長月瓦礫

ケンイチは妻のナナエと娘のエミと、幸せに暮らしていた。 しかし、ある事故により、その幸せが崩れ始める。 ケンイチはそれを取り戻すために犯罪に手を染める。 妻のため、そして、何より…

アプロダイト社が送る最新の『GALATEA』デバイスは、Aliceを魅力的な存在にします。複雑な操作は必要無く、Aliceのポッドにデバイスを挿入するだけで、彼女は特別になります。

◆黒うさぎのタビーは、推し活にドキドキしていた。 その相手は、逢（あい）。 ウサフォンで、『逢先生の恋愛相談館』があり、タビーは常連だ。 タビーは、茶うさぎ美人の姿をしたアイコン…

月夜に見かけた懐かしい顔。 俺はしぶしぶ近寄った。 ホントはもう会いたくなかったけれど。 ※以下の自主企画に参加しています。 ・偽教授稟性杯（https://kakuyomu.…

おくとりょう様の自主企画　同題異話 9月号 「黒き鏡の玉兎。」参加作 何もない辺鄙な宿で宴会をする大学生。 鄙びた場所に似つかわしくない美少女を見かけた大学生たちは、邪な思いを…

声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声が声…

『【三題噺の競作】「声」「額縁」「部屋」 』によせて書きました。

「同題異話　８月号 『これを優しさと呼ばないのなら過ちでもいい』」によせて書きました。難しかったです。

【カクヨムコン8短編賞参加作品】 ま、あらすじなんか見んと本編見ぃや。 ネタのネタバレなんてしたら面白さ半減すんやろ！

「第四回偽物川小説大賞」によせて書きました。三作目です。

『【カクヨム公式自主企画】怪談・都市伝説・昔話の二次創作大募集！！ ～日本の「語り継がれるふしぎ」を書き換えよう～』によせて書きました。

おさよは亭主の仙吉を思いやる、良くできた女房だった。 ※キセルの羅宇 (らう)とは、たばこを詰める火皿の雁首 (がんくび)と吸い口を繋ぐ部分のことで、羅宇屋は、その羅宇の掃除や…

なんか書きたくなったので書きました。

峰岸浩太郎はアメリカの研究所で働くウイルス研究のエキスパートである。 なんとか、彼女とまでいかなくてもエミリーさんというガールフレンドもでき、本人も筋トレなど始めてそれなりに充実…

ボツネタのサルベージです。現代ドラマか迷ったのですがホラーにしました。 おかあさんはお義母さんです。

　私は文芸大会で、選ばれない苦しさを味わった。私に対して落胆した。それでも、拍手する手は止まらなかった。 　承認欲求から、創った作品ばかり。それでも、私には創りたいものがあった。…

「人を殺しても捕まらない方法」は、推理小説の世界では、壮大なトリックが必要でしょうが、現実はドラマほど厳しくはありません。とても間抜けで、とても甘いのが現実です。年間８万人もの人…

　友だちと一緒に、夏休みの宿題を片付ける。 　それは僕たちにとって、最後の夏休みの宿題だった。 （自主企画『【三題噺の競作】「地球儀」「馬」「最後の夏休み」』参加用に書きました…

@chauchauさんの自主企画『【第6回】三つのキーワードで小説を書いてみませんか【「め」、「蛇」、「カチューシャ」】』参加作です。 https://kakuyomu.jp/u…

ミチはいつも僕の手を引いていろんなところに連れていってくれる。僕には見えないけれど、ミチにはいつも何かが見えている。

あなたの瞳の奥に宿る女たちに、わたしはどう嫉妬すればいいの？ 愛しい人の永遠の一番になりたい愛欲を抑え切れない女としてのもどかしい想いを短編エッセイにしました。 この作品は「ht…

香鳴裕人様主催の企画「同題異話　８月号 『これを優しさと呼ばないのなら過ちでもいい』」参加作品です。

自主企画【【第6回】三つのキーワードで小説を書いてみませんか【「め」、「蛇」、「カチューシャ」】】参加作品。

人類は眠り、お世話ロボットとペットたちだけが暮らす世界。ある日、白猫は眠っているはずの飼い主が殺されているのを発見する。このアパートのどこかに眠っていない人間がいるのか、それとも…

僕は種を植えた。そら豆の種だ。 やがて芽が出て葉が生い茂り、大きな実をつけたそら豆は、僕に大切な事を教えてくれた。 S（すこし）F（ふしぎ）なボーイミーツガール。 第五回こむら…

　雨、匂い、人生。 　雨、雨、雨。 　雨で湿った匂いが好きだ。 　心に残る、そのモヤッとした気持ちを忘れずに。 　それが人生の宝物だから。

自主企画 同題異話 -七月号-『逆光の樹影、ガラスのリノウ』参加作品となります。

　沖縄の風景を描きたいと、移住してきた画家の「僕」は、初めてのスランプに陥る。 　気分転換にと、訪れた工芸品の展覧会で、とある琉球ガラス作品に心奪われた「僕」は、後日、この作者に…

　不知火夜空は今日、かくれんぼをして遊んでいた。 　龍二、茅乃、九十九は隠れ、夜空が鬼。 　さぁ、勝つのはどちらでしょうか？

初夏の夕方。暇を持て余した私は、田舎のあぜ道を散歩していた。すると、どこからともなく何かを数える声が聞こえてくるではないか…… 「五枚、六枚、七枚……一枚足りない……」

さるかに合戦。 猿によってひどい目に遭わされた母ガニの仇を、仲間を集めた子ガニが討つ、有名な昔話。 さて…皆さんは、こう思った事はないだろうか。 「良くまぁこんなメンツでうまくい…

超能力を武器にヤクザが切った張ったをする渡世。 発火能力を持つヤクザのウサギは組を継いだばかりの 新米組長だった。 そんなある日、引退した先代組長の家を何者かが襲撃。 元組長夫人…

とある殺人事件が起きたアパートに警察と名乗る男がやってきた。 出てはいけない、とは言ったのだが彼女は着替えて追いかけると言ったのだが……？？？ 短編読み切りです。

「ねぇ、僕だけはお前の良さを知ってるよ」 久しぶりに自主企画『同題異話』さんに参加するため書き下ろさせていただきました。素敵なお題ありがとうございます。何だか不思議な感じになり…

7月26日は「幽霊の日」だそうなので、それっぽいものを書きました。

イベント「同題異話 5月号 「叫んで五月雨、金の雨。」」参加します

2028-2029年。１年に渡る東関東非常事態停滞前線は、延々と降雨続きで、桂木乃愛は降雨に溢れる中、芝浜建築会社で仕事に忙殺して行く。そして終わりの日は近ずく。 アシスト…

暑い夏に肝だけ冷やした男の話。

「第四回偽物川小説大賞」によせて、もうひとつ夫婦の話を書きました。二作目です。

２０２７年７月１日、内閣府は閣議でヒートアイランド回避環境措置案として函館遷都を決める。しかし本来の目的は、津軽海峡を跋扈する、中国艦隊・ロシア艦隊への大きな牽制である。 勿…

「同題異話　７月号 『逆光の樹影、ガラスのリノウ』」によせて書きました。

いまいちPVの上がらない小説や、脱力系のエッセイをカクヨム に上げてるWeb作家の日常。 人生も創作も行き当たりばったりですが、それをだらだら読んで楽しもうというコンセプトのエ…

幸助は高校の帰り道で草むらに捨てられていたテープを拾い、それをラジオカセットで聞く。だがその日、幸助は変な夢を見て…