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砂の女を現代風にしたい


 安部公房の「砂の女」は、不条理に巻き込まれた人物の運命を描いた傑作である。
 その妙なリアルさは読んでいる内に口の中に砂が入ってくる錯覚を巻き起こすほど。

 しかし、砂の女か。

 タイトルとしては少しインパクトに欠ける。これだけの内容があるのに勿体ない。

 現代風にするなら「難攻不落の砂姫〜迷い込んだ異世界で現地人に騙されて、その挙句に物理的に外堀を埋められてる僕はこれからどうしたら良いですか?〜」

 これだ。

 うん、元の方が良い。

1件のコメント

  • 是非ご執筆願いたい!
    その暁には、隣で私が、「SSSランクチートスキル、『ダンボール』で無敵の人になった俺、1m四方の世界で成り上がったんだが?」
    を書かせていただきます!!
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