こんにちは。
朝ドラってご覧になっていますか。
15分の尺なので、起承転結がはっきりしていて、小説の勉強に良いですよ。
現在放送中の『おちょやん』は起承転結の枠を超えている回もありますが、パワフルさや設定の妙は、勉強になります。
例えば、片方のアレをすぐ出してしまう片金平八。
撮影所の所長ですが、所長室に金のたまが飾ってある。
それから、劇団の団長 山村千鳥。
役者としてのセリフ、正確には忘れてしまったのですが、
「向き合う相手が違う」には感心しました。
脇のキャラクターがしっかりと設定してあれば、必ず物語に良いアクセントと行動をしてくれます。
また、朝ドラで一番勉強になるのは、ラストです。
今回の『おちょやん』では、お千代の決め台詞
『明日も晴れやな』
が良くラストに使われます。
お千代の気持ちもそこに入っているし、明日の話への期待も込められる。
物語を終えるには、良いセリフです。
小説においても同じ。
ラストの文章が全てを決めます。
ところで、『ブドウ畑でつかまえて』のラスト、読んでいただけましたか。
よかったら、読んでみてくださいね。
ではまた明日。