幻中紫都

今回は２作品について語りたいと思っております。私が作者ではなくいち作品ヲタクとして回答していきます。 「自信作について熱く語り、読者に熱を伝えよう！」春瀬なな様の企画に参加です…

人間の身体が欲しい怪異、コッパさんはある日、湊という青年に出会う。 湊の家族を目の当たりにし、彼の身体を奪うことで家族が欲しいと願うコッパさんに、湊は——。

魂に残った未練を消す仕事をする〈悔恨屋〉の主人公。ある日の依頼は、恋がしてみたいというものであった。

統合失調症で精神病院に入院していた私は、唯一の友達の黒猫のぬいぐるみを失くして、慌てて転び頭を打って死んでしまう。女神によって異世界生活を余儀なくされた私は、女神の仮初の黒い猫人…

　マンションの隣の家に引っ越してきたお姉さんは、中学三年生らしい。毎朝エレベーターの前でぼくと遭遇して、エレベーターで一緒に一階へ降りている。 　お姉さんは、ストレートの長い黒髪…

樋口由衣(ひぐちゆい)は、子供に好かれる保育士を目指す為、福祉系の女子短大の受験が控えている高校三年生。 彼女の幼馴染である真壁康介(まかべこうすけ)もまた、子供に好かれる絵本…

★☆★ 第三章「ゴーレム！」編 絶賛不定期更新中！！ ★☆★ 12/7（土）： 第129話「王女様はお年頃」更新しました🎵 『ハレゴレ』と覚えてください！　総文字数30万字…

短編小説 言葉の重みや大切さ。 当たり前がと思っていたことが、急に失われてしまう。そんなお話です。

名家に次女として生まれた仲田華(なかた　はな)は小さなの頃から何をしようと失敗し、家族からは『名家の汚点』として扱われてきた。いつの日からか、愛されたいが愛せなくなっていた。そん…

　ある夏の日に碧《あお》は、海辺の堤防に佇む青白い光を見つける。碧はその光に惹かれ光を追った。碧が見た光の正体とは。碧はその光に何を思うのか。 語り部朗読BAR｜北条むつき 様…

入院すると言って出ていった妻の去り際の一言が引っかかって仕事が手につかない夫が深夜、目にしたものは……。◆ タイトル「薫陸香（くんのこ）」は、琥珀を指す岩手県久慈の方言。umbe…

直前に見た作品の要素が夢として出て来る。そんなことありますよね。 まあ大体は……ねえ？ ※これジャンル合ってるんでしょうか？　

夢見る芸人の話です。

ショートショートの童話のような百合のような。暑くなりすぎる前にお読みください。

流れ者のホステスが寂れた町で出会ったのは、天狗と呼ばれる若者だった……。 ＊ 山新文学賞、準入選作品。

川村真人は学校でいじめられていた。ある日、転校生の相川が彼の前に現れ、何かが変わっていく………。 「死ぬことの意味」のサイドストーリーです。

ある少年の遺書

20年目の不倫中の二人。ある日、彼と連絡が取れなくなった。

庭でタイムカプセルを見つけた女の話

いつかその夜空を燃やし尽くすのはルナ、オマエだよ、と。 言ってやるのは止めた。ルナが余りにも不憫だったから。 ▼ 俺と、幼馴染のお話。 ※短編『フラグメント』と繋がってい…

10歳になったら蝶を食す儀式を行う町で。 1話完結です カクヨム甲子園2024ショートストーリー部門大賞

暗い作品ばかりを頑なに書く物書きの女の子と、編集者の女の子の物語。

九〇年代後半ごろ、夕方の公園でバンドをやめた男と塾帰りの少女が喋るだけの話です。以前『砂漠』をテーマにした部誌に載せた作品を加筆修正しました。

十五夜、長年川を護っていた大蛙が死んだ。夜明けには邪神が主に変わろうと入り込んでくる。川に棲むモノたちは会議を開くが──

ちょっと馬鹿っぽいけど頭の良さが目立つ不思議ちゃん、花菜。 花菜の天然ボケに的確なツッコミを入れる常識人、梨央。 二人が繰り広げる支離滅裂な弾丸トークをご賞味下さい。 ※ファンタ…

ひょんなことから『シスコン化』を求められたアユム。 知識はあるが、己に足りない要素について思い悩む。 そうして止める声も届かないまま、間違った努力をする。 ※こちらの話は、デ…

春、出会いと別れの季節。 棄てられた線路、忘れられた駅、 錆びた留置線で朽ちゆく一輌の列車。 「卒業」を控えた或るローカル線へ紡がれる、精霊と少年の哀の唄。 【2021年4月…