「幻の島」を含む小説

【第三章・第二部　開幕！】 　東国に位置するスニェークノーチ国は、一年中季節が冬の寒い雪国として知られている。 　三百年ほど前までは『春』という季節も存在していたのだが、現在ま…

平安時代。四国。 父親に借金のカタとして売られた娘、凪は、のちの世に日本最強の水軍として名を馳せる村上海賊の原点・村上涼二率いる村上家の海賊らと出会う。 東の覇者、平将門。 西…

　ある日、冒険者ギルドに『幻の色の鳥を求める』と言う依頼が掲示される。報酬も高額で難易度もＳ。ただし、見つけたと言う情報だけでも報酬が発生するために、多くの冒険者達がこの依頼に群…

小さな農村が他国の軍隊に襲われ、男は労働力に、女は軍兵たちの慰み者として捕らえられ、老人や子供は皆殺しにされた。主人公エンジュは、１２歳という微妙な年齢だったが、労働力に使えると…

母の故郷へ祖父の葬儀に向かう主人公、誠。記憶のない二十年前の出来事の真相を彼は知ることになる。

数年に一度、広い海のどこかに現れる島があり、そこには宝が秘められているという。これは幻の島を追う少年少女の物語。

　夢乃風夏は夢を見た。真っ暗な闇の中で声が響き渡る。『たくさんの人と接し、たくさんの人を助けよ。さすれば、真実の道が開くだろう』。夏休みになり、学校で肝試しをしてみたり友だちと遊…

出だしは桐野夏生の「魂萌え」にヒントを得ました。夫を妻に変えて、ストーリーを作って見ました。

その昔、高度な文明を築き上げ、ある日忽然とその姿を消した島があった。 四方を海に囲まれた絶海の孤島で、自然の他あらゆる物事が独自の進化を遂げた神秘の島だったという。 その名は、バ…