「曲がり角 青春」を含む小説

「遅刻遅刻ー！」 トーストをかじりながら私は疾走する。 しかし勢いそのままに曲がり角に差し掛かった瞬間、とてつもない衝撃が頭に走る。 それでも私は疾走を止めなかったが……。

朝、走って曲がり角に入ると…、昼休みボール遊びしている生徒たちの横を通ると…などなど、どこかで見たことある展開で転校生や幼馴染たちと繰り広げる恋愛や友情のお話です。 ベタな展開が…

　幼い頃に両親を亡くし、祖父に育てられた龍宮誠一。しかし、そんな祖父も高校二年になると同時に他界してしまう。誠一は祖父の最後の言葉である『運命の女性を探しなさい』という遺言を遂行…

「遅刻遅刻！」 　彼女は寝坊をしたためパンを咥えて通学路を走り、曲がり角でぶつかった転校生と最悪の出会いを果たし、壁ドンや床ドンやお姫様抱っこを経て彼と義兄妹になる― 　そんなラ…

　代り映えの無い日常は、選択次第で大きく変わってゆく。 　高校2年の始業式の日。急いでいた俺、脇谷九郎は同級生である超絶イケメン主人公、酒神公太と曲がり角で激突した。 …

食パンを咥えた女子高生が曲がり角でイケメンと衝突する、よくあるお話です

【第10回角川つばさ文庫小説賞応募作品】 木春菊幸子（もくしゅんぎくさちこ）（通称：サッチー）は小学６年生。京都の私立洛和小学校に通う普通の女の子。 ある朝、通学途中の曲がり角で…

ある春の日のお昼休み。高校の廊下の曲がり角にて、桜羽アザミは待ち焦がれていた運命の出会いを果たす。 ――ゴリラとね。 笑顔になりたいあなたに捧ぐ、ラブコメるようでラブコメない青…

「いっけな〜い、遅刻、遅刻〜！」 桜田乙女は少女漫画に憧れる痛い女の子。 彼女は大好きな理久先輩と曲がり角でぶつかろうと食パンを咥えてダッシュする。

　皆さんも、一度は見たことはあるであろう、『角を曲がって、恋の始まり』。 あれって、実際に起こるもんなんですか？ まず、朝急いでいても、食パンくわえますかね？

前後100文字ずつの200字小説(ショートショート)です。 ラブコメでよくある、『曲がり角から飛び出す、パンを咥えた少女との激突』 前半はそれを思い浮かべながら読んでください。

角川ビーンズ文庫　2017年9月1日発売！ 著：藤並みなと イラスト：葉月めぐみ 定価：本体580円＋税 ISBNコード：978-4-04-106040-7 高一の相原ゆずは…