「カクヨム４周年おめでとうございます」を含む小説

火山灰が降り注ぐ、〈灰の町〉に突然魔女がやってきた。 「こんな醜い町、滅んでしまえばいいわ」 美しいものを愛する魔女は、灰だらけでくすんだ醜い町と、すすで汚れた町の人を見て微笑ん…

死に場所を探していたアランは、死にかけの老人から〈希望の種〉を託される。 それは、魔王の瘴気に侵された国を、人々を救うことができる花の種。 その種を育てるには、条件が三つある。 …

異世界のスティルド王国に救世主として召喚されたユナは、役割を終えて元の世界（日本）に帰っていた。 しかし、どういう訳か世界が平和になったにも関わらず、共に旅をしていた王子ハンスが…

高校二年生の私は、不登校。 親友の絵美子は、私とは違って、友達が多くて明るい性格。 私は、みんなの人気者が親友であることが誇らしかった。 しかしある日、そんな二人の関係に亀裂が…

聖女の証である白髪を持つ少女エイマは、幼い頃に神殿に連れられた。 そうして、四年に一度、聖女の儀式で天使より神の力を与えられる。 はじめて出会った時から、エイマは美しい天使に心…

物事にはちゃーんとルールが決まっています。 え？どうして？何で？いまがチャンスじゃん？ そう思ったとしても、勝手なことをしてはいけません。 最初っから終わりまで、ちゃーんとル…

【カクヨム３周年記念選手権／４日目『紙とペンと○○』参加作品】 かつて僕は、いや人類の多くは肉体を棄てた。 そして電子の海のなかで楽園を謳歌した。 僕らは多くを得た。そして…

俺は毎日『彼女』のために絵を描く。 描いて、と言われるものをただひたすら。 いつか透明になる『彼女』のために。 紙とペンと、君といるこの時間がいとおしくて、切ない。