「鳥人 シリアス」を含む小説

王宮を揺るがしたのは、奴隷のたった一言だった。 何に跪き、どの未来を選択するか。 選ぶ余地もないほどに斜陽の兆しを見せるカプラ王国に『戦利品』として連れてこられたのは、空を飛ぶ…

やまあいの村で捨てられた人間族の赤子がいた。 犬人族の夫婦が赤子をひろい「アトボロス」と名づける。 十五歳になった人間の子は、村の守兵となるため訓練兵となった。その初日、獰猛な獣…

魔塵(まじん)族と呼ばれる、最凶種族が存在する世界で魔塵族であるアスベル、ローラン、エルマの三人は自分達の父である魔王の領域から自由を求めて脱走するが主にアスベルの食費やらで金が…

仲間を殺された勇者クレイ・ヨルムンガンドと時々使えない魔王バルゴネス・ヘルヘイム・グリモアロードは魔王城での最終決戦の際に異世界へと飛ばされてしまう。 異世界へと飛ばされた挙げ句…

神々が見捨てた世界の中で神獣を奉じ滅ぼされた国が、かつて大陸の辺境に在った。それから約十年、生き残った民と神狩りの者たちは今も争いを続けている。 神獣の民の生き残りである鳥人の…