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歯が痛すぎたから献血に向かった話


 結論から述べるなら、歯の治療に比べれば大したことはない。
 というより、歯痛がヤバすぎる。レアリティとコストとパフォーマンスが見合ってない。
 明らかにぶっ壊れだから、ナーフした方がいいと思う。

 歯が痛すぎるから今度献血に向かう
 https://kakuyomu.jp/works/16818093072831036540

 ただ献血がある程度の痛みで済んでいるのは、
 間違いなく熟練の腕前を持った看護師さんや、厳重な体制管理の賜物であるのは間違いがない。

 こういう時、本当に思うのだ。
 歯科治療、献血のみならず、会議やプレゼンにしろ、何かの試合にしろ、というより「緊張すること」すべてに等しく当てはまるが、
 これらは究極的に恐怖との戦いであり、それを越えるには自分や携わる方々を信じるしかないのだ。

 世は上手く回っている、私を傷つけたりしない、大丈夫、大丈夫と。

 道徳の効用とは多分そこなんだろうと思った。



 ちなみに余談であるが、
 健康診断と同じノリで献血に向かってはいけない。
 献血では多くの血を抜く都合上、血糖値が大きく下がるため、ちゃんと食事をして糖分を補っておかないと思わぬ事故につながる。

 ちょうど小説執筆に熱中してて食事取ってなかった、ラッキーと思っていた私はとんだ大馬鹿野郎である。

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