「琵琶法師」を含む小説

娯楽が少ない鎌倉時代ーーー人々は琵琶法師が語るストーリーに日々楽しみを見出していた。語り始めれば、すぐさま人だかりができた尾奈良空斎（おならくーさい）は、ある日突然現れた他の琵琶…

昔々、芳一という目の見えない童がいた。芳一は身寄りがなかったので、阿弥陀寺の和尚が引き取り、和尚は芳一を琵琶法師にしようとしていた。 ※以前書いたお話ですが、文字制限があって最後…

　武士たちが『魂結び』によって『神神』を操縦し戦っている平安時代。源氏側は平家側の隠匿している安徳天皇および『第四の神器』を奪おうとしている。斯様なる状況で壇ノ浦の戦いにおよび平…

昔々、芳一という目の見えない童がいた。芳一は身寄りがなかったので、阿弥陀寺の和尚さんが引き取り、琵琶法師にしようとしていたが…… と言う話を書こうと思っていたら、うちのにゃんこが…

タイトルのまま

ある日、周の住む寺に琵琶法師がやってきた。 この琵琶法師、酒を飲むわ肉も食べるわ賭け事もするわ、そのうえ奏でる音楽はめちゃくちゃで…… 周の人生を揺るがす事件が、今始まる。

小泉八雲先生の名著『耳なし芳一』。 その後、両耳に経文を書き忘れた納所の仕打ちに、琵琶を弾かなくなった耳なし様でしたが、亡くなった住持の声に再び弾じ語り始めましたところ、いくつも…

　盲目の琵琶法師の少女、咲はある屋敷に招かれて琵琶を引くことに。だが屋敷の主人は悪霊に憑かれた者だった。目が見えない身ながらも、霊を祓うことが生業の少女は立ち向かっていく。