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松本あおい

@aoim20
2020年10月30日に登録

現代ドラマ

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2021年3月1日
落選でした。
こんにちは。応援、ありがとうございました。残念ながら、５分で朝読は、落選しました。しばらく、公募作品の制作に専念しようと思います。もう、落選するのに飽きたので。すごく気に入った作品になりそうなので、頑張ります。ではまた。
2021年2月27日
受験と新人賞は似ている。
こんにちは。新しい応募小説、少しずつ、書けてきました。とは言っても、まだまだですが。ところで、新人賞も受験も、同じです。百点でなくてもいい。合格ラインまで行けばいい。一次選考で落ちる人は、５０点も取れていない。７５点まで実力を伸ばせば、あとは、時の運。合格ラインの８０点を超えるかどうかは、作家として生きる覚悟があるかどうか。受けても受けても、東大に入れないって人もいますよね。さて。私の『ブドウ畑でつかまえて』は落選しました。５０点も取れなかったのかもしれないし、７０点だったのかもしれません。ではまた。
2021年2月26日
書く気にならない原因は。
こんにちは。今、応募作品を書いているのですが、なかなか書けません。なぜ書けないのか。書きやすくしようと、荒書きから丁寧に書いていたのですが、１２０枚くらいになったので、終わった気分になっているのかもしれません。しかも、荒書き中にズレが生じてしまい、直さないとならない。おそらく、そこが問題なのでしょう。書く気にならない原因を探すことで、自分の長所・短所がわかります。私の場合、長いと飽きてしまうようです。『ブドウ畑でつかまえて』は短編も短編。なので、飽きずに書けました。良かったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年2月25日
受賞するには
こんにちは。朝ドラ、おちょやんも澪つくしも、盛り上がっていて、目が離せません。小説も同じです。目を離せない上に、感動させることができれば、受賞です。しかも、下読み・編集・作家を泣かせれば、ゴール！私も今、新作の荒書きを終えたところで、先に進んでいません。泣かせるには、筋にはない、何かが必要です。『ブドウ畑でつかまえて』は、ありがたいことに、良かったとコメントいただいております。主人公の気持ちが、読者様の心に繋がったのかもしれません。良かったら、読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年2月24日
文章はシンプルで。
こんにちは。『ナイルパーチの女子会』を買いました。まだ読んでいないのですが、出だしも終わりも、完璧ですね。買うときに、アマゾンのレビューをチラ見したのですが、あまりにひどいコメントがあって、ちょっと驚きました。柚木先生はシナリオスクールのご出身なので、シンプルな文章を心がけてらっしゃるのではないでしょうか。私が小説講座に通ったときに、文章はシンプルにしましょうと習いました。つい、難しくややこしく書いてしまうもの。しかしながら、誰にでもわかりやすくシンプルに書くことは、エンタメではとても大切なことです。『ブドウ畑でつかまえて』は、シンプルわかりやすく、をモットーに書いています。良かったら、読んでみてくださいね。では、また明日。
2021年2月23日
『おちょやん』から学ぶ
こんにちは。間が空いてしまいました。昨日のおちょやん、見ましたか。良かったですね。若いカップルのキスしそうなシーンから始まり、おちょやんが舞台上でキスされるところで終わる。キスしそうなシーンで、その回の内容がわかる上に、 ”しそう”だったところが”する”で終わる。さすがです。これはもちろん、小説の始まりと終わりに使えるわけです。『ブドウ畑でつかまえて』では、始まりに泥棒と会い、終わりに泥棒が盗んだものがわかります。良かったら、読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年2月21日
『ゲキカラドウ』に学ぶ
こんにちは。『ゲキカラドウ』みてますか。激辛道、と言うことらしいのですが、道がつくものって、まだあるんだなあって驚きを感じました。驚くのはもう一つ。第一話と第二話と、なかなか良かったのですが、そこから失速。第七話で、やっぱり面白い！と思ったのでした。何故か。脚本家が違うのです（監督も違いますが）。第七話を見ていて気づいたのですが、やりとりの面白さ、ではなく、『起きたことに寄ってどう成長するか』が大事なのです。それも、無理に絡んで成長させないこと。これが上手なのが『おちょやん』なのです。もちろん、小説も同じことです。各話で、主人公に何かをさせなくても、気づかせるエピソードが入ればいい。『ブドウ畑でつかまえて』では短編なので、主人公が行動しないとなりません。また、子供なので、考えるよりも行動の方が先になってしまう。最後には、少し考えられるようになれるかもしれないと言うところで終えてみました。良かったら、読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年2月20日
『たったひとつの恋』から学ぶ
こんにちは。『たったひとつの恋』見たことありますか。 2006年の連ドラみたいで、あまりの違いに驚きます。当時の連ドラってこういうものだったんですね。今、流行っているそうです。ちょうどTVerでやってたので、良かったら見てみてください。こちらも『ウチ彼』の北川悦吏子さんの作品。案の定、病が設定に入っています。亀梨くん演じる主人公の鉄工所から、綾瀬さん演じるヒロインの住む高層マンションが見えます。夜、二人で光で合図を送るシーンがあります。セリフはないけど、ウキウキするような恋心が伝わってきます。セリフだけではない、気持ちを伝えられるシーンをプラスするのは、脚本だけではなく、小説でも使えます。セリフだけではないんですよね。『ブドウ畑でつかまえて』では、主人公が起きてから家を出るまでのシーンで、主人公の今の気持ちを表したつもりです。良かったら、読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年2月18日
『天国と地獄』に学ぶ
こんにちは。昨日は母の具合が悪く、ネットから遠ざかってました。大丈夫だったので、ご心配なく。さて。日曜ドラマ『天国と地獄』。森下桂子さんのオリジナルなので、面白くない訳が無い。私の記憶が正しければ、過去に同じ題名の黒澤明監督の映画があったはず。題名ってシンプルなものが好まれますが（王道の場合。ラノベは長い方がいいですよね）中でも”対比”はテッパン。だからこそ、監督と同じ題名にしたのかもしれません。さらに、この話はテッパンの”入れ替わり”。入れ替わりって、有名なところでは大林監督の『転校生』がありましたよね。色々なところで書かれています。何が言いたいかと言うと、”入れ替わり”を使って書くと、似てしまって難しい。森下さんも、様々な伏線を張っていて、流石の仕上がり。どうしたら普通ではない入れ替わりをかけるのか、いい参考になりそうです。『ブドウ畑でつかまえて』は、短編なので、入れ替わりは書けません。ただ、お父さんが女性になってしまったのは、変形かもしれません。良かったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年2月16日
『ウチの娘には彼氏ができない』から学ぶ
こんにちは。通称『ウチ彼』観ていますか。今日は俳優さんたちの話は置いておいて、内容の話をしましょう。テンポが独特で、ついていけないなんて意見もあったようですが、私もハテナがいっぱいでした。付け鼻毛とか。流行りなのかな。仲の良い母娘の恋の話、だと思っていたのですが、先週、本当の親子ではない、ということがわかりました。ここが、ポイント。どんなストーリーでも、大きな問題を抱えていると、途端に深い物語になります。大きな問題を乗り越えるために、小さなストーリーを積み重ねていく。小説にもとても大事な設定です。『ウチ彼』の脚本家は、有名な北川悦吏子さん。彼女は体が悪く、病気をテーマにしてドラマを書かれることが多い。もしかすると、『ウチ彼』も母に隠された病があるかもしれません。（父が病で亡くなった？）仲の良い母娘、というのも、お嬢さんとの関係から生まれた話なのかもしれませんね。私の『ブドウ畑でつかまえて』でも、家出した理由の裏に、親子問題があります。良かったら、読んでみてくださいね。では、また明日。
2021年2月15日
大河ドラマ『青天を衝け』から学ぶ
こんにちは。新しい大河ドラマ『青天を衝け』観ましたか。オープニングが、登場人物ではない徳川家康だったことに、驚きを感じました。おそらく、前回の大河ドラマから続いてるんだよっていうことを表したかったのでしょう。オープニングは読者を掴む、大事なところ。小説も同じです。本来は動きを出しますが、新しい始まり方ですよね。また、始まりといえば、渋沢栄一の登場シーンも、セオリー通りですが、良かったですね。テレビドラマでは、主人公に名前を連呼させて覚えてもらう、というテクニックがあります。連呼は、小説では使えません。ですが、主人公にセリフで名前を言わせるというのは、小説でもあるテクニックです。お母さんや職場の人など、脇役に名前を呼ばせるというテクニックもあります。私の『ブドウ畑でつかまえて』では、しばらく名前が出てきません。ブドウ畑のおじさんが名前を呼んで、初めて、わかります。名前を出さなかったのは、自分のことのように思って、読んで欲しかったから。オープニングは静と動を使ってみました。良かったら、読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年2月14日
『直ちゃんは小学三年生』に学ぶ
こんにちは。『直ちゃんは小学三年生』観てますか。今期、イチオシ、ドラマです。イケメンが主役で、大人が小学生を演じると言うことで、バカにしていました。ごめんなさい。でも、こんなシンプルなドラマがこんなに面白いとは、思いませんでした。内容は本当に小学生の日常で、さして面白くはありません。なのに面白い。なぜか。大人が小学生を演じる、と言う、意外性がやはりいい。そして、それをお笑いに走るのではなく、真面目に演じていること。シナリオスクールに行っていた時に、『泣かせようと思うな』と言われました。泣ける話を書こうとするとつまらなくなる。シンプルに、真面目に書けば、読者は感動してくれるもの。昨日の『青のSP』も、学校と警察を組ませて、新しい設定を作り、意外性が生まれました。ラノベも、意外性のある設定が多いですよね。さて『ブドウ畑でつかまえて』は、ワインと学生、と言う組み合わせにしてみました。でもブドウに寄ってしまって、ワインではなくなっちゃいましたね。よかったら、読んでみて下さいね。では、また明日。
2021年2月13日
『青のSP』に学ぶ
こんにちは。意外と面白い『青のSP』、観ていますか。主人公の刑事　嶋田隆平のキャラ設定が、いい味を出しています。気になる点は、原作が原案になっているところ。本来、原作は原作として、小説の名前が出てきます。ところがこのドラマの場合、原案とだけで、オリジナル脚本のように脚本家の名前が先に出ます。原作を読んでいないのですが、そのままドラマに使用するには大人の事情があったのかもしれません。でも設定だけ持っていって、オリジナルのようにドラマにされてしまうのって、ちょっと残念ですよね。そういえば、『ウチ彼』にもそんな話が。と言うことで、この『青のSP』から学ぶことは、設定が一番大事だと言うこと。設定が奇をてらっていれば、書籍化どころかドラマ化も夢ではありません！！さて、『ブドウ畑でつかまえて』では設定の面白さは、もはや、主人公の父のみ。いや、父だった人、かな。ジェンダーレスに戸惑う母とあっさりしている娘、と言うところで、NHKの地域ドラマくらいにはなる、かな笑ちょっと言い過ぎましたが、よかったら、読んでみて下さいね。ではまた明日。
2021年2月12日
『レッドアイズ』に学ぶ
こんにちは。連ドラの話が続いています。『レッドアイズ』は見ていますか。今ひとつ、華やかさに欠けるドラマですね。監視捜査があまり活かされていない気もします。話題になっていることの一つに、グロテスクな犯罪シーンがあります。犯罪現場、というより、犯罪方法、と言った方がいいかな。リアリティに欠けているところが救いになっています。海外ドラマのようになってしまうと、もはやテレビでは見辛くなりますね。グロテスクな犯罪というのは、エロと同じで、飛び道具です。上手に使わないと、そこだけ切り取られて、そういうエログロ作家に認定されます。だんだん派手にやってしまうユーチューバーみたいなものですね。『ブドウ畑でつかまえて』では、朝読・中高校生を意識して、すべて排除して、爽やかに作りました。よかったら読んでみて下さいね。ではまた明日。
2021年2月11日
朝ドラ『おちょやん』に学ぶ
こんにちは。朝ドラってご覧になっていますか。１５分の尺なので、起承転結がはっきりしていて、小説の勉強に良いですよ。現在放送中の『おちょやん』は起承転結の枠を超えている回もありますが、パワフルさや設定の妙は、勉強になります。例えば、片方のアレをすぐ出してしまう片金平八。撮影所の所長ですが、所長室に金のたまが飾ってある。それから、劇団の団長　山村千鳥。役者としてのセリフ、正確には忘れてしまったのですが、「向き合う相手が違う」には感心しました。脇のキャラクターがしっかりと設定してあれば、必ず物語に良いアクセントと行動をしてくれます。また、朝ドラで一番勉強になるのは、ラストです。今回の『おちょやん』では、お千代の決め台詞『明日も晴れやな』が良くラストに使われます。お千代の気持ちもそこに入っているし、明日の話への期待も込められる。物語を終えるには、良いセリフです。小説においても同じ。ラストの文章が全てを決めます。ところで、『ブドウ畑でつかまえて』のラスト、読んでいただけましたか。よかったら、読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年2月10日
『ボス恋』に学ぶ
こんにちは。『オー！マイ・ボス！恋は別冊で』観てますか。設定がファッション雑誌なので、色々なものに似ているとの噂。似た設定があると、パクリとか言われてしまいます。設定はよくよく気をつけて考えましょう。主人公のボスに注目してみると、なかなか良いのです。性格はどこかから借りてきたみたいな設定ではありますが、主人公よりずっと面白そうです。また、第四話は、ボスの過去にも触れていて、見どころありました。主人公がパッとしなくても、周りに良いキャラクターがいるだけで、ストーリーは良くなります。設定は、主人公以外をしっかり作りこみましょう。『ブドウ畑でつかまえて』では、お父さんの方は考えたのですが、お母さんの方をちょっと手を抜きました。なんだか典型的すぎて、残念な感じですよね。よかったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年2月9日
『麒麟がくる』に学ぶ
こんにちは。私はシナリオライターを目指したせいか、ドラマをよくみます。特に、今期の大河ドラマ『麒麟がくる』は面白かった！見応えがありました。まあ、途中は色々ありました。女子チームの活躍ぶりとか史実と違うのではとか。でもドラマはドラマ。史実は関係ないし、大人の事情もあります。私が目をつけたのは、第一回目と第四十回からラストまで。だらだらとしていない、スピード感のみの第一回目。素晴らしかった！本来、ドラマとは、セリフよりも映像で魅せるもの。さらに言えば『動きの少ない光秀が動いているところから始める』、ここが素晴らしいわけです。第四十回からは、本能寺へ攻め込ませるための動機部分。追い込まれて行く感が本当に素晴らしい。『そうか、だから饗応での折檻だけが原因ではなかったんだ』と思わせる。本能寺は日本史の中でもミステリーなところ。作者の思惑通り、私も解答を得た気になりました。小説も同じです。スピード感の強弱と、作者のテーマと解答。これがキーワードです。ちなみに、今回の大河ドラマは『友情』なんだそう。信長と光秀の友情。だから本能寺で、あのセリフとあの涙とあの笑いになるんですね。さて、私の『ブドウ畑でつかまえて』では、テーマは親子。スピード感の強弱は、ブドウ畑での時間との対比で出したつもりです。よかったら読んで、確認してみてくださいね。ではまた明日。
2021年2月8日
『君と世界が終わる日に』から学ぶ
こんにちは。ドラマ『君と世界が終わる日に』をみていますか。ゾンビという材料から既にアメリカのドラマ『ウォーキングデッド』にそっくりですが、設定の何から何までが、似通っています。これは企画の段階に問題があるのです。元々、ゾンビから生き延びるドラマにすれば、田舎でない限り、同じ行動になります。もし、主人公が男ではなく女だったら。きっともっと面白くなったでしょう。そうです。企画に問題があります。主人公が男でなければならない”大人の事情”があったとしても、筋肉も頭脳もないチャラ男にしたら、これはまたやはり、面白いドラマになったはず。小説だって脚本と同じ、企画が大事。私の『ブドウ畑でつかまえて』では、ブドウ畑と女主人公だけ先に決まりました。大人の事情です。ワイン好きの大人より、ワイン飲めない女子高生の方が意外性があるかなって、思いました。しかも、子供っぽい。よかったら読んでみてくださいね。私もこれから、新しい短編の企画を考えなければ。ではまた明日。
2021年2月7日
捨て方
こんにちは。よく『ダメなものはダメだから捨てよう』と言いますが、『最後まで書こう』とも言います。難しいよね。途中で『これは面白くないのではないか』なんて思うと、最後まで書けなくなります。そこで捨ててしまっては、書けない人になってしまう。設定不足と、プロットが書けていないことによるものです。私も、書き方を見直し、書き上げられるような手順に変えました。設定をしっかり作り、第一稿までは書きあげましょう。捨てるのはその次です。順序を変えたり、別のエピソードを足したりして変えられるのならやってみる。でもダメなら潔く捨てる。『ブドウ畑でつかまえて』でも、第一稿の後、真ん中のエピソードを変えました。よかったら、読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年2月6日
短編とは
こんにちは。『短編を制すものは小説を制す』小説の学校に行っている時に、『一週間に一本書け』と言われた。でも結局書けてない。短編でも設定って、結構大事だから、設定に手間取ってしまって。短編というのは、言ってみれば”通夜の晩”だけの話。そこに、どんでん返しが一つ。中編は、短編が四つ。長編は、短編が八つ。『ブドウ畑でつかまえて』は超短編です。でもちょっと詰め込みすぎたかもしれません。よかったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年2月5日
村上春樹さんに学ぶ
こんにちは。あの村上春樹さんは、マラソン好きで有名です。小説はリアルが混ざっていないと面白くありません。リアルは体を使ったこと。小説家は、肉体感覚が大事なのです。私の『ブドウ畑でつかまえて』では、ブドウ畑が出てきます。実は、山梨のワイナリーに行ったことがあり、その時の感覚を思い出しながら書きました。自転車のシーンなんかも、自分の体が覚えているので、リアリティーが出ているかと思います。よかったら読んでみてくださいね。まあ、村上春樹さんのマラソンには、体を整える意味もあると思いますが。では、また明日。
2021年2月4日
男性の特性
こんにちは。先日、電車の中でマスクをずらして電話をしているおじいさんが、注意されて怒って、結果、捕まった事件がありました。マスクをずらすという行為は置いといて、男性は『大勢の前で注意されると侮辱されたと思い、激しく抵抗する』という性質があります。男の子を育てているお母さんや、部下を抱えている上司は、注意しなければなりません。このおじいさんでも、年上の男性としてきちんと敬えば、また事情は変わってきたかもしれません。ところで、小説においても、面白いことがあります。男性は、一冊買えばほぼ、次も買います。しかし女性は、一冊目が面白くなければ買いません。男性は収集癖があるのです。女性の場合は、あまりありません。なので、女性に本を買わせるのは一苦労するのですね。『ブドウ畑でつかまえて』は短編です。続きがあったら、男性は読んでくれるかもしれませんが、女性はなかなかそうはいかないかもしれません。よかったら、読んでみてくださいね。では、また明日。
2021年2月3日
西野カナに学ぶ
こんにちは。小説の学校に行って知ったことはいくつかありますが、印象的だったのが、”西野カナ”でした。西野カナさんが有名な歌手であることやマーケティング上手だと言うことは知っていました。が！まさか、小説の企画にも使えるとは、考えてもみませんでした。西野カナさんは、歌詞を作る際に、ブレーンにアンケートをとります。そこから歌詞が生まれるのですが、それってつまり『売れているもののつぎはぎ』になるわけです。実はヒットソングのほとんどの歌詞が、つぎはぎ。日本人が好むフレーズってあるんですよね。あの、”新海監督の『君の名は。』”ですら、同じつぎはぎ。つぎはぎが悪いのではなくて、そうすることで売れる、わけです。売れれば、二作目以降は好きにできる。カクヨムに載せるには、カクヨムで流行っているものを調べることが大事ってことになりますね。ちなみに『ブドウ畑でつかまえて』は完全に無視しています。私、調査って結構苦手で。せめて、題名くらい、もう少し流行りに乗るべきだったなあ。よかったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年2月2日
嬉しいコメントをありがとうございます
こんにちは。また嬉しいコメントをいただきました。ありがとうございます。私にとって、小説は全て、私の子供。出来が悪くても良くても大事なので、褒められるともっと嬉しくなります。『ブドウ畑でつかまえて』は、ある意味では、エールの小説です。明日はきっといい日になると思って、生きていけるようなエールになるように書いています。よかったら、読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年2月1日
一万枚、書こう！
こんにちは。『一万枚、書こう』これは小説講座で言われました。４００字詰め原稿用紙で一万枚。字数で言えば、４００万字！いや、そこまでは書かなくてもいいかもしれません。とにかく、上手くなるためには、書いて書いて書きまくる。そのうち、下手なことや落ちた理由がわかるのだそうです。私はちっとも書いてないなあ。３００枚くらい。これではダメダメ。と言うことで、今年は最低でも４００枚を３本、１２００枚を目指します。でも前半目安なので、後半にも１本書きたい。もちろん、完結させることが条件です。４００枚の作品だと、２５作品！何年もかかってしまいそう。『ブドウ畑でつかまえて』は短編中の短編。６０００字。１５枚。１００００枚には程遠いですね。よかったら読んでみてくださいね。では、また明日。
2021年1月31日
予告してしまう文章って、使っていませんか
こんにちは。小説講座に通っていた時にこんなことを教わりました。『予告してしまう文章には気を遣え』どんなことかと言うと、『彼は知る由もない』や『今後彼女を待ち受ける運命とは』そんな文章です。私も書いちゃっていました。多分、ドラマや漫画とかの影響なのでしょうね。小説にはいりません。三流映画のお約束みたいになってしまいます。『ブドウ畑でつかまえて』は、気をつけて書いたつもりです。ちゃんとできているか、よかったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月30日
マイブーム言葉に気をつけよう
こんにちは。マイブームって、ありますか。私の今のマイブームは、変な関西弁。朝ドラのおちょやんを見ていると、終了時にはなんとなく、妙な関西弁を使ってしまいます。人間って、使ってみたくなると、多用してしまうそうです。それが小説にも出てしまうそう。今だったら、きゅんですとか使ってしまったり。流行り言葉は長く持たないかもしれませんし、難しい言葉は読みづらいかもしれません。どうしても使わざるを得ない時、例えば、トリックとかに使用するなら良いのかもしれませんが。『ブドウ畑でつかまえて』を書くときには、マイブーム言葉には気をつけたけれど、”テレビドラマに出てくる俳優に似ている”ことを使ってしまった。書いてみたかったから、ある意味、マイブームなのかもしれません。短編で使うと、目立ちますね。よかったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月29日
描写する
こんにちは。小説といえば、描写。これが大変ですよね。シナリオでいえば、シーンです。性格なんかを、説明ではなく、描写で表す。昨日、向田邦子さんのアナザーストーリーを見ました。あれ、一昨日だったかな？彼女なんかは最高の描写力ですよね。絶対書けない。『思い出トランプ』は読んでおいた方がいいらしいです。って、私もまだだった！！『ブドウ畑でつかまえて』では、どうだったかなあ。ぜひ読んで、確認してみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月28日
プロットと小説
こんにちは。私はシナリオスクールに通っていたせいで、テレビドラマチェックが欠かせません。小説講座でも、ドラマティック過ぎてテレビドラマの脚本になってしまっている、と指摘を受けたことがあります。ちょうど、入れ替わりを短編に入れてしまった時でした。長編用のプロットでしかない、なんて言われました。入れ替わりといえば、今期のドラマ『天国と地獄』も入れ替わりですよね。入れ替わりって、小説で読むよりも、映像の方が楽しいのかもしれません。今の私は、いかに丁寧に描くか、をモットーにしています。つい、プロットになってしまうので。『ブドウ畑でつかまえて』は短編です。ちゃんと小説になっていますか。それとも、プロットですか。よかったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月27日
セリフはかっこよく
こんにちは。昨日からちっとも進んでいない、あおいです。てへ。セリフ、かっこよく書けてますか。シナリオライターにとって、セリフはとても大事なものですが、小説においても、セリフは重要事項です。照れずに書け！と言われました。でも、恥ずかしいですよね。今朝の朝ドラ『おちょやん』でお父さんのテルヲが「働いテルヲ」とギャグを言うシーンがありました。恥ずい。恥ずいけど、良いシーンでした。今書いている小説こそ、照れずに書くぞ！『ブドウ畑でつかまえて』ではかっこいいセリフはありません。かっこいいセリフを書きたかったのですが、全然思いつかなくて。よかったら読んでみてくださいね。では、また明日。
2021年1月26日
なんで書けないのか
こんにちは。新しい小説を書いているのですが、なかなか前に進めません。現在、荒書きし始めたのですが、順番を変えようとしたりして、進まない。私は元々筆が遅くて、早く書けるようにと、今回は順序どおりに書いております。大雑把なのでつい、ざっくりと考えて、とりあえず書き始めてしまったりします。このざっくりが結構まずい。丁寧に世界を作り上げておかないと、途中で書けなくなったり、つじつまが合わなくなったり。今回は途中で、主人公の想いに気づき（わかってなかった笑）修正を始めた次第です。さて、『ブドウ畑でつかまえて』は短編なので、一度書き上げたのですが、結局書き直す羽目になりました。小説って難しい。よかったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月25日
面白い小説のポイント
こんにちは。面白い小説のポイントはいくつかありますよね。その中でも私が注目しているのは、『タブーを犯せ』ついつい、良い人を書いてしまう。そうすると面白い話は書けなくなります。シナリオでもそうでした。「私は良い人だけのドラマを書きたいんです！」なんて怒って、お教室を辞める人もいました。殺人だの強盗だのいじめだの、ひどい人を書くことは大変です。読者の人はそういうことを疑似体験したいもの。まあ、彼らを退治することも、疑似体験したい。私は痴漢とか盗み、あと、殺人も多いかな。まだまだ発想が貧困です。さて。私の『ブドウ畑でつかまえて』は、朝読ということで、ハードな犯罪は書きたくありませんでした。中高生が読んでも問題ないことを探したので、盗みと家出、にとどめました。よかったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月24日
小説とは何か
こんにちは。皆さんは、小説って、なんだと思いますか。私はずっと『楽しいもの』だと思っていました。でも本当は違う。小説とは、『自分なりの答えを示すもの』だったのです。人は、人生に迷った時に小説を読みます。愛や救いを求めていたり、許せなかったり、新しい自分になりたかったり。その答えの例を提示する。それが小説の使命、な訳です。私の『ブドウ畑でつかまえて』では、主人公が自分を押し通すために家出をします。私の周りでそういう子がいるのですが、当然うまくいきません。どうしたらいいのだろうって、ずっと考えていました。私なりの答え、それが『ブドウ畑でつかまえて』です。よかったら、読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月23日
毎日書くことと毎日更新することの違いについて
こんにちは。二日間、家にいなかったので、書けませんでした。ごめんなさいね。 Twitterで、毎日更新してきたけれどどうしようかと迷っておられる方がおりました。毎日更新するって、よく言われるSNSの常套手段です。『名前を知ってもらって、ファンになってもらう』このためにはとても有効です。ファンが増えれば、群衆から頭一つ出るので、人気者になれるチャンスができます。ここで問題なのが、『人気者』という点です。私は、面白い小説を書くこと、新人賞を取ることを目指しています。だから、毎日更新することよりも、丁寧に仕上げることを大事にしています。毎日小説を向き合って、満足な仕上がりを目指しています。でも、バズってファンを増やして、出版したい人なら、多少出来に満足していなくても、毎日更新した方が良いでしょう。トップの小説よりも、一人でもファンを増やして、出版を目指すべきです。『ブドウ畑でつかまえて』は、５分で朝読賞に応募しました。新人賞に出してもうまくいかなくて、基本の短編に戻ってみました。良かったら、読んでみてくださいね。さ、次の新人賞に向けて頑張る！ではまた明日。
2021年1月20日
順番を変える
こんにちは。今、新しい小説を書いています。が、進まないのです。参った。何がいけないのかなって考えた時に、順番に問題があることに気づきました。順番通りに書く。これは大事なことではあるのですが、面白さには欠けます。面白くするには、思い切った行動をとる。というわけで、順番を変えることにしました。今日は前に進めそう。『ブドウ畑でつかまえて』は順番通りに書いています。それで面白さに欠けるのかなあ。良かったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月19日
ネタが生まれた日
こんにちは。今、新しい小説を書いています。本当は昨日、長いあらすじを書いて、今日は章立てのはずが、ずれています。プロットの練りが足らなかったので、修正中です。そんな中、突然、別のネタを考えついてしまい、違う妄想をし続けてしまいました。ネタは種でしかなく、そのままでは使えません。ゆっくりいじって温めて、どうするか考えます。私はネタ帳を小さいノートにしていたのですが、ネタで終わってしまうので、最近、大きなノートに変えました。好き勝手に書きまくっています。『ブドウ畑でつかまえて』はネタ帳とは別で、テレビを見ながら思いついたもの。良かったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月18日
長いあらすじタイム
こんにちは。ただいま、新しい小説を書いています。やっとプロットだの年表だのを書いたので、長いあらすじを書き始めます。矛盾がないかとか、ありきたりじゃないかとか、色々チェックします。担当編集者がつくと、一緒に考えてくれるみたいです。いいな。新人賞への応募作品にも、矛盾がある作品はあるようです。でも、出版前に、担当編集者さんがチェックしてくださって、直すそうですよ。だから多少の矛盾は気にしないでいいみたいです。さて、私の『ブドウ畑でつかまえて』は短編なので、こういうことは省きました。なので、後からチェックしないといけません。良かったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月17日
登場人物を増やす
こんにちは。今考えている小説は４００枚の予定。主要人物設定は考えましたが、あらすじを書いたら、人物が増えました。ということで、新しく考えています。人物造形の中でも、性格が最も大事。本文中に『優しい人で』をか『面白い性格で』とか書いてはダメですよ。エピソードで表す必要があります。私の尊敬している、湊かなえ先生の『告白』は、設定が秀逸だったそう。私の『ブドウ畑でつかまえて』は、途中で登場人物を増やしたり減らしたりしました。良かったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月16日
章立て
こんにちは。今、賞に応募する作品を考えております。今回は章立てから考えています。いつもの短編ではないので。簡単なあらすじと登場人物を考えたら、プロットを練ります。そして章立て。順番を変えたほうがいいなと思いつつ、昨夜寝てしまった。設定が普通なので、展開を普通じゃない感じにしたいところ。さて『ブドウ畑でつかまえて』は、展開は普通です。短編なので、登場人物も限られるし、朝読用なので、ハッピーエンドだし。そうなると、変えられるのは設定しかありません。短編が難しいのは、そういうところもあるのかも。良かったら読んでみてくださいね。ではまた明日！
2021年1月15日
あらすじを書く
こんにちは。あらすじ。小説はあらすじに始まり、あらすじに終わる。あらすじが面白くなかったら、先はない。ずっとついて回るんだそうです。なぜなら、編集者さんは、あらすじをチェックするから。そして、新人賞も、あらすじで読んでもらえるかもらえないかが決まる。芦沢央先生は、２００枚のあらすじを書いて、結局全部捨てることもあるそうです。私はあらすじが苦手。つい、短編に走ってしまう。というわけで、『ブドウ畑でつかまえて』はあらすじがないです。短編の場合、短いから、あらすじを小説として出してしまいがち。私の小説は小説として、成り立ってますでしょうか。良かったら読んでみてくださいね。さ、私もあらすじ前のプロットを練らねば。ではまた明日。
2021年1月14日
何についての、誰についてのストーリーか
こんにちは。今日もまた、ハリウッド脚本術から。『何についての、誰についてのストーリーか』どんなストーリー、脚本でも小説でも、テーマが必ずあります。天才数学者が精神病を克服しノーベル賞を受賞するとかプロボクサーを目指している主人公がタイトル戦の最中に致命傷を負う悲劇とか。小説を書こうと思った時にはまず、テーマから考えよう。私の『ブドウ畑でつかまえて』は、高校一年生の女の子が、大人の階段を登ろうとする話です。良かったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月13日
ミッドポイント
こんにちは。ハリウッド映画の手法の続きになりますが、『ミッドポイント』というものがあります。ストーリーの真ん中くらいで、大きな転換を作る。その転換点を、ミッドポイントと呼びます。起承転結の、単純バージョンとでもいいましょうか。ミッドポイントを中心にすると、前半に設定を説明し、後半で動きが入る。映画は大抵、これが入っています。だからメリハリが効いて、面白くなるわけですね。ちょっと確認ができてないので、例題をあげにくいのですが。私の『ブドウ畑でつかまえて』ですが、そうですね、ミッドポイントとしてあるのは、『主人公の家出』でしょうか。前半と後半、違いますか。良かったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月12日
ハリウッドのシナリオ手法
こんにちは。新しい小説を書くために、また小説の書き方の本を読み直しています。乙一先生といえば、私の中ではライトノベルからの作家さんというイメージで、実はまだ読んだことがありません。でも回転の早そうな先生だなと思っていました。その乙一先生が、プロット作りはハリウッドに学べとおっしゃっています。私はシナリオを習っていたので、結構、読みました。シナリオだと、シド・フィールドとかジョーゼフ・キャンベルとか出てきて、誰それってことになるからです。まあ理論は理論かなとは思ったのですが、乙一先生もオススメしてらっしゃるので、良い方法なのかもしれません。『ブドウ畑でつかまえて』はシド・フィールドではなくて、ヴァージンの旅を参考にしています。キャンベルの変形です。自分の内面の旅というか、自分を成長させる話です。良かったら、読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月11日
アクションシーンをどう書くか
こんにちは。アクションシーンを書いていますか。アクションというか、闘いのシーンを書く人は多いでしょうね。私もリレー小説をしていた時に読ませていただきましたが、んー、どうでしょう。つい、擬音を使ってしまいますよね。今をときめく、今野敏先生はこんな風におっしゃっています。『短い文章で控えめに。専門用語はいらない』北方謙三先生も文章は短くていいとおっしゃっています。どう殴ったか、ということに固執するよりも、その時の自分の心情がどのように変化するのかということが、一番読者が知りたいことであり、登場人物を体感できるのではないか。そういうことのようです。私の『ブドウ畑でつかまえて』ですが、アクションシーンは一箇所あります。ほんの一瞬のことなので、相当短く書きました。どうでしょうか。良かったら、読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月10日
主人公には弱点があるべし
こんにちは。面白い小説には必ずといっていいほど、『主人公に弱点がある』そうです。３分しか持たないウルトラマンとか親を殺されたバットマンとか。『ブドウ畑でつかまえて』の主人公には『まだ若い』と言う弱点をつけてみました。若さは弱点ではありませんが、弱点にもなり得ます。主人公にとって、自立できない理由が若さだったから。若さは強みにもなります。よかったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月9日
『執筆する中で絶対しないこと』を決める
こんにちは。ある本の中で、ミステリー作家さんに『執筆する中で絶対しないこと』を質問するコーナーがありました。皆さんは、何かありますか。私は、？や！を使わないとか、擬音を避けるとか、その程度でした。ところが。作家さんによっては、・子供の可哀想なシーンを使わない・レイプやセックスシーンを使わない・女の子を不幸にしない・救いのない話は書かないなんて、とても人間的なことを答えている方もいました。そういうのっていいですよね。私も自分のポリシーをきちんと決めようと思いました。あ、あと、飲んだら書かない、飲みながら書かないって人も。さて、『ブドウ畑でつかまえて』では悲しいシーンは書かないって決めていました。どうでしょうか。うまくいってますか。よかったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月8日
病気
こんにちは。コロナ禍で、時間ができる方もできなくなる方もいらっしゃるでしょう。私は、コロナではないのですが、体調を崩してしまい、書けなくなってしまいました。応募の締め切りがあるので焦っていたのですが、具合悪くなりました。で、やっと元気になったと思ったら、次の病。薬もあるし、ちょっとくらい無理してもと思ったら、発熱する羽目になりました。体は大事です。無理して書かない方がいいです。さて、『ブドウ畑でつかまえて』ですが、そういえば、病気の設定がなかったなあ。病気の設定は、売れます。人々は泣くことに飢えているんだそう。泣けないけれど、よかったら読んでみてくださいね。ではまた明日。明日になったら、熱下がるかな。
2021年1月7日
比喩に悩む
こんにちは。シナリオと小説の違いに、比喩があります。シナリオや映像の場合、比喩としてのシーンが入ります。それは雨だったり波だったり、視聴者の心に訴える何か、です。小説の比喩はもっとずっと難しい。ここが一番のオリジナリティなのでしょうね。しかも、沢山使ってはいけない。ここぞという時に少し。きちんと伝わり、かつ、新しい表現。考えていると全然楽しくない。気づくと『まるで母のように優しい海』とか『嵐のように叫んだ』とか退屈なものしか浮かばない。まだまだ勉強中です。さて、『ブドウ畑でつかまえて』では、どうだったかな。よかったら読んでみてくださいね。ではまた明日。
2021年1月6日
無駄な「……」は省こう
こんにちは。シナリオスクールに通っていた時、無言のセリフをどうするか、ということを学んだことがあります。シナリオですから、無言もセリフの一部です。当然「……」になりますよね。でも良い脚本は、ダメなんですって。どういう状態で無言なのかを示さなければならない。海に入って無言で指輪を探すのかもしれないし、無言で抱きしめるのかもしれない。小説も同じです。会話の間に「……」を入れてあると、良い小説にはなれない。良い小説というのは、オリジナリティがあること。「……」の代わりになる文章は、作者の個性が出てくるから、他の小説と違ってきます。これは大きなチャンスになります。さて、『ブドウ畑でつかまえて』ですが、やはり無言を省いています。どこでしょうか。よかったら読んでみてくださいね。では、また明日。
2021年1月5日
渡部篤郎似のおじさん
こんにちは。小説講座に通っていた時の課題で、『中尾彬に似ている』と書いたことがあります。注意されました。私としては、あの『ネジネジを巻いた、遊び人』のイメージだったのですが、今は伝わっても後々伝わらなくなるよ、と言われました。例えば、お金を持っているイメージがありますよね。かつては『ベンツに乗っている』と説明できても、今ではベンツくらい誰でも乗っているどころか、フェラーリに乗る一般人もいます。価値って、時代が変わると変わってしまうものなんですね。もちろん、ドイツ人だからベンツ、という設定はありです。でもそうではない場合、固有名詞は避ける、というのが、現在の考え方だそうです。シャネルとかグッチとか使わずに書くって、結構難しい。ホームズとかルパンとかは、固有名詞として使っても大丈夫なんですって。『ブドウ畑でつかまえて』では、泥棒が出てきます。ちょっとダンディにしたくて、思いついたのが、あの『ルパンの娘』に出てくる渡部篤郎さん。連想してもらおうと、あんな書き方をしてみました。十代の女の子が主人公だし、きっとテレビを見ているはず。すれ違う時には多分、そう思うかなと。よかったら読んで確認してみてくださいね。