「短編っていいね。」を含む小説

父の急逝を機に、十年ぶりに戻った地元で、洋菓子店を継ぐ決意をした蒼太。だが、町の風当たりは冷たかった。誤解と偏見、そして競合店の登場——迷いの末に下した決断が、町に静かなざわめき…

姫乃結月には弟が四人いる。 一番下の弟はなんと14歳も離れていて、いまはワガママの絶頂期。 そんな小憎らしくもかわいい弟の、どうしてもハンバーグが食べたいの！！という願いを叶える…

shi_sui本人がみた、ただの夢の話。 オチはなく、眠気を誘うだけやもしれません。 今宵も何卒いい夢を。。。

短編っていいですよね。サクッと読めて。 私星新一とか大好きなんです。 なので私も長い小説の箸休めに、短編を書いてみることにしました。 思いつけばその日のうちにいっぱい出るし、思い…

仲間や友を喪った女騎士のお話。

　――池袋駅構内 　少女、比島（ひじま）サナカはひとりぼっち（？）の世界で目を覚ます 　世界を浸食している黒い粘着性の液体と、その形を変えて襲い掛かってくる黒い『そいつ』 　サ…

それは同棲中の彼氏と喧嘩をした翌日のこと。 元カノにもらったイヤホンを私が捨てたと思っているらしい。 イヤホンを買ってくるために、私はお金もないのに家電量販店へいく。 買えないけ…

日常の中に響いた、不思議な声。 それは「世界の終わり」を告げるカウントダウンの始まりだった。

　正しいことをしているはずなのに、それが多くの人の邪魔になっている 　ルールを守っているはずなのに、非難されるのは、守っている側だ 　だったら、ルールなんて守らない 　違反した…

『いいね』が値上がりし続ける現代日本。サラリーマン若林は、趣味でネットに投稿した漫画がバズって大量の『いいね』を獲得する。調子に乗って仕事を辞める若林だったが、ある日『いいね』強…

マッチングアプリ「AI:sachi」 それが、政府の打ち出した少子化対策への最終秘密兵器であった。成婚率99.98%を誇るこのアプリは人々の生活にすぐに浸透していく。 これはその…

「選ばなくていい風に、名前は要らない。」 この物語は、誰かのためじゃなく、“風になりたかった”私たちが生んだ詩です。 記憶のない男、「感じたい」を探す子、「忘れていい」を問いな…

お題：『アクセサリ』『クリスマス』『アルバム』

深夜23時。スマートフォンに届いた白いワンピースの女性の投稿。不自然に歪む影に、思わず「いいね」を押してしまった瞬間から、すべては始まった。 OLの佐藤美咲は、徐々に自分の存在…

※過去、短編集の先頭になっていたタイトル作品です ―――― 　ハタミチ・ニトロは若きコメディアンだ。 　彼はひとつの失言でエンタメ業界から追放されかけている……国民の意思で、だ。…

缶コーヒー1本分の、ちょっとしたお話集。1話完結。

ああ、ツンデレ。甘美なる、葛藤。 今は過去となった属性に栄光あれ カクコン１０　短編創作フェス　お題『雪』