「踊り場」を含む小説

夕暮れ近づく校舎の階段の踊り場。 卒業式の日に、私はあなたからの卒業を決めた。 振り返らないでね、あなたも私も。

非常階段を登り切った先、その踊り場で僕と先輩は時たま煙草を吸う。そんな不良めいた僕らの話。

三学期という中途半端な時期に転校してきた僕は、クラスでいじめられるようなこともなく、平穏無事に学園生活を送っていた。 ある日のこと、宿題を置いてきたことに気づいた僕は放課後の学校…

なんの意図もなく、自分を空中に置き去りにした主人公。 その日から、背後に誰かの気配を感じるようになる。そこにいるのは、あなた？わたし？

昼休み。 屋上への階段の踊り場で、私は有紀と佳織に昨日のことをたずねた。 ふたりの恋は、順調にスタートしているらしい。 　 　 「安藤さんと遠藤君」⑦

側溝のように、奇妙なものは日常のわきに寄り添っています。 気付かないだけであなたの周りにもそういったものがあるのかもしれません。 今回の舞台は地下鉄へと向かう階段。誰もがぼんやり…

どこにでもある怖くないひたひた系ホラーです。

　地味で教室の端っこで読書をしているのが常の典型的陰キャ——湯崎衣織。 　衣織は、ある日偶然立ち寄った屋上へ続く階段の踊り場で、学内カースト上位の陽キャ美少女——白鷺那智が泣いて…

昼休みの屋上前の階段踊り場は唯と双葉だけの秘密の場所。 双葉が絡み、唯はあしらう。違うようで少し似てる2人の恋模様

主人公：雪白　夕 運悪くジャンケンに負けてから始まった不幸なのか？ 学際の催しで、負けたグループは男女お互いの制服を交換しダンスを披露することとなった。 仕方なく、セーラー服…

文化祭のさなか、男子生徒、水向晴（みずむかい・はる）の墜死体が発見される。 落下したと思われる階段の踊り場には青い液体が残されていた。 彼は何故死んだのか。 真相を探るため、…

【あらすじ】　※第二章からは不定期更新です。スミマセン。 　「どうして……どうしてあたしは……」 　階段の踊り場に近づくと、涙のように滴る雫のような小さな声で呟いていた。 　耳を…

ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ…… 校舎の屋上へ至る階段の踊り場で、クラスメイトの土屋蝶美と府阿久悠が濃厚なキスをしているのを見掛けてしまったのは偶然のことだった。 何なんだ？　何なん…

　高校生の松本幸太(まつもと こうた)は、不思議な話を耳にする。 「7月7日午後7時16分に、2階の踊り場にある大鏡の前で5人以上が一斉に、「招待してください」と言うと、不思議な…

学級委員長の石渡葵は、真面目過ぎる自分にコンプレックスを抱えていた。 ある日、クラスで断トツのイケメン、小倉大空に日直をサボったことを注意すると、女子達からコソコソと悪口を言わ…

人との関わりが苦手で、昼休みはいつも教室を抜け出して昼寝をしているキリ 社交的なクラスの人気者だけども、そんなキリをつい目で追ってしまうカエデ 午後０時45分、屋上に出る手前の…

「私の奴隷になりなさい」 「待って……」 「うちの高校って、生徒手帳がないと色々不便だよね。たとえば登校できなかったりとか」 「そんな校則知らない！」 「生徒会長の権限で明日から…

高校生の中江硝子は、ある日突然出席で名前を呼ばれなかった。 窓の反射を見ると硝子だけが映っていない‼︎ 　状況が掴めず自分がどのような姿か、確認するため踊り場の鏡まで走り出した。…

受かると思っていた高校に落ちた。街を彷徨い、一人階段の踊り場に居た私は、奇妙な少女と出会う。 「その命を少し分けてはいただけないでしょうか」 そんな言葉から始まる、ガールミー…