一縷　望

診断メーカーのお題を使った短編です。前後はご自由にご想像ください。

小説を書くとき、人は、×万文字書けた、というところで満足し、褒めてもらいたいと考えます。でも、小説を書こうとしている人にとって、当たり前のことなんです。もちろん「お疲れ様」と声を…

楽曲が生成されていく。

2023年８月21日、日間ランキング１位獲得。2024年11月6日、3万PVを獲得。長く読まれ続けるには理由があります！ カクヨムの基礎知識を交えつつカクヨムで書籍化される作品を…

『なぜ私をナオミ（よろこび）と呼ぶのですか。』 使命感の殆どは、身勝手な妄想に過ぎない。 しかし、私は彼らの開発に加担し、彼らを利用し、そして彼らを世に広めた。 作中の“ロボ…

全く読まれない学級文庫。ある日、その本棚に手を伸ばす少女が現れた。 左から右へ一冊ずつ本を読み終えていく彼女の目的とは何なのか。

大逆の罪を着せられた史官の李浩文。彼は一切申し開きをせず、ただ処罰を待っていた。 皇帝直属の特務機関である仁武司から来た青年は、浩文の犯した罪を精査するために彼の元を訪れる。特…

どこかの宇宙、どこかの時間に起こる景色を集めた、2000-4000字程度の掌編・短編集です。

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「宇宙背景放射」 天文学用語で、宇宙から等方的に入射する電磁波（光）のこと。宇宙最初の光の名残りとされる。「宇宙マイクロ波背景放射」とも呼ぶ。 「なんでもありません。神様が世…

「『書く』ことは自己の立場を明確にさせ、したがって自己をコミットすることである」 ／高坂正堯『国際政治――恐怖と希望』（中公新書、1966年） ----------------…

私は恨んでます。 ゆるさんからな（#^ω^）

ガス惑星ピラ、レベッカは島に乗り、今夜も天空へと向かう。

18歳の誕生日、魚住カジカの首にはある物が生えてしまった。 去年のNHK杯全国放送コンテストラジオドラマ部門大分県大会に応募して落選した原稿に加筆修正したモノです。

亜南極の干上がった海台。 復讐者のルビスコは、最悪の兵器を村へと向ける。

　2011年5月。三陸沿岸Z市。東京から写真収集のボランティアで訪問した僕こと山本。幸いにも津波被害を逃れた滝川家は、大広間を宿泊先としてボランティアに貸し出していた。 「み…

音楽家になりたかった。 巨魚を操作し、 荷物を運搬する仕事に就いていた深島は、 最後の業務に移る。

2020年、山口県、新南陽総合支援学校。 遠心力を操る能力者であるヴェロニカ・ヴィランコートは、 パートナーのフタヒメ・ハーレンレファーと共に、卒業試験の模試に挑む。

デナリに憧れる女性のお話

商店街で母を待つ少年の話。

浮気現場を目撃したから、彼氏のために作ったお弁当を捨てようとした。それをクラスの金髪ピアスくんに見られてしまった。 そんな話。

　学校帰りに近所の本屋の文房具コーナーに寄った中学二年生の花は、試し書き用紙にあるメモを見つける。 　そこから始まる顔も名前も知らない誰かとの文通のようなやりとり。 　言葉を…

あなたは、手紙を書いたことがあるだろうか。電車にでも乗れば、視界の一面がスマートフォンで埋め尽くされる現代。直筆で想いを伝えることは、物珍しくなってしまった。しかしそれは、大事な…

　※下ネタ注意！！　主人公、尻波与太郎（16歳）。ふざけた名前以外はごく一般的な高校二年生。クラス替え初日、何の感慨も無く開けたドアの先。一人の美少女がいた。「尻波与太郎くんです…

誰かが書いて行った、宛先無しのラブレター。

信濃の国に、一匹の鷹がいた。

我々が蓋をし必死に目を背けている本質は、底知れぬ嫌悪感を呼び覚ます。濁りきった風景を描く奇怪なる全三話。 ※ロボット工学三原則の概要は、　アイザック・アシモフ『われはロボット』…

大学生の木崎は、同じ寮に住む同級生にある話題を持ちかけられた。 阿保としか言い様のない、阿保の発想を。 しかしそれが、未だ見えざる真理の扉を開く第一歩になるなど、この時は思いもよ…

「I love you」という言葉を夏目漱石と二葉亭四迷は何と訳したでしょうか。 「I love you」なんて私は素直に言えなくて、文豪の力をお借りして先輩に告白しました。け…

フィクションのようなもの。

時代錯誤の文通趣味を持った生田空は、文通相手から会って話がしたいと持ちかけられる。タイムラグのある文通でどうにか会う日を決めると、今度は香水と一緒に『この香りを覚えて。それで俺を…

全てが嫌になった「私」は田舎のおばあちゃんの元へいく。「幸せってなんだろう」と考える私に、おばあちゃんとステンドグラスが教えてくれた大切なこと。

夕食の家族会議にて、お母さんはロボットであることが明かされた。

『みにくいアヒルの子』という童話をご存知だろうか。 仕事終わり、芸能界で活躍する高校生の葵は、めでたしめでたしの「その後」に自身を投影する。

昔むかし、空の星は天使が運んでおりました。

優しいウソと、素直さの眩しさと、ウソの狡さと、素直さの鋭さを書きました。

僕が好きになった彼女は、もう既に好きな人がいた。 どこにでもある、ありふれた失恋。この恋を、君は知らない。知る必要は無い。 彼女が幸せになったその隣に、僕がいる必要は無い。こ…

　数日前。海苔巻きせんべいという禁断の和菓子にハマってしまった相模原《さがみはら》は、海苔巻きせんべいをまるで人間のように扱っていた。それはそれはもう、狂気の沙汰ではない様子。普…

好きな子に本を借した。 「あの……」 本を借してからというもの、彼女がよそよそしい。返してもらった本を開くと…… ※下ネタ強めです。 　こんなもの書いてごめんなさい。（実…

ちらとおひとつ読んでみて下さい^_^ お気に召せば幸いで御座います！