「大衆文学 ミステリー」を含む小説

弟が不思議な絵を描いた。その絵はどこかが可笑しかった。思わず背筋がゾクっとするかもしれない短編。

あるところに博士がいました。彼はやろうと思ったことと逆のことをやってしまいます。そんな博士が成功しました。しかしその成功は成功と呼べるのでしょうか。 結構短い短編です。

奈良県の僻地に根を張った、人口に膾炙する噂。 夜になると『カワタレ線』という名の電車が現れて、過去へ憂慮のある人間を飲み込んでは『マヤカシ』と呼ばれる幻覚を見せ、彼らの魂を食らっ…

｢環境のため｣を第一に考えてきた大学生に何か起こるのか。はたまた、起こしたのか。

　祖父の蔵から運の針と呼ばれる不思議な針を見つけた礼二。その針は一刺しすればその者の運を吸い上げ、次に刺す者へそれを流す魔法の針だという。遺された日記を頼りに針を使いこなしていく…

度重なる不幸に失望し、自殺願望を持った主人公。様々な方法で自殺を試みるが失敗に終わる日々。しかし黒猫を助け事故に遭ってしまう。そして死後の世界で主人公を待ちうけていたのは……!?…

　新宿三丁目。都会の騒然とした街の路地裏に、ある一つの死体が発見される。 　 　それは、目を取られ、鼻と唇をそがれ、歯を抜かれ腕をもがれ、胸部に穴を開けられた女性の死体だった。 …