とりあえず終わりまで書き上げた。
カート・ヴォネガットの「猫のゆりかご」から細かく節を区切る形式だけを拝借したような作品で、節をまとめて投稿できるカクヨムの機能に心から感謝したい作品だった。
内容は人を選ぶものにはなったが、これは正しい作品だと思った。
正しい作品とは、未来ではその一部、あるいは大半が間違っている作品のことを言うのだろう。価値観は移りゆくものだから。
来年の自分が見たら、こんな結論は間違っているとぶーたれるような作品なのだ。
だが、濃密な今を残すことには成功したのかもしれない。悪くない感触だ。
もう少し語りたいのは山々だが、今日は献血を予約しているので、ここで切り上げることにする。