「和風あやかし 和風ファンタジー」を含む小説

幽霊は、いまを生きる人達との間に境界がある。 死者が生者に手を出すことはできない。 でも、気付かないだけで僕達はすぐそこに、君のそばにいるよ。 さあ、さがしてごらん。僕達はいつも…

神社に祀られてる神様である「おきつね様」は夏の終わりに自分の神社の近くで行われる「残夏祭」が嫌いだった。 それは、彼にとって何十年、何百年経っても忘れることが出来ない日々と、…

春の夕暮れ、ふと立ち寄った古びた神社。 神楽こよりは、そこで【封じの鈴】に触れ、異世界「ゆらぎの杜」へと導かれる。 そこは、願いの力がかたちを持つ世界。 人の心のすきまから生ま…

※『最強に尊い！「推しメン」原案小説コンテスト』にて中間選考、 『第9回 角川文庫キャラクター小説大賞』にて一次選考まで残して頂きました。ありがとうございました。 受賞は逃してし…

九尾の巫女らに敗れ、心臓を貫かれた死霊術師・骨堂冥翁。彼は霊体となり追跡を逃れ、時空の歪む幻の集落「哭沢村」へ辿り着く。そこは地底の「底鳴りの主」が支配し、巫女・幽月雫音と番人・…

　これは《白木の者》である鏡月（きょうげつ）が《もののけ堂》の用心棒の後を継ぐまでの物語。 　幼少期、《白木の者》と呼ばれる特異体質だった幼子は、その力に引き寄せられてやって来る…

　式神使いの少女と、主が大好きすぎる式神との主従関係の裏にある壮絶な物語――。 　地獄ノ門から放たれた異貌鬼たちの殲滅を目的として組織された『式勠巫覡』 　式神使いたちの苦悩…

職を転々とするフリーターの藤宮あかねは、ある日、旅行で訪れた有馬温泉で、あやかし旅館「縁の坊」で大旦那を務める金狐の時景と出会う。自分が作ったスコーンをたいそう気に入った時景から…

東洋の島国、サクルメ。山岳地帯シナンドウの中の小さな町、トウレンジ。 そこにはトウレンジの関所に構えられた四つの門を守る先手組と呼ばれる国家直轄の組織がある。 西門隊所属の桜井春…

世は現代、人外が人間と共に歩む世界。人外大国日本。 人外と人間が共に学ぶ天明学園の高校１年人外科、朧月志乃は幼い頃から夢を見ていた。それは自分ではない誰かの記憶。でも志乃には大切…

死を迎えた者と選ばれし者だけが辿り着く異界、幽世（かくりよ）。 冴え渡る月の下、選ばれた者だけが渡るその地で、ひとりの女性が過去と向き合う。 「私は、ここで生きていた——？」…

そばにいた人がいなくなった時、その大事さに気が付いた。彼にもう一度会うために、隠世を目指す。 天野翠雨（あまの　すいう） 　民話や伝承を研究する研究室に在籍。大学生。香月の後輩…

落ちこぼれ狐の水園小夜に舞い込んだ縁談の知らせ。 相手は何故か天狐の一族の当主、七条時雨だった。 破談覚悟で会いに行く小夜を待っていたのは──。 ｢君となら良い夫婦になれると思う…

【和風 × 妖怪のダークファンタジー】 　妖怪たち生きる世界に、一人の少年が迷い込んだ。 　見た事もない異形の蔓延る世界だったが、両親の顔を知らず、友人もいない少年にとって、そ…

【謝罪】 あくまで、ブラッシュアップ後との比較用に残します。 次の投稿は、ぶっちゃけないです。 *** 「普通の高校生から、妖魔退治へ――運命が変わる瞬間！」 平凡な高校生…

機関と呼ばれる場所の職員、亡月帝23歳はある日突然上司に宣告される。 ”過去に向かって一人の幼女を連れてきて欲しい”と。 そうそれは、所謂、タイムスリップｙと呼ばれるものであ…

信州、飯山藩に人質として送られた堀田珠緒は、政略のためとはいえ、自ら望んで藩に身を差し出した。 だが待っていたのは、祠に捧げられる“人身御供”という裏切りだった。 祠に運ばれた…

彼女の好きな人は、着物が似合う彼でした。 彼女は成長するのに、彼は姿が変わりません。 出逢ったのは、近所の神社でした。

【第一部完結＆第二部構想中！！】 　――『魂魔（こんま）』大国、日本。古の時代より我が国は妖魔なる化物の脅威に脅かされていた。そんな妖魔を神なる力を以て、討伐を使命とした巫…

あやかしが住む隠世（かくりよ）、人間が住む現世（うつしよ）。 北の大地には、それらがごちゃ混ぜの狭間の世界があるという。 人間の磯野三海が出会ったのは、隠世あやかしの雪鬼。 彼…