心沢 みうら

「つがいの琉金」です。

数年前に書いたものですが、ウミガメのスープの自主企画を見てアップしておくことにしました。 オチが通じるといいんですが……

──煙草を吸うカッコいい先輩と僕。

きっと小説未満で、言葉ですらない、拙いどころではない。 AとかBとか全部取り払ってくれ。

義理の兄を脳梗塞で失ったこと、及び自分の家族についての話になります。死別について触れていますので、読むことが苦しいとお感じになられましたら、ご無理なさらずお願い申し上げます。 N…

中国唐代を舞台にした短編恋愛小説。侍中と下女が結ばれることは決して許されない。それでも私は、あの人を忘れることは出来ないから。

部員の高波晴朗による幻想短篇です。

コインロッカーで赤ん坊を拾った。だから私は―― ※かなり暗め。自殺表現などあるのでご注意を

気持ち悪い。内側からぽつぽつと、芽吹くように、えぐるように。

世界史の中間テストの試験勉強をする男子高校生2人の話。

「今年の夏は『　』に捧げる」と毎年言い張っているちょっと不思議な友達。そんな彼との暑い夏のお話。

小説を書き上げ、投稿しようとした。 その時に悲劇は起こるのだ。

タイトル通りです

カクヨム甲子園2024の応募作品を読んでは感想を書くことで創作意欲を再燃させるエッセイ

異常なほどに忘れっぽい高校生の少女は何もかも忘れてしまう。 普通に生活するための行動さえも思い出せない。 そんな彼女はある日中学の同級生と偶然再会し――――

引用文献 宮沢賢治 『新編 銀河鉄道の夜』 新潮文庫 1989年 159頁、217頁 カクヨムU-24杯参加のために加筆修正。

藤野冬佳、新高校一年生。 つまらない日常に新しい憂鬱な日々が現れるのをうんざりとしていた彼女だったが、彼女は出会ってしまう。 痛いほど鮮烈で苦しい恋の物語。 カクヨム甲子園2…

雨が嫌い。雷が嫌い。 だってそれは全て、『あの日』を思い出してしまうものだから。 だから、雨が降り、雷が鳴り止まなかったその日に。 「こんにちは。貴方を迎えに来ました」 …

音楽を例に芸術における才能についてある視点から切り取りました。

あの夏、確かにゼロはイチになった。

サカナクションの『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』という曲がこの短編のベースとなっています。今まで、創作をしたい、したいと思っていましたが、今回このコンテストのために初めて一…

同性以外愛せない自分。 首を絞める美しい記憶も、なにもかもがラムネ色だった。

十八歳の澪は体格が小さく、体が弱い。同じ年の雅人はそんな澪をいつも心配し、行動をともにしようとする。 ある日、海岸に遊びに来た二人は激しい夕立に遭い、リゾートホテルに宿泊すること…

──冷蔵庫には私と貴方の夏が仕舞ってあります。

バカバカしく面白いものを書こうと思ったのに、まず面白さが消え、何故かバカバカしさまで消えてしまいました。あとに残った、これはなんだ……？　空虚か、否か。 おそらくラブストーリーで…

人類史上あらゆる地域のあらゆる民族が宇宙に神秘を見いだした。絶え間ない観測機器の進歩の末に、人類はついに宇宙の果てまで観測可能な超超巨大望遠鏡を開発したのだが、そこに映し出された…

昼食後、打ち合わせ前の隙間時間の妄想です

カチリ。ポータブルラジオのスイッチを入れると、大好きだった姉の声が聞こえてきた。 妬ましかった言葉。憧れていた言葉。彼女の言葉が届けてくれたものに気がついたとき、わたしはまた、こ…

雨

取り返しのつかない過ちを犯した俺は、藁にも縋るつもりで砂風呂おじさんの所へ向かう。 砂風呂おじさん。実家近くの海水浴場の砂浜に、夏場、いつも埋まっているおじさん。 その明らかに異…

大学生の流奈は、あることが原因で別れた高校時代の友人、七瀬と再会する。血縁も恋愛感情もなくても、家族より家族な2人の話。

耐えきれなかった少女の話。初投稿です

明日へ向かって走り出せ、私たち。

クロノヒョウ様主催の自主企画『第59回「2000文字以内でお題に挑戦！」』参加作品です。 私を悩ます不穏なメロディーは、他の人には聴こえなかった。

自主企画「村上春樹ものまね大会」用作品。ビートルズ『ノルウェーの森』の歌詞を村上春樹『ノルウェイの森』風にパロディ。

第一回　さいかわ葉月賞　テーマは「夏」 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093082082662779 ※結果発表をここで行いますので、…

──1999年7の月。僕は大人になる前に死んでしまう。

貴方の声に、瞳に、髪に、月光のような優しさに縋っていました。

自分のやりたいことがわからない、白紙の進路希望調査が嫌いな白羽未来の苦しみとそれを克服した物語

「花火、やらない？」 　そう彼に声を掛けたのは、瓶に閉じ込められた何時かの線香花火があまりにも憐れだったからかもしれない。

　 鬱になったわたしはバスタブに沈んでいく。 バスタブの中にはクジラがいて、クジラの中にはもう一人のわたしがいた。 これはわたしが「生きる」までの物語。

こはるさんのアサガオ的な。 ※いろんな犯罪の描写がありますが、犯罪を推奨するものではありません。 ※いろんなものは全部フィクションです。実在のものは関係ありません。 この作品…

元々31話完結でしたが、追加の仕儀とあいなりました。夏の終わりを謳ってたので、これもまた定めなのか。 一日一話、一話完結！（例外あり） 八月いっぱい、またよろしくお願いします！ …

第二回短歌・俳句コンテスト　短歌二十首連作部門 単細胞動物ゾウリムシのうた。 ゾウリムシになりたい私の叫びをここに……。（？） ゾウリムシって、茶色なんだね。（プチ情報）

同性が好きだなんて、誰にも言えなかったけれど。 メールで誤爆して親友に自分が同性愛者だとバレてしまったこの機会に、初恋やかつての恋愛を振り返って、記憶を整理しようと思ったのです。

傾向と対策に、たいした意味はありません。 募集要項をよく読み、求められているものを確認し、書きたいものを思うがまま書いてください。 あなたに最高の喝采が訪れますように。

別宅と呼んでいた友達の家で、夜通し遊んでいた際の、ほんの一コマ。