「自己意識」を含む小説

全160話（エピローグ含む）、完結済み。 7年前の深い罪の重さに押し潰されそうになりながらも辛うじて抜け殻のように生きている裕樹（ひろき）は、岩手県盛岡市の北にある引退競走馬の牧…

自己意識を持つロボットを動かしてみたいです。

『苺と賢治』は、自分の特技を見つけ、それを通じて周囲からの評価を変えていく少年、賢治の物語です。多くのことに苦手意識を持つ賢治ですが、ショートケーキに完璧にいちごを乗せるという一…

「遥斗くん、私たちの存在が普通の人たちのそれとどう異なるのか、あなたはどう考えますか？」 　遥斗は一瞬目を細め、じっくりと考えた後、ゆっくりと答えを紡ぐ。 「理絵、僕たちは自己…

今は２０５５年。ちょっとした近未来から、お話さして貰います。丸井言います。大手と言われる同人誌サークル「雪待草」のマネージャーやらして貰っています。 ３０年ほど前の皆さんはバーチ…

「俺はこんなもんじゃない」ワンルームの部屋で裕介は1人呟いた。 「まだ37歳。人生はこれからだ。」 そう自分を奮い立たせてきたが、最近はネガティブな感情になることも増えてきた。…

「私」はどこにでも存在している。 自分にも「私」はいるし、他人の中にも「私」がいる。 両足をついているアスファルトにも「私」があるかもしれない。 きっとそれはどこに在っても良くて…

果てしなく青い水面の広がる世界、仮の肉体と機械仕掛けの意識で構成された友人に会いにいく。 どこまでが彼女で、どこからが機械による模倣なのか。生と死のあわいを漂う短いお話。

ジャンク屋、アルトの元へ、無記名のホロレターは届けられた。そこから始まる全ては偶然か必然か。 相容れぬ歯車が回り出す。 ２００８年完結

ビダイに身を投じ、肥大化する自己意識や自己顕示欲をファンタスティックに描いています。