けたときには、クラス内にはグループが出来上がっていて、浮いた存在になってしまった。 　そんな外崎に、同じクラス…

俺はミツル。初春の町をさっそうと自転車で駆けていた。 そこへ１つの粗大ゴミをめぐって侃々諤々している住民たちと遭遇する――。 犯人は、お前…とみせかけて、お前…とみせかけて、お前…

ノクターナル・スタフォードが恋人と暮らす家に帰るも、恋人がどこにもいない。 テーブルの上にはチョコが散乱している。 ノクターナルはすぐに恋人を探した。 吸血鬼✕人狼の話。

　赤尾竹柏（あこう・なぎ）は、小学校四年生のとき、街の特設ステージで歌を歌っていた瑞城女子中学校コーラス部にあこがれ、合唱を始めた。やがて念願かなって瑞城女子中学校に進学、竹柏は…

二〇二五年一月七日のリアルな記録。お父さんは家に帰る。絶対。

　これまでの言語関連の作品は、下記コレクションにてまとめております。 【言語関連】 https://kakuyomu.jp/users/Pleiades_Yuri/collect…

極楽鳥は答えない いつか この旅に終わりが来たら それが君に別れを 告げる時だと思ってた

舞台は変わって南からの海流が寄せる、温暖な気候の南海州・大磯。

綿のような雲から雪が舞い降りたある日の昔話 「お題で執筆!! 短編創作フェス」参加作品 約４,４００語の短いお話。１０分〜１５分で読めます。

毎日の仕事に疲れていた私はふと立ち寄った書店で、背の高い女性店員に棚の一番上に差さっていた文庫本を取ってもらう。些細なことから始まった、私と彼女との交流の行方は…… ・この作品は…