「完結済 短編連作」を含む小説

そこは、雲の上。 退屈な空国で暮らす青年ウィーケは、変わらぬ毎日に飽き飽きしていた。 そこへ現れる、自由奔放な男・ウォルス。 「俺と暇つぶし、しねえ？」 二人の“暇つぶし”が…

とある地方都市に隣接する無人の村には「雨森（あまもり）」と呼ばれる森があった。 この森は『神隠しの森』とも呼ばれ、森に立ち入った者は皆、忽然と姿を消してしまうと言われていた。 …

推し活こそが生きがいだった彼女。 目を覚ますと、そこは異世界の貴族屋敷だった。 推す側から、推される側へ。 トイレを革新し、王国を清め──そして汚す。 一人の推し活女子の転生日…

　母親に置いて行かれた卵のピヨは、生まれることもできず世界を怖がりながら巣の中に留まっていた。 　そんな時、ミステリアスな同じ卵が転がって現れる。 　美しくなる泉を求めて旅をする…

小説を投稿するたびに、ワイは死ぬ。 読まれなかったら即爆死。 誰にも気づかれずに終わった投稿は、静かに消えていく。 ……そんな中で、ワイは“草（1）”を求めて生きてる。 ジャ…

目が覚めると二人の少女は百合好きの欲望によってつくられた異空間にいた。 その名も「〇〇しないと出れない部屋」だ。 【第一部】 望とアズサ　ゆるふわ可愛い系女子×真面目で賢い美人…

両親の海外出張により、知人の家で居候をすることになった少女・アスター。 翻訳家であり、アスターが「おじさま」と呼び慕うローリエと共に、穏やかな日常が紡がれていく。 ------…

1997年、夢を追い続けた男が、折れかけた心を抱えて帰郷する。 もう一度空を目指す勇気と、すべてを飛びきったあとの静かな誇り。 スキージャンプ選手の再起の物語。 私の短編連作小…

災害と戦争により崩壊した世界を救ったのは災害用救護ロボット。 彼らは人類に再び同じ滅びの道を歩ませないために、人類の思想を統一することにした。 人間が自分の思想を発信することを禁…

完結！ 春の陽気が気を散らし、夏の暑さが思考を妨げ、秋の景色が心を奪い、冬の雪がやる気を削ぐ。 うまい飯とうまい酒。 小さな幸せと大きな悲しみ。 毎日なんだかんだあるものだ。 …

人工知能の反乱により人類の文明が崩壊しつつある、そんな世界を描いた連作短編です。 内容的には終わっていませんが、打ち切りということで完結済にしました。つまりエターです。

『カクヨム3周年記念選手権』用に書いたKAC作だけで10本。どうしても場所をとってしまうので、KAC1のフクロウじいちゃんの話に加えるかたちですべて集めました。連作になっています…