こんにちは。
新しい大河ドラマ『青天を衝け』観ましたか。
オープニングが、登場人物ではない徳川家康だったことに、驚きを感じました。
おそらく、前回の大河ドラマから続いてるんだよっていうことを表したかったのでしょう。
オープニングは読者を掴む、大事なところ。
小説も同じです。
本来は動きを出しますが、新しい始まり方ですよね。
また、始まりといえば、渋沢栄一の登場シーンも、セオリー通りですが、良かったですね。
テレビドラマでは、主人公に名前を連呼させて覚えてもらう、というテクニックがあります。
連呼は、小説では使えません。
ですが、主人公にセリフで名前を言わせるというのは、小説でもあるテクニックです。
お母さんや職場の人など、脇役に名前を呼ばせるというテクニックもあります。
私の『ブドウ畑でつかまえて』では、しばらく名前が出てきません。ブドウ畑のおじさんが名前を呼んで、初めて、わかります。名前を出さなかったのは、自分のことのように思って、読んで欲しかったから。
オープニングは静と動を使ってみました。
良かったら、読んでみてくださいね。
ではまた明日。