「凍える」を含む小説

＊書籍版は新キャラ・新シーンを大幅に追加、一部展開変更しております。web版の5話あたりから変更点が多くなりますので、ご留意ください。 「エリーゼ、君との婚約を破棄する。僕は君…

なろうジャンル別月間2位獲得。 俺――山村明人は、四畳半の部屋で凍えるようにして死んでしまった。だが、再び目を覚ますと俺は小学生になっていて、死んでしまったはずの義両親が目の前に…

「お題で執筆!! 短編創作フェス」に参加しています。　　主人公の女性は〈末端冷え性〉で、特につま先が冷たくなることに、悩んでいます。　　それを可愛そうに思った〈夫〉が、優しく丁寧…

「役立たずの『日光浴』スキル持ちなど、我が極寒の王国には不要だ！」 万年雪に閉ざされた北の軍事国家。 そこで兵站係をしていた少年・カイは、寒さに震えるだけの無能と罵られ、国外追放…

「拾ってくれたお礼は、たっぷり身体で返すよ」 凍える雪の夜、カフェ店長の俺が出会ったのは、魔性の笑顔を持つ年下の青年・ソラ。 迷い猫のように転がり込んできた彼との同居生活は、…

1967年、アレリア合衆国とその他6カ国はアゾフ連邦へ侵攻を開始、対応が遅れたアゾフは国境から125キロも後退。 1970年にアゾフ連邦は空軍戦力を用いて押し返すことを決定し戦…

王とシャルロッテの婚儀が滞りなく済んだ後、開口一番に王は言った。 『あなたを愛することはない。わたしには愛する人がいる、すまない』　 王にはすでに愛するひとがいた。政略結婚で…

散文の詩を書きます。 短いです。冬をテーマにして書きました。

面白そうなイベントでしたので参加失礼。 　凍える夜と書いて「凍夜」。 　さて、ここに辿り着いた皆さんはどんな印象を受けたでしょう。 　これより先、物理的被害、精神的被害があり…

見つけてもらった“わたし” そして、見つけてくれたそのやさしさに もう一度「ありがとう」を伝えるための―― 小さな祈りのような、冬の詩。 時を越えても灯り続ける言葉。

処女作です。 凍えるような日の帰り道、落ちているキーホルダーを見つけた女子高生二人。 キーホルダーが二人の想いを語る、10分で読める短編百合です。

王立宮殿の華やかな舞踏会で、 完璧な令嬢クラリッサは一瞬にして“罪人”と烙印を押された。 第一王子アルトリウスの婚約者でありながら、 聖女マリアを階段から突き落とした濡れ衣を着…

宮川は、アンドロイド依存症の患者専門のカウンセラー。 壊れたアンドロイドを「遺体」と呼び、エンジニアを「医者」と呼ぶ患者たち。 人間と機械の境界を見失った人々を諭し、ときに宥め、…

築35年の超高層ビル、老朽化と人手不足の闇。 エレベーター点検員の工藤アオイは、夢を諦めた残骸。彼を支えるのは、一途な愛を捧げる補助のマキだけだった。 全面ガラス張りの展望エレ…

俺は、反社な組織のフロント企業で社長をしている。名前を天利　狩人〈あまり　かりと〉４５歳。 俺が死ぬきっかけは別組織の仕手戦と知らずに逆張りをしてしまった事が発端だった。 会社…

「富は悪だ。成功とは、俺たちの世代から奪った世界への不条理な服従の証だ」 2006年。ボカロ曲とケータイ小説で一世を風靡した伝説の匿名作者「Anonymous」。その正体、高田…

誰かの幸せを願いながら、その幸せに自分がいない現実を受け入れるひとりの心の祈り。 凍えるような孤独の底で、それでもなお「美しくありたい」と願う愛のかたちを描く。 静謐で儚い恋の物…

高校生の夏野大河（なつの・たいか）は帰宅途中、少女を助けた。襲ってきたのは白い巨大な犬！　気付くとそこは見知らぬ街だった。東京のはずなのに大河の家はなく、人々は氷河期のオオカミに…