後輩を教育するにあたり、十分親切に扱うよりも少しばかりラフに扱う方がお互いに気楽であるということが分かった。
話を聞く限り、窮屈さやプレッシャーを感じたり、または信用を得ていないのではと不安に思っていたようだ。
こちらの意図も踏まえて考えたが、親切と言いつつも、実際はお節介であったり、マイクロマネジメントになっていたらしい。
親切が常に良い手とは限らない。場合によっては親切を意図的に止め、相手に考えさせることも必要なのだ。
ただ、不親切になる場所は考えなくてはならない。どこもかしこも不親切では、単なる放置、不寛容でしかない。
親切、不親切。言い換えるなら、どこまで行為者が干渉するか。どこまで対象の人物に委ねるか。
教育だけでなく、小説やゲームに関しても適用できそうだ。