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スコップ成功を実績に出来るか?


 更新新着欄(右上についてるベルのアレ)は、
 フォローしている方が新作や近況報告を出したとか、自作に☆や♡、本文付きレビューが投稿されたことを示すのだが、

 自分が本文付きレビューを書いて、それを受けて人気が出るか、ほかの方も同じ作品に本文付きレビューを書く

 というのが実績になると嬉しいかもなあ、とは思った。

 今現在、カクヨム公式からも定期的に「GOODレビュアー」という触れ込みで特集はされているものの、実際「レビューの文章が魅力的だったか」を伝えているわけで、レビュー対象の作品が実際に評価されたのかまでは埒外であると見ている。

 個人的には自分の「評価・人気」云々より、他者への「貢献」が実った時の方が嬉しかったりする。
 代表的なモノで言えばスコッパーとしての活動となるわけだが、それが実ったときにも内容表示してもらえると、(特にコツコツやるタイプは)意義が出てくるのかなあとは思った。


 と書いてみたはいいのだが、実現のための課題点ははっきりと存在する。

 結局は承認欲求からの粗製濫造になるからやめてくれ、というのもあるのだが、
 何より厄介なのは、何をもって「スコップ」と見做すのかという点なのだろう。

 経験して分かったことではあるが、正直、その作品を書いた人のブランド人気も少なからず影響している(そうでなければ同じトピック、似たような文章、同時期の投稿でPV数が二極化する事態は起こさない)。

 つまり、知名度の高い作家に張り付いて、投稿直後にレビューを投稿し続けていれば、高い確率で多くの反響(PV、☆、本文付きレビュー)が得られることになってしまう。それは勿論スコップで日の目を浴びたのではなく、元々日向の下にいた以外の何物でもない。
 こうなると、スコップ応援のつもりが、二極化を更に深める結果となるだろう。本末転倒だ。

 となると、レビュー対象の作品を書いた人の「知名度」をパラメータとし、その基準以下の人の作品のみをスコップ評価対象とするという話にもなってくるが、これは遠回しに「底辺作家」を認めるみたいで後ろ暗い…… 

 モチベーション、やる気、承認欲求、実績、といったものをトリガーにすると、どうにも二極化につながる傾向があるらしい。
 本間先生の「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わんかね」という名言が思い出される……

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